
近年、艦船・駐屯地見学にハマりつつあるかわねこです。
もともと好きな方でしたが、一昨年の第五旅団駐屯地祭、そして艦船は、昨年の護衛艦「いせ」と多用途支援艦「すおう」の見学がきっかけでした。
実は今月はじめにも、上富良野駐屯地祭を見に行っているのですが、その後に仕事が立て込んだりで、すっかりブログを書く余裕がなくなってしまいました。なので、本来時系列的にはそっちの話を書くべきですが、いまさらなので流します。気が向いたら書くかも。(←ダメぢゃん
そんなわけで、今年も一般公開の予定をしっかりチェックするようになりまして、その中でおお、と思ったのが、留萌港で護衛艦「あさぎり」が一般公開されるとの情報。
「あさぎり」は、あさぎり型護衛艦の一番艦で、ヘリ運用可能のほかに、アスロックやシースパローにハープーン、短魚雷など兵装も多いのが特徴。昭和最後の1988年(昭和63年)に建造されたので、艦齢実に37年、一度は老朽化で練習艦に変更になった後、再度護衛艦に戻ったという、ちょっと変わった艦歴を持っています。
いずれにせよ、艦齢が艦齢なので、所属の舞鶴から北海道まで航海して一般公開されるのは、これが最後であろうと思われたので、見に行くことにしたのです。
てなことで、昨年同様、今回も友人の民宿で前泊し、自家製野菜たっぷりの美味い夕食をいただきました。
まだシーズンが始まったばかりとあって、今回は貸切状態だったので、友人夫妻とあれやこれや懐かしい、そしていかに自らが歳を取ったのか、の話題で盛り上がったのでした。(笑
翌日、実は今回海自の他に、陸自の留萌駐屯地も基地祭を行っていたのです。ならばこちらも見ずにはおれません。「あさぎり」の公開は午後から参加予定ですが、少し早めの9時過ぎには宿を出発して、午前中は駐屯地をじっくり…などとも思っていたのですが、居心地が良すぎる宿故に、案の定、朝食後のコーヒーなぞいただいて、ゆっくりしていたらもう11時。さすがに腰を上げたのです。
まあでも、ちょこっと駐屯地を見られればいいか、くらいの感じだったので、のんびり走って昼前に到着。
国道沿いに位置しているので、いつも横目で見て存在は知っていましたが、入るのは初めて。
ここは基地内の売店も開放されていて、迷彩柄満載の陸自グッズ(他にブルーインパルスグッズも売られていました)の販売があるので、買いに行ってみると、やっぱりみん友さんと合流できました。考えることは同じです。(笑
前回の上富良野駐屯地の売店より、基地の規模が大きいせいなのか、品数が多く目移りしてしまいます。
中でもゴアテックスの迷彩レインウェアが、モンベルのよりも安い、特価で売られていたので、ちょっと心惹かれました。
かわねこの場合、夏のラリー観戦時に着用することが多いため、迷彩のレインウェアは現地でウケそうだけど「保温性良し」のポップに、これは暑そうだとぐっとこらえました。(笑
てなことで、これも特価品だったナイフケースと、空母のミニチュアを購入。
これ、実は鉛筆削りで、パッケージと、展示されていた他のモデルはカッパー色だったので、これなら渋くていいなと購入したら、中身はなんと銀色でした。よく確認しないで買ったのがまずかったけど、まあいいや。
人出も多く見込まれていたのでしょう、キッチンカーもかなりの出店数でしたので、お昼ごはんに塩ラーメンをチョイス。ラーメン屋さんの一品だけに、んまかったです。^^
隊員さんのご家族はもちろん、この日は地元のお祭りもあったようで、浴衣姿の子どもも見受けられて、地域のお祭りになっているのだなと実感したのでした。
帰りがけ、正門近くの施設に「資料館」とあったので、ちょっと覗いてみました。
すると、驚いたことにノモンハン事件の資料が展示されています。
中でもこれは、陣地に落ちた、ソ連側の迫撃砲弾。
坪に入っているのは、ノモンハンの砂でした。
かわねこ、郷土資料館が好きで、よく見に行きますが、さすがにこれは民間ではなかなか見られなく、駐屯地内の資料館とあっては、なおさら見る機会がないので、見られたのは行幸でした。
見終わって駐車場に行くと、隊車両の中になにか違和感が。
なんと無造作にヘリのイロコイが置かれています。別に展示物ではないのですが、駐車場脇にあって、自由に見られたのです。
これ、もちろん駐機ではなく、退役したものと思いますが、何気に置かれているのがすごい。
そんなわけで、ヘリ成分(←何?)も補給し、駐屯地もしっかり堪能して、港へ向かったのでした。
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Posted at
2025/06/27 22:21:46