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かわねこのブログ一覧

2025年04月10日 イイね!

春支度をはじめよう

春支度をはじめよう 十勝の冬も終わりを告げ、春らしい陽気の日が続くようになりました。
 基地周辺と庭の雪もすっかり融け、冬季間外していた、第2ガレージの電源もそろそろ復活させたり、ガレージ内の片付けをして冬装備を格納する時期です。

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 写真は先週のものなので、日陰に雪塊が残っていますが、現在はすべて融けています。

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 そうなると、この時期やらなくてはならないことが。
 敷地に撒いてある砂利が、除雪の際に掬われて散らばってしまうのです。今年は除雪機を使い始めたので、ばらける範囲が広がってしまいました。

 これを放っておくと、夏に芝刈りをする際に、芝刈機のブレード(刃)を傷めるので取り除いておかないといけません。
 一個一個手で取り除くしかないので、かわねこは「落穂拾い」と呼んでいます。(笑

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 先日、さすがにもう稼働することはあるまい、とYTのキャブ燃料を抜いてバッテリーを外し、冬眠ならぬ夏眠に入れ、除雪用具もガレージの奥に仕舞い込みました。
 てか、もしもこれで再度YTが稼働するような事態が起これば、それもう「災害」です。(笑

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 オーバークールを防ぐために、あ~るくんのラジエーター前に付けていた、グリルシャッターもついに取り外し。
 もっとも、左側のシャッター「A」は、3月中旬に既に外していました。
 峠越えの出張をした際、この日の気温は8℃ほどと、4月下旬並みの暖かさで、出先で水温計がいつもより高い85℃あたりを指していたので、途中で外したのです。

 「A」を外したのは、グリルに挟み込んでボルトとクリップで止めている「B」と違って、こちらは脱着式タイラップで止めていて、ノンツールで簡単に外せるためです。
 仕事用の工具は積んでいるので、右側の「B」も外せるのですが、その頃はまだ朝晩冷え込むので、こちらはそのままで様子見。

 結果、5℃ほど水温が下がり、その後も少しずつ暖かくなってきていたので、そのまま再取り付けせずに過ごしていましたが、その1週間後、天気予報から朝の冷え込みも、もうマイナスふたケタにはならないことがわかり「B」も外しました。
 この後は急速に暖かな日が増えたので、いいタイミングだったと言えます。

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 もうひとつ片付けたものは、フロントマスク
 冬季はほぼ毎晩付けていたので、助手席に積みっぱなしにしていましたが、もう冷え込みが緩んで、融かすのが面倒なほど朝霜が降りることがなくなり、今週に至っては最低気温もプラスに転じました。
 でも、もう少ししたら、今度はサンシェードを積まなくては。(笑

 これだけでも精神的に楽になって、春を感じているので、そろそろ夏タイヤに換えたくなりますが、まだちょっと悩みどころ。

 日中ならオートバイですら、ちらほら見かけるようになった街中だけであれば、もう夏タイヤでも問題なさそうですが、あ~るくんの場合、峠越えの予定があるのと、裏道など路面によっては残雪があったりするので、油断は禁物なのです。
 もっとも週間予報からすると、狩勝峠あたりでさえ、もう最低気温がプラスになりつつあるので、換えられそうな雰囲気ではありますが。

 その5月の連休中に降雪があるのもまた、北海道あるあるなので、エスクの方はもう少し様子を見てまだ換えずにおいて、ふだん使いのあ~るくんは、早めに換えようかと思ったり。

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 こうなると、ラゲッジルームに積んであるスタック脱出用のヘルパーやスコップ、シート下に入れている、凍結路での滑り止めの砂なども降ろしたくなりますが、砂はともかく、ヘルパーとスコップは、ダートを攻めたりはしないものの、万が一のために通年積んでおいてもいいかと思う、今日この頃。
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 そして基地横の残雪も消え、洗車場も使用可能になりました。 
 これまでコイン洗車を利用していましたが、これからは基地でゆっくり洗車でき、凍らなくなったのでCCWGもかけてやれそうです。
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 そして、いよいよシェルパくんも冬眠から醒ましたいのですが、そのためにはバッテリーの充電、エンジンオイルの交換を始め、各部の整備などが待っています。

 なんだかんだとどたばたしていたりしますが、春の陽気は、寒さが迫る秋のように、追われている感じではないのは、ありがたいところなのです。(笑
 
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Posted at 2025/04/10 20:58:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 季節の便り | クルマ
2025年04月08日 イイね!

あ~るくん車検を受ける

あ~るくん車検を受ける 早いもので、あ~るくんがかわねこ基地に配備されてから、来月で2年。車検の時期となりました。
 購入時、既に車検が2年付いていたので、基地配備後、これが初の車検となります。

 仕事用の作業車としてはもちろん、ふだん使いの足としても大活躍なので、もちろん通します。
 買い換えの予算などもとよりないですし。(笑

 ところで4月の法改正により、車検が受けられる日が、これまでの「ひと月前から」が「ふた月前から」に延長となりました。
 3月に集中し過ぎる車検を分散して、整備工場の負担を少しでも減らそうという取り組みですが、ユーザー側もゆとりが持てるので、歓迎できる改正です。
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 しかし適用は4月なので、対象となるのは6月以降の車検のクルマから。
 あ~るくんは、今月末が車検の期限なので適用外なのですが、そうと知らずに、2月末から入庫可能なのかといつものお店に連絡したら、NGだったのはナイショ。(笑

 ということで、4月に入ってあらためて入庫。

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 この2年弱で3万㎞ほどを走破した、あ~るくん。とは言え、元が1万4000㎞しか走っていない個体だったので、そう大きな整備はないはず。

 少し懸念だったのは、足回りのブーツ類の消耗と、LLCの劣化くらい。しかし、相談してみるとLLCは現在では品質の向上により、車検の整備項目から外されており、特に汚れが目立たなければそのままでも大丈夫とのこと。
 水温計装備の際にも、アッパーホース分を抜いてみましたが、その際にも特にサビやゴミが混入していた形跡はなく、水温自体も問題ない数値を示しているので、今回交換は見送りました。

 ところで、あ~るくんの前オーナーは、高齢者マークの年齢だったのはわかっていましたが、今回、自賠責の書類を確認していて、外国人の方だったことが判明しました。
 どうも中東系のお名前のようですが、高齢者マークを付けていたくらいなので、在日が何十年と長い方なのではと想像しています。

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 今回の代車は初めて借りる、ホンダ・ライフ。借り受けの際にお店から「距離走るなら大きいクルマにする?」と、前回鈑金入庫の際に借りた、フォレスターも貸してくれそうな雰囲気でもありましたが、大した日数ではないのと、仕事も近隣だけの予定だったので、そのままライフを借り受けました。

 代車にGRヤリスとかガチのラリー車が来るお店もありますが、ここはいつも代車料なしで貸してくれるので、そんな贅沢を言うつもりはありません。てか、そんなの代車に来ようものなら、週末無駄に走り回ってしまいます。(笑
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 これ、20年落ちの2005年式。オドメーターは10万7000㎞を刻む、なかなかにポンコt…お疲れの車体。ATはこの時代なのでまだトルコンですが、加速も鈍く、全体に重い感じがするので4駆かと下を覗き込んだら、デフはなくFWDでした。

 オートエアコンが装備されていたことから、グレードは上級のDのようですが、この時代のオートエアコンなので制御はイマイチ。
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 オーディオも純正でしたが、MDが付いているのが時代を感じます。
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 81時代に聴いていたMDが、まだ手元にあるのでさっそくかけてみましたが、読み込みしません。この当時、MDはこういうトラブルが多く、むしろカセットやCDより壊れやすかったのも思い出しました。

 幸いCDは生きていて、MP3対応なので、これも81に積んでいたCDをひさびさにかけてみたり。
 まあ、あ~るくんに装備している、FH-4400もCDは付いているので、ふつうに聴くことはできるのですが、ふだんほとんどUSBメモリしか使っていないのです。

 てなことで、こういうクルマなので特に代車を乗り回すことなどなく。
 無事車検を終えて、あ~るくんが戻ってきました。

 お店によれば、ブーツも傷んでおらず、意外なほど整備の必要がなかったそうで、お財布に優しい金額だったのは、びんぼーなかわねこには幸い。
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 それでも下回りの塗装はオーダー。秋のタイヤ交換の際にDIYで塗装はしていますが、リフトアップする機会に、プロの手でしっかり塗装してもらったほうが確実です。

 その他にフルードを換えてもらったので、ブレーキフィールがカッチリになったのは嬉しい。
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 サイドブレーキワイヤーも調整してくれたので、ストロークがかなり短くなり、最初はあれ?これしか引けないの?というかんじ。いや決して、サイドターンに使ったりしていたわけではありませんが。(笑
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 昨年換えたヘッドライトのLEDバルブも、配光がノーマルと少し違うので、念のためにノーマルバルブをお店に預けたのですが、問題なく通ったそう。

 これで、しばらくは調子良く乗ることができます。
 わずか3日ほどだったと言え、戻ってきたあ~るくんに乗ると、やっぱりほっとします。(笑

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Posted at 2025/04/08 21:48:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | WAGON_R | クルマ
2025年04月07日 イイね!

春芽吹く

春芽吹く エスクのオドメーターが17万㎞を越えました。

 16万㎞から10ヶ月ほどの経過で、週末運用になって久しいですが、それなりに距離を伸ばせています。

 しかし今回、データを見ていて気づいたのですが、新基地移転後に81を手放し、1台体制に移行した2017年こそ相当に距離が伸びたのですが、それ以降は、それほど極端に伸びていたわけではありません。

 あ~るくん配備後の一昨年こそ伸びが鈍って、年間1万㎞を割り込みましたが、それ以降はあまり変わらずです。あ~るくん配備前も、雪がない時期の近隣移動にオートバイを使っていたり、そもそも81があった時代も、エスクは通勤に使うことはほとんどなく、週末のみの運用だったので、似たような状況なのかもしれません。

 さて、ここふた月ほどは仕事が忙しかったり、除雪に追われたり、7年ぶりに喘息の発作に見舞われたりと、今ひとつ体調も良いと言えず、例年だと2月~3月に流氷を眺めに、オホーツク海側へ一気走りを楽しんだりしていたのですが、その余裕もありませんでした。(泣

 てなことで、先週末の土曜日。
 午前中に溜まった家事を終え、まだガレージ整理など作業は残っていたものの、バッテリー充電を兼ねて午後からちょっと走るか、それとも翌日曜日に朝から走るか、と、漠然と考えていました。

 が、天気予報を見ると、どうも日曜は1日どんにょり天気で、時折雨が降るもようです。
 さらに来週末も天候は雨予報で、ならばと、午後からの用事も投げ打ち、日差しが望める半日を走ることにして、どたばたと準備。

 例によって行き先は超テキトーで、気まぐれに走るのですが、まずは昼を食べにお店を目指すことに。

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 5ヶ月ぶりに、ここのラーメンが食べたくなったのです。
 いつも週末の昼時は激混みですが、この時はもう14時近かったこともあり、空いていたのは幸い。
 てことで、今回は塩を堪能。

 例の旧車カレンダーは、マツダの初代キャロルでしたが、カウンター席だったのと、店が空き過ぎてスタッフから丸見えなので、撮影は遠慮しました。(笑

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 お腹もいっぱいで、のんびりとエスクを東の浦幌方面へ向けます。
 もともとが裏道好きで、ふだんなるべく幹線路を避けるルートを選択するかわねこですが、今日は逆にあえて国道を走ってみると、ひさびさなので、これが意外と新鮮。(笑

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 浦幌からは、本別へ抜ける道々を走りましたが、このルートも、なぜかこれまでは南向きでばかり走っていたので、これが逆走になっただけで風景がずいぶん既視感のないものになりました。
 こういう、既視感の薄さから一瞬、どこか遠い地方の、まったく知らない道を走っているような錯覚をする感覚が、けっこう好きだったりします。

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 このところの春らしい気温上昇もありますが、もともとこのあたりは気候がいいこともあって、雪は路肩に少し残るくらいで、畑の大半は融けていました。
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 ふと見ると、ネコヤナギも芽吹いています。春だなあ。

 途中、峠道を楽しもうと山道へ向かうと、分岐の入口に「この先除雪していないため通行止め」の看板が。
 しかし、もう雪も融けているのではという見通しと、それほど大きな峠ではないため、通れると判断してステアリングを向けてみました。
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 果たして、けっこう奥まったところにも酪農家さんがあったりしたので、これはイケるな、という読み通り、問題なく通れました。路肩に残った雪塊には、どうも除雪したらしい跡が残っていたので、近隣の居住者用に、実際には除雪が入っていたのではないかと思われます。

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 そんなこんなで走り回り、だいぶ日も長くなって、17時近くまで明るいこともあり、日暮れ近くまで300㎞弱の、のんびりドライブを楽しんで。

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 基地の少し手前で、オドメーターが170,000㎞を刻みました。

 だからどうだ、ということはなく、もう今さらチューニングするような項目もなく、維持することが主体になって久しいですが、もちろん、まだまだエスクとの航海は続けていきます。気負わず、のんびり、ゆったりと。
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Posted at 2025/04/07 21:27:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ
2025年03月15日 イイね!

鹿笛はぢめました

鹿笛はぢめました 昨今の北海道で、かなり問題になっているのが、野生動物、殊にエゾシカとの衝突事故の増加です。
 道内のエゾシカ生息頭数は年々増加傾向にあり、現状での生息数は推定73万頭と言われており、人間だったらかなり大きな都市の人口に匹敵します。実際、走っていても明らかに見かける頭数が増えていますし、場所によってはそれこそ牧場か、とツッコミたくなる数が群れていることすらあります。
 
 農業、林業への被害金額も深刻で、年間で実に51億円以上にのぼり、もはや災害レベルではないのかと、個人的には思います。
 これ、明治期に乱獲や大雪による頭数の激減から、昭和中期までの過度(そして場当たり的)な保護政策の結果で、熊もそうですが、ここまで来るとなんでも駆除とは言わないまでも、保護すればいいってものでもないと、道民の多数は感じているのではないでしょうか。
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 もっとも、駆除しようにももはや増えすぎているのと、高齢化によるハンターの減少で、全く追いついていない状況です。


 そして昨年10月末には長いクルマ人生の中で、とうとう鹿ミサイル攻撃を受けてしまい、大きな被害を被りました。
 メンタルが豆腐どころかスライムレベルのかわねこなので、クルマはきれいになったものの、未だ精神的ダメージは大きく、半年近く経った今でも思い返すのは正直嫌なんですが、自戒を込めて当時の状況をかいつまんで説明します。


 薄曇りの比較的明るい天候の朝、まだ降雪がなかったので、ものの見事に保護色で背景と同化しており、よく言われることですが、ぶつかるまで、いや、かわねこの場合はぶつかったという認識すらなく、なにか角材にでも乗り上げたのか、という印象でした。

 しかしドラレコの映像を確認すると、それはまあ見事にハッキリ写っており、しかもガードロープの内側にそれはいました。不注意であったことは間違いないのですが、通過直前まで微動だにしていないことから、目視では背景に完全に溶け込んでおり、100mほど先を先行していたクルマも、まったく車線を変えることなく走行していたので、先行車のドライバーも気づいていなかったようです。
 で。
 通過のまさにその瞬間、そいつはこちらへ飛び込んで来たのです。
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 当然回避行動もなくノーブレーキで当たったので、被害はフロントバンパー、フロント左フェンダー、インナーライナー、エアダムスカート、ヘッドライト左、ウォッシャータンクの交換と、左フロントタイヤのアライメント狂いなど。
 それでもシャシーにダメージがなく、外装だけで済んだのは、不幸中の幸いと言うべきなのか。

 当然保険を使いましたが、ヘッドライトなど、一部パーツは中古品を使い、免責金額を抑えたりと、いつものお店にはかなり気を使っていただきましたが、それでも総額は60万円近くかかったとか。

 余談ですが、ウチのエスクは12年落ちなのでそれでもこの程度でしたが、最近の安全装備満載のクルマだとバンパー近辺に多数のセンサーが付いていたりすることから、同程度の事故でも一気に修理金額が跳ね上がるため、保険に入っていないと悲惨なことになるそうです。

 昨年は、降雪前の秋遅い時期に特に事故が多く、いつものお店に入庫の際にも「鹿祭り状態」と言われるほど。特に十勝は、年前の降雪がほとんどなかったことも影響しているのか、例年12月に入ると減少するはずの衝突事故も、祭りが長引いていた、と聞きました。

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 そして昨年末のことです。友人たちとの忘年会的な集まりの帰りでした。
 日はとっぷり暮れた、山中の国道。2ヶ月前の記憶も新しく、そのあたりも「出る」場所なのを知っていたので、警戒はしていました。

 と、暗闇の中、300mほど先を先行していた、大型トラックのブレーキランプが点灯するのが見え、これはと少し速度を落としてみると、やはり道端に2頭いるのがライトの灯りに浮かび上がりました。
 しかも秋と同じ状況で、全く動かず。ヤバそうな雰囲気だったので、対向車線側へステアリングを切りつつ、ホーンを鳴らします。
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 蛇足ですが、エスクのホーンはPIAAの音程を選べるタイプのダブルホーンで、中音と高音を組み合わせています。ヨーロピアンな低音系の方が鳴らしてはカッコいいのですが、こちらでホーンを鳴らすシーンと言えば、街中などで鳴らすことはまずなく、いわゆる「バイバイホーン」か、鹿相手。そのため、動物用には高音域の方が良いと聞いて、この組み合わせにしています。
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 で、ホーンを鳴らしつつ、相変わらず微動だにしないそいつの横を通過しようとした、まさにその瞬間です。ヤツがいきなり「こっちへ向かって」動き始めたのです。

 ステアリングを切り足し、対向車線へ入ると同時にフルブレーキング。しかし次の瞬間、これは間に合わない、と、とっさにアクセルを全開にしました。

 鹿の姿が視界から左側に消えた時、もう、詰んだ、と思いました。

 回避行動を取りながら、頭の中で「なんでこっちに向かって来るんだよせっかく直ったばかりなのにまた左かよこんどはドアもやられるなもういつものお店も年末で休みだ自走できなかったらどうしようメカさんの携帯に電話するしかないなそれよかここ電波入るんだっけ」と、まさに走馬灯の如く独白が流れたのでした。

 これ本当に間一髪、でした。衝撃や音はなかったものの、タイミング的には完全に当たった、と思えるものだったので、しばらく走って街中の明るい駐車帯に入った時、念のためクルマを降りて確認したほど。

 よく「鹿の多い地域を走行する時は、すぐ止まれるように速度を落としましょう」などというスローガンを目にしますが、あれ、あのままブレーキングを続けていたら、間違いなく当たっていました。
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 その前で停車できるよう、速度を落とせばいいだろうという意見もあろうかと思いますが、完全停車してもなお、動かない鹿に遭遇したことも数回あり、前述のように、なぜかヤツらは「通過直前」に「こちらへ向かって飛び込んで来る」ので、当たるか当たらないかは、ほぼほぼ運の世界なのです。

 なのでこれ以降、怖くてそれらしい地帯を通り過ぎる時は、全神経を張り詰めるようになっています。

 そんなわけで、年明け早々にポチってみました。
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 いわゆる鹿笛です。

 本当は、鹿ソニックを付けたほうが、効果は高いのもわかっていますが、これ以上あまり電装品を増やしたくなかったのと、まずはお試しで鹿笛の中でも安いパチモン的なもので、テストすることにしました。
 笛であれば理屈はほぼ同じなはずで、効果にそんな差が出るのか、というのもありますが、そもそも鹿笛自体、劇的な効果があるものではありません。

 もちろん、効果がないわけではなく、鹿笛を導入したレンタカー会社では、事故回数が激減したとの話もありますが、付ければ当たらない、のではなく、クルマの存在を早めに気づかせる保険的なもの、という捉え方だと思います。

 もっとも、効果確認のために巣窟的な峠にわざわざ行くのも嫌なので、その効果がわかるのは、しばらく先になりそうですが。(笑
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Posted at 2025/03/15 21:14:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ
2025年03月13日 イイね!

気晴らしのひと走り

気晴らしのひと走り いつの間にやら、カレンダーは3月、それももう半ばです。
 今月初旬に、例年お約束の数字との格闘も無事終えて、ちょっとほっとしたところ。

 いつもなら、2月の連休にだいたいは流氷を見にオホーツク海側へ出かけて、長距離の一気走りを愉しむのですが、今年は2月初旬に降った災害級の大雪の影響と、風邪が長引いてちょっと体調不良だったこともあり、あまり出かけずに過ごしていました。

 そのため3月に入って、諸々ストレスフル(主に仕事関係)な状況が続いたこともあり、それらが体調不良の一因でもあるなと感じたので、先日の日曜日に、気晴らしとエスクの充電を兼ねてお出かけすることに。

 とは言え、さすがに体調が完調ではないので、遠出は避けて十勝管内です。

 ということで、年始以来となるお気に入りのお店へ。

 2月中はお休みかも、と聞いていたので、3月に入ったならやっているかと行ってみると、ちょっと出遅れたこともあり、駐車スペースはほぼ満車。なんとか滑り込んで入店すると、ちょうど食事を終えて帰るお客さんがいたので、入れ替わりできたのはラッキー。

 するとメニュー表ではなく、壁の張り紙にあった「とりごぼうそば」が気になり、1日3食限定でしたが、ダメ元でオーダーしてみたら、ありつけました。
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 かけそばにごぼう天とかしわ肉が乗っているものですが、ごぼうがこの迫力。食べていたら、自重で倒れてくるほど。(笑
 シャッキとしたごぼうとかしわ肉のコンビネーションがいいかんじ。蕎麦も手打ちなので、風味があり、美味しくいただきました。


 お腹を満たしたので、せっかくならとぶらぶらドライブへ。山間を縫う、なんどか走っている道々ですが、これまで夏にオートバイで走ったことはあれど、冬の季節は初めて。
 雪景色のおかげで知らない道のよう。既視感が薄く、走っていて楽しめました。
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 2月初旬の豪雪の影響でしょう。例年なら雪はうっすら乗っている程度で、畑の日当たりの良い場所なら、土が見えることも珍しくない地域なのですが、今年はまだ真っ白なまま。
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 写真を撮っていて、なんか視線を感じてふと見ると、土手の上に佇むのはタンチョウヅルではないですか。
 保護政策もあり、実はこのあたりではけっこう畑や道端にいたりするのです。クルマの音でよく逃げなかったなあ、と思いましたが、撮影を終えてエンジンを掛けても微動だにしません。…ここまで慣れすぎるのもどうかと思いますが。


 この後は薄曇りの空の下、のんびりドライブを楽しんでいたので、写真はありません。(笑
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 日差しは暖かですが、例年よりも雪が多いこともあって、春はまだもう少しだけ先なのかな、という印象です。


 この時期ならではで、路面はところどころ雪融け水で濡れており、普通に走っていてもボディが汚れるので、コイン洗車で軽く洗車して帰投したのでした。






Posted at 2025/03/13 20:56:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ

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「午後からは急に晴れ出したので、こうなると走らずにおれません。てことで、エスク…ではなく、シェルパくんでお出かけ。〆はやっぱりソフト…ではなく、今日はミルクジェラートなう。」
何シテル?   07/27 17:28
オートバイとクルマと、野遊びが大好きな「おやぢ」です。(^^ゞ 北海道のど田舎に住んでいます。どれくらい田舎かと言うと、地域で乗っている車種を言えば、...
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