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かわねこのブログ一覧

2025年05月12日 イイね!

連休迷走旅 -後-

連休迷走旅 -後- 夜が更けるにつれて冷えてきたので、テント内でシュラフにもぐり込み、ゆっくり読書…と思いましたが、やっぱりものの30分ほどで寝落ちしてしまいました。

 明け方、テント内が少し明るくなった頃に、なんだかフライシートに落ちる雨粒の音が。
 ああ、また今日も雨か…。と、若干うんざりしましたが、それをいいことに、そのままシュラフ内でごろごろ。今日は特に急ぐわけではなく、明日までお休みはあるけれど、とりあえず帰ろうか、というかんじなので、のんびりなのです。

 6時に起き出してみると、空はどんにょりしているものの、雨は上がっています。
 しかし山が近いことから、上空の雲の色は暗く、あまりいい感じではありません。撤収時に降らないことを祈るのみ。

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 のんびり朝食後は、少し辺りを散策。これまでは、早々にスナガワに移動したりであまりゆっくりしていなかったのですが、周りを見ると改めて環境の良いところです。

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 奥にはこんな穴がいくつも空いていました。たぶん、モグラの穴かと。

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 西側にある池は意外と広く、南側の端は掘削された跡があるので、米どころであるこのあたり、農業用水用にもともとあった池を拡幅したのか、あるいは全体が人工池なのかもしれません。
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 堰も整備されているのが、米どころらしいところです。
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 山にはまだまだ残雪があり、おそらくは水環境が良かったことが、ここが開拓地として選ばれたような気がします。
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 場内には桜の木が植えてあり、いくつかは咲き始めていました。

 風が少しあり、時折日も差すのですが、フライシートがしっかり乾くほどではないので、ウエスで拭って適当に乾かし、あとは基地に帰投してからテントを干し直すことにして、ぼちぼちと撤収にかかります。
 エスクを停めた駐車場が近かったのが幸い、のんびり撤収も完了し、9時半に出発。

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 今日は山間の道々を走り、あとは東進して夕張を経由し、十勝を目指すことにしました。

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 岩見沢で給油してから、栗沢の西側、万字集落を抜けて峠越え。
 なかなかのワインディングなので、かつてはGSFで走りに来たものでした。
 
 夕張へ降りると、観光客らしきクルマが意外なほど多くいます。
 そう言えば、2019年の坑道内火災以来、長らく一部が閉館していた「石炭博物館」が、完全再開したと新聞に載っていたのを思い出しました。

 せっかくなので、ちょっと寄ろうかとも思いましたが、駐車場のクルマと人の多さにパス。この近くには旧車の私設博物館もあるので、それと合わせて空いている時期にまた来るのが良さげです。

 夕張はご存知のように炭鉱の歴史がある街ですが、2007年の破綻以降、かなり寂れてしまいました。かつての観光ホテル街の裏側にあった飲み屋通りは軒並み廃屋となり、ゴーストタウンになってしまっています。

 この街はその構造上、あちこちに迷路のように、ちいさな集落へ向かう道があって面白そうなのですが、狭いのでエスクではちょっと走りづらく、探索するならシェルパくんで来る方が良いかも。

 ちょうど昼なので、以前出張で来た時によく行っていた食堂へ行ってみますと。
 なんと店の外までウェイティングの人が。さすがに今日は待ってまで食べたいわけではなかったので、別の近くのレストランに初めて入ってみました。

 …しかしメニューを見ると数種類しかなく、しかもどれも1000円越えのなかなかのお値段。
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 どうせならと、ヒレカツ定食にしましたが、味はまあ…不味くはないけど……のレベル。
 この近辺はなんども来ているけど、ここがいつも空いている理由が判明したり。(笑

 とは言いながらも完食して、ひさびさの石勝樹海ロードを越えます。わりと路面が荒れ気味だったり、逆バンクが多かったりと、ふだんなら、特に冬はあまり通りたくないルートなのですが、この時期の日中ならいいか、と、走ってみると、連休だけにクルマは少し多いものの、意外なほど流れも良く走れました。

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 日高からはお馴染みになった日勝峠を越えます。
 こちらもあまり遅いクルマもおらず、スムーズに峠越えができました。
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 十勝に入ってこの光景を見ると、「帰ってきた」と思うのは、馴染んできた証拠でしょうか。(笑

 かなり雨にもたたられ、当初の予定も大きく変更した、まさに迷走旅でしたが、裏を返せば、その自由さが幕営旅や車中泊のいいところ。

 ひさしぶりに3日間、1,400㎞あまりを走れたので、良しとしましょう。




Posted at 2025/05/12 21:54:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2025年05月10日 イイね!

連休迷走旅 -中-

連休迷走旅 -中- 明け方の5時過ぎに、ルーフを叩く雨音で目が覚めました。
 天気予報が芳しくないことはわかっていましたが、やっぱり朝から雨はテンション下がります。

 雨さえなければテーブルと椅子を出してゆっくり朝食にするのですが、二度寝を決め込み、6時過ぎに起床。
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 傘をさしてトイレに行き、後ろは狭いので運転席で朝食を摂りますが、仕方ありません。

 朝食後に雨が上がったので、ちょっと場内を散歩してみます。
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 トイレの横にも建物があり、なにかと思ったらスワンボートの乗り場でした。
 天気が良ければ、それなりに賑わいがありそうです。
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 横にあった大きな建物は、サイクリングターミナルの銘板がありましたが、1階の窓とドアが完全に鉄板で塞がれていました。
 冬季の雪でのガラス破損防止に塞いでいるだけで、夏には営業するのかと思ったのですが、調べるともとは宿泊施設として運営されていて、2021年に閉鎖したようです。
 昨夜は暗くてよくわかりませんでしたが、この塞がれた鉄板のせいで、威圧感があったようです。

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 テントサイトに行ってみると、思った以上に広く開放感があるので、雨さえなかったら、快適に幕営できたと思われるのが残念。
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 こちらのトイレ照明が派手だったのは、上部の青い部分がステンドグラスになっていて光るからでした。
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 そしてトイレ前には、枝打ちした薪が積んであり、なんと「ご自由にお使い下さい」の看板が。
 もちろん焚き火台使用が鉄則ですが、驚くほどのサービスぶり。

 機会あればまた来てみるのも良さそう、と思いつつ、立地が良いし無料なので、夏になったらかなり混むのかもしれません。
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 てなことで撤収して出発。また雨が降ってきてしまいましたが、めげすに走ります。

 さらに北上しようと、下川へ抜ける道々を走ります。当初は下川から山越えをしてオホーツク海側へ抜け、宗谷まで海沿いを走るつもりでした。
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 が。サンルダムが見えた時点でそもそもこのルート、昨年のGWに逆走で走っているのに気づき、さらに昨年の夏も宗谷に行っているし、たぶんこの夏も行くなら道北だよなあ…などと考えていたら、気が変わってしまいました。

 なので、上幌内まで北上したところで方向を変えて西へ向かい、美深から名寄まで南下して、霧立峠を抜けることにします。

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 ちなみに美深には、スバルの聖地(笑)があることで有名。

 北海道内、ことに道北には、広さとその気候から、主に冬季路のテストコースを各メーカーが持ち、この美深にはスバル、士別にはトヨタとダイハツ、剣淵にはマツダ、鷹栖にはホンダ、下川にはスズキがあり、道東にも陸別には日産、音更には三菱、とあちこちにあります。ないメーカーがないほどで、ほかにもタイヤメーカーやパーツメーカーもテストコースを持っています。

 テストコースがなかったその昔は、真冬の公道を仮ナンバーを付けたテスト車が走っているのを、よく見かけたものでした。

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 閑話休題。霧立峠ももう10年ぶりくらいになるのですが、海沿いの羽幌まで抜けずに、気が向いて、途中から道々742号を内陸を小平まで走ることに。

 思い返すとこのルートも、先代テラノの時代に走って以来なはず。
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 小平ダムを過ぎたところで、道端に突如として巨大なコンクリートの建造物が現れて驚きました。
 これ、炭鉱の施設、ホッパーに間違いありません。ホッパーとは、石炭を貨車に積み込むためのもので、このあたり、かつては炭鉱が多かった証ですが、道路際にこれだけ見事に残っているのも珍しい。

 山道を楽しんで、街へ降りると昼前。せっかくなのでお気に入りのカリー屋さんへ行くことにしました。
 昨日の昼はカツ「カレー」でしたが、ここのは「カリー」なので、別物なのです。(笑
 以前は出張でよく来ていたのですが、その現場がなくなり、来る機会も激減したので。

 人気店なので混んでいるのは覚悟の上でしたが、駐車場は空いています。これはラッキーと、店内に入ると。テイクアウトのオーダーで混み合っており、1時間ほどウェイティングだとか。ふだんなら並んでまで食べない方ですが、折角の機会なのとどうせヒマなので待つことに。
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 実際には1時間までかからないだろうという読み通り、幸い無事早めに席につけて、ひさびさのニラ豚+揚げ納豆と、いちごラッシーを堪能したのでした。
 が、ここもなかなかのボリュームなので、すっかりお腹がいっぱい。2日連続、お昼ごはんで満腹です。(笑

 ここからは真っ当に、海沿いを南下します。昼前に雨は上がり、晴れて日も差してきたのが嬉しい。
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 雪をかぶった山と、光る海を眺めながらののんびりドライブ。これですこれ。

 南下して浜益を通ると、毘砂別、という地名が懐かしくてちょっと山へ上がってみました。
 一部の知っている人は知っている、とてもとても懐かしい場所です。
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 木製の展望台は、老朽化で立入禁止になっていましたが、この道を見ると、ラリーカーが駆け抜けたあの夏を思い出します。
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 このルート、以前にも一度だけ走ったことがありますが、南側へ降りてみると、すっかり忘れていましたが、途中からはダートでした。フラットダートですが、枝が落ちているなど、あまり手は入っていないようです。
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 途中には、冬季通行止めのものらしいゲートがありました。
 開け方がずいぶんと雑なので、どうも行政が開けたのではなく、近隣の住民がもう雪は融けたからと、勝手に開けたのでは、という気もします。

 途中に分岐があったので、そのまま国道には戻らず、海側へ降りてみました。

 墓地があったので、そこで終わりかと思ったら、意外なことに集落があります。
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 古い建物が目を惹きます。典型的な昭和の造りですね。
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 集落入口の桜が満開でした。今年最初に見た、まともな桜かも。
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 こちらも昭和な看板がいいかんじです。今でも夏は、海水浴で賑わうのかもしれません。

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 国道に戻って、さらにひたすらのんびり南下。厚田からは、その昔ラリー観戦の帰りによく走った、山越えのワインディングルートを通りました。

 さて、天気も回復したので、今夜はぜひ幕営をしたいもの。
 目をつけていたのは、月形にあるキャンプ場。まだ肌寒い春先だし、ファミリー層もそういないだろうから、と行ってみると、さほど混んではいな………ほぼ満杯の激混みでした。(汗

 道の駅が隣接で温泉施設もある、市街地に近くて買い物も便利、そして何より昨日の士別と違うのは、札幌圏に近い、という立地のためでしょう。完全に舐めてました。

 さてどうする。
 近隣のキャンプ場も別にいくつか識っていますが、国道から見えた、近くの鶴沼公園キャンプ場もびっしりだったので、他も状況は同じと見ていいでしょう。

 ならば…あそこしかないか。
 さらに北上し、1時間走って行き慣れたキャンプ場を目指します。今からなら、日暮れまでに間に合うはず。
 果たしてまだ明るさのある17時過ぎ、無事到着。

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 すると道路側の表サイトの駐車場に、ずらっと駐車車両が見えたので「ここも激混みか!?」と一瞬焦りました。
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 しかし、裏側サイトにはほとんど誰もいない状態なのでした。
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 さっそく受付を済ませ、今季初の展張。1泊ひと張り500円の安さですが、水洗トイレと水場、さらに焚き火後の灰入れまで用意されている充実ぶり。

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 昨年の購入直後に、一見で張れたクロノスキャビンです。半年ぶりでも迷うことなく、ものの5分で展張できる建てやすさはさすが。

 エスクの車営台も悪くはありませんが、やっぱり広いテントでゆっくりできるのは格別です。

 さらにここ、受付棟にお風呂が併設されているのもありがたい。

 巣作りを終えたので、さっそくお風呂へ向かうと、脱衣所でいかにも地元農家のお父さん、という風貌の方に声を掛けられました。

 おじさん「キャンプかい?」
 かわねこ「はい ^^」
 お「どこから来たの?」
 か「十勝です ^^」
 お「そんな遠くからわざわざかい?」
 か「ここ、気に入っているんですよ」
 お「そんなにいいかここ?(笑」
 か「設備もいいですし、なにより客層が良いので快適なんですよ ^^」

 そう答えると、おじさんはにっこりして「そうか。楽しんでいきなよ」と、脱衣所を出ていきました。こういう地元の方との交流も楽しい。

 お風呂は温泉ではないのですが快適で、シャンプーとボディソープまで備えてあるのに、たった300円で利用できるとあって、不満などあろうはずもありません。

 本来はキャンプ場のためというより、先ほどのおじさんのように、地元の方の保養センターの役割なのでしょう。
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 外には自販機も設置されていて、驚いたことにアイスまで販売されていますが、採算取れるのかなあ、などといらぬ心配までしてしまいます。さすがに今日はアイスだと冷えるので、冷たいお茶にしましたが。

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 テントに戻って、明日のルートを考えます。
 こういうルート考察には、アプリではなく紙地図のほうが断然見やすいのです。

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 昨日のカツカレーと言い、今日のカリーと言い、お昼のボリュームがすごかったので、夕食はごく軽め。
 カップ蕎麦と、おにぎり1個にポテサラ。デザートに、いただいたバターサンド。これでもけっこうお腹がいっぱいになってしまいました。

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 夕食後、ランタンの灯りを落として、椅子に座ってぼぉっとしていると、聴こえるのは近くの堰の水音と、森から聴こえるトラツグミの口笛のような啼き声。もうオオジシギも来ていて、ジーワジーワッという独特の啼き声と急降下の羽音も聴こえて来て、至福のひととき。

 表側のいちばん近いサイトには、3家族ほどのグループがいて、子どももいましたが、みなさん意外なほど静か。サイトの奥にもふた張りテントがありますが、声が聞こえる距離ではありません。

 20時過ぎ頃から、隣のグループで誰かの誕生日祝いが始まったようですが、うるさいほどではなく、にぎやか、のレベル。楽しそうな笑い声で、不快ではありません。
 
 客層の良さから来る、この静かさがここが気に入っている、大きな理由なのでした。



Posted at 2025/05/10 21:38:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ
2025年05月09日 イイね!

連休迷走旅 -前-

連休迷走旅 -前- 今年の連休、飛び石の前半はお仕事が入ってしまいました。
 それも峠越えして3往復の現場だったことに加え、かなり夜遅くまでの徹夜仕事が2連チャンだったので、なかなかにキツいもの。

 そんなお疲れと雨模様ばかりだったこともあって、前半は基地から動けず。

 しかし今年の冬は、大雪と体調不調の影響もあり、一気走りができなかったので、この機会にロングドライブをしたかったのです。

 折良く、後半初日は友人たちとの集まりがあったので、これ幸いと出かけることにしました。
 が、その前にまたも仕事が入ってしまう引きの悪さ。(笑

 前日にあ~るくんで往復しても良かったのですが、客先の場所が友人たちとの集合場所に近く、さしものかわねこも、同じ方向に2日続けてはキツい。
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 幸いなことに大きな内容の現場ではなく、確認とお客様への説明が主な内容だったので、2時間早めに出て濃霧の峠を越え、途中2件を回りました。

 てなことで、無事お仕事も終了してお休みモードになり、集合場所のファミレスへ向かいますと。
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 なんだか懐かしい佇まいのお店です。外壁に製材が積み上げられていたので、工事中なのかと思ったら、これ、店内で焚かれているストーブ用の薪なのでした。
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 北海道内でもかなり古い歴史のあるお店だそうで、テーブルにどん、と直立するスタイルの年季の入ったメニュー表は、道民だと某ハンバーグレストランを連想しますが、むしろこちらの方が元祖なのかも。
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 ネットでオススメされていた、カツカレーをオーダーしたら、なんとこの大きさ。割り箸は比較用に置いたものです。

 味は懐かしいかんじのする、甘めのカレーに、サクサクのカツ。しかし、量が量なので、後半はちょっとキツかった。どうりで(小)サイズの設定があったわけです。(笑
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 お店をあとにし、場所を移動して、いつもの馬鹿話で盛り上がりますが、お腹がいっぱい過ぎて、お菓子が食べられなかったのが残念。
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 いや、かぼちゃプリンは食べましたけど。プリンは別腹なので。(ぇ

 そんなこんなの楽しい時間はあっという間に過ぎ、解散後は北上します。
 別に予定はないので、戻る以外ならどっち方向に行っても良かったのですが、なんとなくの北上。

 夕暮れの峠を抜けて、和寒に入りました。事前の情報で、ここに銭湯があると知っていたので探してみます。
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 暗くなっていたのもありましたが、あまりにこぢんまりとしていたので、気づかず通過してしまいました。「保養センター」の名前通り、町民向けの施設のようです。
 まったくの貸し切り状態だったので、失礼して撮影させてもらいました。
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 脱衣所は簡素なロッカーがあり、いかにも銭湯的な雰囲気。ロッカーの鍵は受付で貸してくれ、無料。
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 湯船は広くはありませんが、この雰囲気もまた、銭湯的なのがいいですね。ゆっくり浸かって温まりました。

 ここからさらに北上。
 目をつけていたのは、士別にある公園に併設されたキャンプ場。
 今夜は遅いので、エスクの車営台で車中泊の予定でした。

 昨今道の駅では、車中泊禁止を謳っているところも増えましたが、そもそも道の駅は照明が明る過ぎたり、クルマの出入りでうるさかったりするので、かわねこはあまり車中泊では利用しません。
 
 性質上仮眠はOKなので、本来は大人しく寝るだけ、なら車中泊での利用もありかとは思うのですが、おそらくはゴミを捨てていったり、洗面台やトイレを汚すなど、一部の輩のマナー違反が結局全体を使いづらくしているのが、現状ではないかと思います。
 そのため、最近では車中泊スペースを設けて有料化する、という動きも増えてきているようなので、どうせ利用するなら、有料の専用スペースの方が気兼ねなく使えて良さそうです。

 閑話休題。その公園へ行ってみると。
 ところどころに照明はありますが、人気がまったくなく、奥の方はまっ暗。
 ここ、十数年前に仕事で来る機会が多かった時に、昼休憩を取るのに駐車場を使っていたものですが、キャンプ場に足を踏み入れるのははじめて。

 公園の奥、東側がキャンプ場になっていますが、見事に誰もいません。
 無料だし、市街地が近いので利便性もいいから、それなりに誰かいるかと思っていたので、これは意外。
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 駐車場から少し遠いものの、トイレは整備されており、照明も点いているばかりか、水洗でなんと紙まで備えられている充実ぶり。

 ちょっと気になるのが、背後にある体育館のような巨大な建物。
 こちらは真っ暗で、威圧感があってあまりいい感じではありません。
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 奥の方に、ラブホか?と思えるほどの派手な照明の建物があったので、何なのだろうと見に行ってみると、こちらがキャンプ場のトイレなのでした。

 サイトには誰もいなかったものの、トイレ横の駐車場に、1台車中泊らしきクルマがいたのと、トイレが明るすぎることもあって、先ほどの場所に戻り、建物から離れた駐車場の奥にエスクを停めました。

 林の向こうには池があり、その対岸は住宅地とあって、実に静か。

 思ったより暖かく、最初は掛けていた毛布が暑くて寝付けず、剥がして少し読書をしてから横になると、早朝から動いていたこともあり、あっという間に眠りに落ちたのでした。



Posted at 2025/05/09 21:22:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ
2025年05月02日 イイね!

あ~るくんが2年を過ぎる

あ~るくんが2年を過ぎる 本日で、あ~るくんが基地に配備されて、2年が経ちました。

 オドメーターは4万6000㎞で、車齢としては15年になりますが、当然乗り換える気(とお金)はなく先日車検を通したこともあり、まだまだ走ってもらいます。

 昨年タイヤも新品に換え、かわねこ仕様化も一段落したので、しばらく整備等はせずに済みそうです。

 もっとも、外装は相変わらずの5mクォリティのままですが、そこは見ないフリをします。(笑

 先日も狩勝峠越え2日で3往復、なんて業務もありましたが、元気良く走ってくれました。
 MTで良かった、と思いつつ、峠では時期遅い雪も舞っていて、夏タイヤだったのでちょっとビビりましたが。(笑

 今月もちょっとドタバタ気味、出張で走り回ることも多いので、連休明けにはさっそくオイル交換をしなくては。

 これからも仕事の足として、活躍してもらいましょう。


Posted at 2025/05/02 19:38:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | WAGON_R | クルマ
2025年04月15日 イイね!

試走と言う名のドライブ

試走と言う名のドライブ このところ急速に春めいてきた十勝。天気予報を見ると、どうもこの先最低気温がマイナスになることは、ないらしい。
 プラス気温でも白いのが積もったり、近々出張で峠越えもするので油断禁物ですが、これも情報からは凍結しそうな気温まで下がらず、また凍結するような早朝や夜間に峠越えをするわけでもありません。

 ならばと。
 早々にあ~るくんのタイヤを交換することにしました。

 ええ、ケチりましたとも。今のスタッドレスは2シーズン目なので、まだまだ使えることから、温存することにしたのです。
 ふだんは、十勝の市街地や平野部を走ることが多いことと、最悪積もってしまっても、エスクの方はまだスタッドレスのままなので、それで出動も可能です。

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 てことで、いつものようにジャッキアップとウマ掛けをして、さくっと交換。
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 先日車検でペイントしてもらったばかりなので、足回りが実にきれい。これだけでもテンション上がります。(笑

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 コンプレッサーを作動させたついでに、加湿器のフィルターや、寝室で使っていたオイルヒーターももう出番がないので、エアブロー。冬装備の格納も進めました。

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 外したスタッドレスを洗って、第2ガレージに格納し、この日は終わり。
 翌日曜日。しかし、前夜から雨模様が続いていたので、今ひとつ腰が上がりません。

 実のところ、2月に風邪を引いて以来、7年ぶりに喘息が出てしまい、それは快方に向かいつつあるものの、未だ薬を服用中。さらに先月は喘息の発作が続きすぎて、腰まで痛める始末。湿布を貼りまくってそれがやっと落ち着いたと思ったら、今度は謎の腹痛に見舞われてしまいました。いや別に拾い食いしたわけではないのですが。(笑

 かわねこ、もともと腸が弱くて、若い頃は常に腹痛に悩まされていましたが、今回はそれのキツいのが来ている感じで、2日ほど、おかゆ生活を過ごすはめに。(週明け以降は復調)
 胃痛ではないので、ふつうに空腹にもなり、だからと言って食べてしまうと3~5時間後に激痛が来るのが困りもの。なので基地でウダウダしていると、うっかりお菓子を食べそうになりますが、ぐっと堪えていました。

 これたぶん、体調不調から来るストレスだよなあ、と自己診断し、元気だったらお昼を食べに出るところですが、この体調なので躊躇していました。
 が、昼には体調も回復してきたので、基地に籠もっていると良くならないのと、せっかくの夏タイヤなので、やっぱり走ってみたく、雨が上がった午後から試走を兼ねて少し走ることにしました。

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 とは言え、どんにょり天気は変わらず。
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 でも、夏タイヤに履き替えたあ~るくんは、転がり抵抗が少ないのとホイールが軽いためでしょう。やはり足取りが軽快です。
 車検でフルードを換えてもらったブレーキも効きが良くなり、細かなところが整備されたためか、ずいぶん調子良く感じます。
 それらからするとこの個体、以前はやっぱりロクな整備を受けていなかったのかもしれません。
 これはさすがにプラシーボだとは思うものの、足回りの動きも少し良くなり、段差越えのドタバタが減った気すらします。


 そんなわけで天気はイマイチなものの、あ~るくんが好調なので機嫌よく走り。
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 牧場脇を通ると、馬が放牧されていました。
 親子が何組かいたので、この春生まれた仔馬でしょう。馬産がそれほど盛んな場所ではないので、最初は農家が趣味でばんば馬でも飼っているのかと思いましたが、頭数が多いのと、サラブレッドっぽいので育成所のようです。

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 ふと見ると、路肩にはふきのとうが。これを見ると春を実感しますね。

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 せっかくなので高台に上がってみましたが、当然山は見えず。(笑
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 それどころか霧雨まで濃くなる始末。
 まあちょっと幻想的で、よく知っている道もいつもと少しだけ違って見えたり。

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 春先で、トラクターも走り回る時期なので、ところどころ路面はグラベル並みの汚れっぷり。まあここ、農道なので文句を言える立場ではありません。

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 そしてなんか路面がコンクリートになったなあ、と思ったら、この横は陸自の演習場なのでした。
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 これ、戦車移動用通路のようです。

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 ますます霧も濃くなって来て、もう景色がどうの、ではなくなって来ていましたが。
 なんだかんだぶつぶつ言いながらも、100㎞ほども走り回っていたのだから、やっぱり馬鹿です。

 まあでもこれで、あ~るくんに関しては、これから時期の準備は万端。
 今週の出張も、移動だけは楽しめそうです。(笑
  


Posted at 2025/04/15 21:51:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | WAGON_R | クルマ

プロフィール

「午後からは急に晴れ出したので、こうなると走らずにおれません。てことで、エスク…ではなく、シェルパくんでお出かけ。〆はやっぱりソフト…ではなく、今日はミルクジェラートなう。」
何シテル?   07/27 17:28
オートバイとクルマと、野遊びが大好きな「おやぢ」です。(^^ゞ 北海道のど田舎に住んでいます。どれくらい田舎かと言うと、地域で乗っている車種を言えば、...
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