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かわねこのブログ一覧

2024年12月23日 イイね!

ひとあし早い年末ドライブ

ひとあし早い年末ドライブ 年も押し迫りつつあるのが、嫌でも実感できるようになった、ここ数日。
 やることは山ほどありますが、すべて先送ってぶらぶらドライブに出かけることにしました。(←ダメぢゃん


 そもそもは、とある野暮用で、週末に千歳方面へ行く必要が生じたことから計画したのですが、その野暮用は直前でなくなってしまいました。

 それなら、前日は十勝北部へ出張、前々日もこれまた雪の道北へ出張に行き、で合計500㎞あまりを走っていたので、基地でおとなしくしておけば良いものを、それができない流浪の性分。(笑

 理由のひとつは、政府の補助金縮小による、ガソリンの値上がりがアナウンスされ、他地域では既に値上がりしていましたが、十勝では24日からの値上げとされたため、この週末が値上げ前のチャンスだったこと。

 ふたつめは、エスクのオイル交換時期が近づいていたので、年始のドライブまで、温存しようかと思っていたところ、年末に入庫可能となったので、オドメーターを気にする必要がなくなったこと。

 みっつめは、鹿BOMによる入院で、11月のひと月エスクに乗れずに、退院してからも長距離を走っておらず、前日まではあ~るくんで走り回っていたので、ひさびさにエスクでのんびり走りたいと思ったこと。(←馬鹿。

 そんなわけで、以前のように年末遠征も行かなくなったので、掃除を始めとする用事をどたばた急がずとも良いこともあり、これまでならひと段落付いてから走っていた、年末ドライブを前倒しで行うことにしました。先に飴をなめておいて、後でがんばろうという、まことに堕落な魂胆。

 まあこのご時世、無駄なエネルギーを費やしているだけなのですが、精神衛生上も大事なので、お出かけすることにしたのです。(笑

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 この朝は、さらっとですが、基地の周りは白く染まり、日勝峠も圧雪状態でした。
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 ひさびさのエスクでのスノーロード、楽しくないわけがありません。
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 でも峠の向こうはアスファルトが出ていました。
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 エスクの後部は真っ白。冬を実感します。

 のんびりとエスクの乗り味を愉しみ、当初予定の千歳ではなく、向かったのは安平町。
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 そうです。ここでお昼を食べるのです。
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 ハンバーグとかなり迷いましたが、近ごろカツ成分が枯渇気味だったので、今回オーダーしたのはチーズミルフィーユカツ。柔らかく、味わいあるお肉に、風味良いチーズが挟み込まれています。ボリュームも極端にあるわけではなく、ちょうど良いかんじ。
 しかもソースが、ウスターのほかに、トマトソース、ポン酢の3種類が付いています。個人的には、ふだんあまり食べないポン酢のソースが、意外なほどカツに合うのがちょっと驚きでした。
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 食後のデザートは、もちろんここの人気商品、カマンベールソフト。香り高いコーヒーもいただいて、お腹いっぱい。

 まあ、美味しいとんかつ屋など、十勝でも探せばいくらもあるのですが、せっかく走るからには、なにか口実が必要なのです。(笑

 そのまま来た道を帰るのはイヤな性分なので、ここからは、東へ太平洋沿いに向かいます。
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 時間があればのんびり下道を走りたいところですが、15時を過ぎるといきなり暗くなるこの時期とあって、あまり遅くなりたくないので、ここは素直に日高自動車道に乗りました。
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 現在は厚賀で途切れているこの高規格道路ですが、延伸工事が行われており、新冠ではICの建設が進んでいました。
 途中の道路そのものは、まだ建設途中なので、開通まではまだ何年かかかりそうです。

 いつもなら、「ねこや食堂」に寄るところですが、さすがに今回はうどんはもとより、お腹いっぱいでコーヒーもスイーツも入る余地がなかったので、残念ながらパス。

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 ここからは国道を東進しますが、ところどころ国道を離れ、並走する裏道を走ったりはしたものの、どこかへ寄るでもなく、ただただひたすら走るだけ。でも、青空と光る海を横目に、好きな音楽を聴きながら走っているのが、楽しかったのでいいのです。

 ちなみに今年はじめに装備した、新たなオーディオユニットのDEH-P01。
 聴いていたのは、この十数年なんどもなんども聴いている、お気に入りの曲ばかりですが、これまで認識していなかった、サイドギターやパーカッションの音がはっきり聴こえたりと、鳴らすにつれ、再現力の豊かさを実感することしきり。

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 機嫌よく走って、十勝へ向かう天馬街道は、さすがに再び圧雪になっていました。

 でも大樹まで降りると、またアスファルト路面に。ここからも帯広広尾自動車道で一気に帰路へ。

 おかげで暗くなる前に、洗車場に寄って塩落としをすることができました。

 日暮れがやたら早いこの時期だけに、ちょっとだけ時間に追われた感はあるものの、520㎞あまりをのんびりドライブできたので、良しとしましょう。



 


Posted at 2024/12/23 21:36:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ
2024年12月13日 イイね!

冬の水温計

冬の水温計 もう12月とあって、十勝もまごうかたなき冬になってしまいました。
 いまのところ白いナニカが来ないのは、非常に助かりますが、そのぶん冷え込みがきつくなり、気温の数字の前に、朝晩に限らずヘタすると日中でも、なんか横棒が入るのがデフォルトになりつつあります。

 そんな中、あ~るくんに取り付けた、水温計のその後、です。

 結果から書きますと、あたりまえだけど、やはり軽自動車のエンジンは発熱量が少ないというのが、確認できました。
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 マイナス気温まで行かない、プラス2~5℃ほどの冷え込みでも、ゴーストップのある街中を走っていると、針がぜんぜん上がってきません。
 これがひとケタ台でもマイナスになってしまうと、街中で30分程度走ったくらいでは、水温計は動かないことがわかりました。
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 エンジン回転数が上がる、信号のない郊外を巡航すれば、冬のはじめならば10分ほどで上がり始め、70~75℃で安定しますが、これもマイナス気温になると70℃まで届かず65℃近辺になり、回転数が上がる、高規格道路の巡航や、狩勝などの比較的大きな峠を越えても、80℃台に達することはなく、下りに入ると、50~60℃程度まで下がります。

 また、街中でも15分程度走って、買い物などでいったんエンジンを停めると、再始動時には60℃程度を指していることがあります。しかし、走り始めるとすぐに最低の40℃まで下がってしまうとか、郊外を走っていて65℃くらいを指していたものが、街中に入ったら40℃に下がってしまうということも、しばしば。

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 これらのことから、やはり軽自動車なので発熱量が少ない上に、ヒーターをかけることで、ほとんど放熱されてしまうらしいことがわかりました。
 なるほど、昨年の厳冬期に車内が寒かったのは、マイナス10℃台後半まで冷え込んで、ラジエーターに冷気が当たると、そのヒーターすら負けてオーバークールになってしまっていたわけです。
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 そうなると、やはりラジエーターシャッターは有効そうなので、そろそろ今期も付けようかと思い始めた、今日この頃。
 街中しか走らないのであれば、ラジエーター全体をふさいでも良さそうなかんじもしますが、峠越えなど長距離走行時には、それなりに水温が上がることもわかったので、もっと寒くならないと、あまりふさぎすぎるのは危険そうなので、状況を見ながら施工ですね。

 そんなことがわかったのも、水温計のおかげ。
 シャッターを装着しても、水温の上昇程度をモニターできるので安心だし、やっぱり付けて良かった。^^




Posted at 2024/12/13 22:49:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | WAGON_R | クルマ
2024年12月10日 イイね!

来るべきものに備えて

来るべきものに備えて どうあがいても、来るべきものは来てしまいます。
 てことで、どうやら十勝もすっかり冬になってしまったもよう。そら12月ですし。

 Tシャツ1枚で窓全開にできていた、あの頃が懐かしい。(遠い目

 …てなこと愚痴っても季節が戻るわけはなく、来たるべきに備えて除雪機の整備以外にも、いくつか作業をしていました。
 
 朝晩デフォルトで、ストーブに点火するようになりましたが、この夏、何度かボイラーの点火エラーがあったので、どうも灯油にゴミが溜まっているっぽい。
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 北海道の戸建て住宅は、400リットル入りの大型タンクが設置されていて、契約業者にローリー車で灯油を配送してもらうのが、一般的です。

 ボイラーとストーブはともに灯油を使いますが、灯油詰まりで、ストーブの点火エラーはごめんこうむりたいので、専門業者に頼んで、タンク内の洗浄とストレーナーの交換をしてもらいました。
 これでこの冬は安心です。

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 で、このほかに気になっていたのが、ストーブ天板の傷み。
 基地のストーブはファンヒーターではなく、昔ながらの反射式です。上にやかんなどを掛けてお湯を沸かせるメリットもありますが、使っているとどうしてもお湯をこぼしたりで、天板がすっかり錆びついてしまいました。

 ここには蒸発皿と呼ばれる、水を張った容器を置いておくと、ストーブの熱で水が蒸発して、簡易的な加湿器になります。真冬になるとちゃんとした加湿器を稼働させるのですが、今時期はまだこれでもじゅうぶん。

 これの下が特に錆びていたので、水を入れる時にそんなにこぼしたかな、と思ったら、蒸発皿代わりにしていた、古いアルミ製のコッフェルが錆びて、いつの間にかピンホールが空いていたのでした。(汗
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 このコッフェル、たぶん30年以上昔のもので、キャンツーで散々使ってベコベコに傷んだので、引退させて蒸発皿にしていたのですが、さすがにもう廃棄です。
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 代わりに100均で調達した、ステンレス製のストッカーに換えました。
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 そして天板は軽くペーパーがけをして、マスキングし、耐熱スプレーで塗装。
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 普通の家庭には耐熱スプレーなんてないと思いますが、基地の場合、マフラー用に使っているものがあるのです。(笑

 きれいになってちょっとだけ、気分もアガります。




Posted at 2024/12/10 21:19:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | 季節の便り | 日記
2024年11月28日 イイね!

防衛装備を整備

防衛装備を整備 てなことで、将軍様の襲来に備え、迎撃用武装がかわねこ基地に配備されました。
 しかし何しろ中古機なので、そのまま使うには不安があり、確認を含めてメンテナンスすることにしました。

 と言っても、かわねこレベルなので、大したことをするわけではありません。
 油脂類の交換と、燃料フィルターの洗浄、駆動ベルトの点検と、電気系の小修理くらいです。

 ちなみに春先の夏眠前には、ワイヤー類はグリスアップし、キャブのガス抜きをして、燃料タンクにはガソリンの劣化防止剤を入れておきました。

 まずはなにはともあれ、エンジンオイルの交換は必要なので、覚醒させてエンジン始動。

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 もともとバッテリーは、前オーナーからダメになっている、と聞いていたので、とりあえず充電器に掛けましたが、前日夜にやるつもりがすっかり忘れてしまいました。当日の朝に掛けましたが、2時間ほどでは復旧しません。
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 しかし、YTにはリコイルスターターが付いているので、バッテリーがなくてもエンジンはかかるのです。

 7ヶ月ぶりなのでぐずるかと思いきや、意外なことにリコイルを2回引いただけで、元気良くエンジンはお目覚めしてくれました。

 各部の作動状況を点検し、暖まったところで、エンジンオイルを抜きます。
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 まーしかし、発電機などでもあるあるですが、こういう汎用エンジンを載せた機械のオイル交換は、とにかくやりづらいです。
 専用設計ではないので仕方ないのですが、狭かったり、変な位置にドレンが付いていたりで、これはまだかわいいほう。
 それでも今回も、フレームの上にドレンがあり、そのまま外すとオイルだらけになってしまうので、ティッシュの空き箱で樋を作って受けましたが、ドレン部分がフラットなので隙間から少しオイルをこぼしてしまいました。

 こぼれたオイルは、パーツクリーナーとウエスできれいに拭き取っておきます。これをサボると、古い機械は後にオイル滲みを見つけた場合、交換時にこぼれたものか、後から漏れてきたものなのかの判別が難しくなるのです。

 出てきたオイルはけっこう真っ黒だったので、交換はされていなかったよう。

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 オイルを入れるのもちょっと面倒。注入口が奥まっているので、そのまま漏斗が入りません。オイル缶を買うとよく付いてくる、蛇腹のノズルも、先端の太さが合わずNG。

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 なので、水道のホースを切って、ノズルを作りました。
 エンジンがちいさいぶん、0.6L程度しか入らないので、ゆっくりゆっくり入れます。ちなみに指定オイルは5W-30なので、ホムセンで安いのを買ってきました。

 事実上の注入口寸前まで入れるやつなので、ゆっくり入れてあふれてきたらOK。
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 いちおう、キャップにゲージが付いていますが、汎用エンジンだからでしょう。

 続いて、オーガオイルの交換。
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 オーガケースの2箇所に、ドレンと注入口ボルトが付いています。
 飛び出していると引っかかるために、沈頭式の六角ボルトです。
 オーガのブレードに当たるので、レンチの位置を変えながら回す必要があり、ちょっとだけ面倒。

 こちらも、抜いたオイルは真っ黒でした。
 指定オイルは10W-30のエンジンオイルなので、シェルパくんに入れた残りの、補充用に取っておいたカストロール10W-40で代用。
 ただ、抜いたオイルはにおいからすると、エンジンオイルのそれではなく、ミッションオイルが入っていたっぽい。 

 指定量は0.07Lですが、注入口がこれなのでそのままでは入りません。どうしたものかと思いましたが、ガレージにシリンジがあったので、それを使いました。オイル量も測れるのでシリンジは正解かも。
 もちろん、オイルなんか入れたらシリンジはダメになってしまいそうですが、どうせ100均モノなので、惜しくはありません。

 そして、取説の部品名称には「エアクリーナー」がありました。
 が、除雪機って埃のない雪の時期に使うもなので、エレメントは付いていないのが一般的。

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 果たしてケースを外してみると、やはりスポンジ状のエレメントはなく、金属製のレゾネーター兼用と思われるプレートが入っていたので、パーツクリーナーで、プレートとケース内の埃を拭いて完了。

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 燃料コックの下には、フューエルストレーナーがあるので、これも外して洗浄します。
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 外してみると、案の定ゴミが溜まっていました。
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 カップとストレーナーが一体なので、パーツクリーナーでゴミを飛ばし、ガソリンで洗ってこれも完了です。

 ちなみにプラグは、始動性があまりにも良く、頭もきれいなことから比較的新しいらしいので、あえて外していません。

 アイドリングでバラついたりするのであれば、キャブクリーナーを吹こうかとも思っていましたが、安定しており、キャブも好調なようなので、そのままです。

 そしてYTには走行用と、オーガ駆動用の2本のVベルトが付いています。
 念のため点検してみると、どこかのタイミングで換えたらしく、きれいだったので、これもそのまま。
 Vベルト交換は、オーガユニットを外したり、結構バラす必要があり面倒な作業なので、換える必要がなくて助かりました。

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 そしてここからはちょっとした修理。
 パネルには、こんなのが付いていて、最初はパイロットランプかなにかかと思いました。
 しかしよく見るとこれ、スイッチの折れたやつです。

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 パネル下を確認みると、ヘッドライトのハーネスを直結させた跡がありました。
 確かにエンジンを始動すると、ヘッドライトが点灯し、消灯はできません。

 どうやらスイッチが壊れたので、ハーネスを直結させて常時点灯にしたようです。
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 そこで工具箱をあさると、使っていない2Pスイッチがあったので、ハーネスをつくり、結線。
 これでライトのON/OFFができるようになりました。
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 ところが古いスイッチを外した時、取り付け穴が妙に汚く、ギザギザだったので、気になってパーツリストを確認してみました。するとリストにはスイッチなどありません。取説を見直すと、ノーマルは常時点灯なので、スイッチは後付だったらしい。

 なので、何らかの理由でスイッチを付けたけれど、壊れたので、ノーマルに戻していたようです。これならスイッチ付けなくても良かったのか、と思いましたが、まあ、あって困るものではないので、これはこれでいいかと。

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 ちなみにノーマルのヘッドライトは、白熱電球なので行灯の暗さ。なのでこれはLEDに換装する予定です。
 もっともジェネレーターが小さいので、あまり大光量のは付けられなさそうですが。

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 細かいところでは、スロットルのグリップが割れて、操作するとぽろっと取れてしまうのが困りもの。
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 パーツ代はさしたるものではありませんが、送料の方が高そうなので、とりあえずハーネステープでぐるぐる巻きのインチキ修理。
 これでも外れることはなくなったので、当面これで凌ぎます。

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 バッテリーは結局、12時間充電しても満充電にならず。
 でも実はこの状態でも、繋ぐとちゃんとセルは回りました。ただ、置いておくとたぶんあっという間に放電してしまうと思われるので、素直に交換したほうが良さそう。
 いくらリコイルがあって、割と楽にかかるとは言え、セルがあるなら使ったほうがいいに決まっています。

 ちなみにバッテリーは、イントルーダーなどのオートバイ用と同じもの。
 オートバイ用のバッテリーはお高いので、軽自動車用の小さめのバッテリーの方が安いのでは、と、調べてみましたが、あまり値段は変わらなかったので、オートバイ用を購入しようと思っています。

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 実はYTを購入した時、バッテリーのフタがグラグラしていたので調べると、バッテリーを押さえるステーの、長ボルトが片方なくなっていたのでした。
 なので、これもパーツを取り寄せて修理しています。
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 本当は、オーガの内側なども少しサビを取って塗装してやると、雪が引っかからず効率が良くなるのですが、日が暮れてきたので、今日はここまで。
 まだ稼働までの時間はあるので、近々ペイントを買ってきて、塗装してやろうと思っています。

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 予備の部品も、Vベルトとプラグ、なにはなくとものシャーボルトは買い備えました。(缶は今回使ったエンジンオイル)

 この日はプラス気温とは言え、5℃程度でも風が冷たく、手が冷え切ってしまいました。
 と言って、まだ暖かい秋早々にやるものでもありませんし。
 このあとはさらに気温が下がってくる予報なので、メンテにはギリギリのタイミングだったかもしれません。

 今はまだ早いので、第2ガレージ内に収めていますが、冬本番になったら外に置いておくことになるので、板でも用意して機体の下に敷こうかと考えています。
 機体カバーは今のところ、GSFに使っていたオートバイ用を流用していますが、使いにくいようなら、これもホムセンで専用のが売っているので、買ってきてもいいかも知れません。

 備えはしておくべきですが、できるならば使わずに済むのがいちばん平和です。なにしろ防衛装備なので。(笑





Posted at 2024/11/28 21:45:39 | コメント(2) | トラックバック(0) | 季節の便り | 日記
2024年11月22日 イイね!

蒼い助っ人が来る

蒼い助っ人が来る 暑くて夏らしかった大好きな夏は、とっくにどこかへ去ってしまい、冬の足音が、それこそドタドタと喧しく近づいているのを実感する、今日この頃。
 そろそろあまり来てほしくない、白いナニカもやって来てしまう季節になってしまいました。

 本来、北海道では雪が少ないはずの十勝の冬。その昔は「十勝の家には除雪スコップがない。箒で玄関先に薄く積もった雪を掃くだけだ(若干誇張があります(笑)」と言われていたものですが。

 いや、降雪量としては平均すると、道内でも少ない方ですが、近年は降らない日も多いながら、降るとなったら一気にドカ雪になるのが困りもの。
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 昨シーズンを振り返っても、1月からの3ヶ月間は月1~2回ほどとは言え、降るたびに30㎝以上のドカ雪で、そのたび半日から1日除雪で仕事にならない状況に陥りましたし、実のところここ数年、毎年冬はこんな繰り返しなのです。
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 さらに、基地のある地域は残念なことに、自治体の除雪がかなり雑で、基地前の中通りを除雪する際、道路の真ん中だけ雪を押して終わらせるので、重機からはみ出た雪の塊がかなり基地側に寄せられてしまいます。
 除雪は夜中に行われるので、重機で押されたり、タイヤで踏まれた雪は時間が経つと凍りつき、人力で避けるのにかなりの体力が要りますし、本来なら基地横の、道路脇のスペースに雪を捨てられるはずが、そこも重機で雪を積み上げて壁を作ってくれるものだから、まず壁の一部を崩して、雪を捨てるための通路を作らねばならない、など、降雪量の割に労力がかかるのです。
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 基地の周りは高齢者家庭も多いのですが、どうも昔からそういう状況なので、みなさんそれが普通だと思ってらっしゃるらしく、元気に雪かきをしておられます。ところがかわねこと来たら、寄る年波で現場で痛めた腰やら足やらを、除雪で悪化させる体たらく。
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 また、昨年までは、この時期にクルマを置くことがなかったので、今年になってわかったのが、第2ガレージやあ~るくんの駐車スペース周辺に雪を積んだままにしておくと、舗装されていないため、春先は融雪で、歩いただけで足が沈み始めるほどぐちゃぐちゃになってしまうこと。
 そのため、この時期は駐車する際に、毎回タイヤで踏むラインを変えないと掘れてしまうほどです。
 水はけがそれほど悪いわけではないのですが、駐車スペース側のほうが少し低くなっている関係で、残雪があると融水が流れ込んで来て地面がなかなか乾かず、土が乾いて締まるまでひと月ほどかかるため、最低でも冬の終わりには、あらかじめ広く除雪しておく必要があることも気づいたのです。

 少し離れた数軒の方は、除雪機を持っておられて、通路も広く開けたりしているので、この数年、除雪機があればなあと思うことが多くなりました。 
 とは言え、当然除雪機は安いものではありません。新品ならどんなに安くても30万円以上するので、年にせいぜい数回しか使わないのに、そんなお金を出す余裕など、到底あるはずもなく。

 しかし、昨シーズン中に腰を痛めてしまったこともあり、なにか対策を考えねばと、中古の除雪機を探したりもしてみましたが、そもそも除雪機ってあまり壊れないので、買い替えも少ないことから、中古がなかなか出てきません。あっても十勝の場合、郊外で使われたものらしく、やたらサイズがデカいのとか、新品並みに高額だったり。
 オクなどにも出品はされていますが、安いものは安いなりの程度で、補修費がかなりかかりそうとか、そもそも道内であっても、小型でも100kg以上ある除雪機を引き取りに行ったり、配送したりするだけで、かなりの費用がかかります。

 そんな状況なので、まあ除雪機なんて宝くじでも当たらない限り、夢のまた夢だよなあ、と諦めていたのですが。

 ところが、今年春のことです。別件で訪ねてきた知人から「中古の除雪機を買わないか」という話が持ち込まれました。

 以前会った時に、腰を痛めて除雪がしんどい、とこぼしたことがあったのを覚えていてくれたようで、話を聞くと知人のお客さんが、小型除雪機の買い手を探しているそう。興味あるなら、現物を預かっているから見においで、と言われ、さっそく行ってみたのです。
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 見てみると、ヤマハのスノーメイト・YT660Eというモデル。オートバイ乗りはこんな型式だと、660ccのビッグオフローダーとかを想像してしまいますが、もちろん違います。(笑
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 4スト空冷171cc、6ps、除雪幅60㎝の、ヤマハではミニマムモデルで、20年ほど前の古いモデルなので、静音型ではないエンジン音がちょっと賑やかですが、完動品。
 聞くと高齢の女性が持っていたそうで、年式なりのヤレ具合ながらも意外と使いっぱなしではなさそうなのは、親戚の方がメンテナンスしていたらしい。市街地で使われていたので稼働実績も少なく、十勝の雪質は軽いので、古い割に消耗している感じではありません。基地周辺を除雪するのには、ちょうどこのミニマムサイズが良かったのと、格安だったことから購入することになってしまいました。

 さすがにあ~るくんやエスクにこれは積めないのですが、話を仲介してくれた知人が、トラックで基地まで運んで来てくれました。ありがたや。
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 かわねこ的には、20数年前に所有していた、セロー以来のヤマハ製品です。その昔、若かりし頃乗っていたオートバイもDT50だったので、けっこう好きなメーカーではあり、このファラウェイブルーという青色も、ヤマハのオフロードモデルを連想させるので、ちょっぴり萌えるポイントだったり。(笑
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 ちなみにこれ、ヤマハブランドですが、製造はササキコーポレーションという、農機メーカー。実は除雪機はホンダにしろ、ヤンマーにしろ、ブランドメーカー本体が製造しているのはごくまれで、大概は農業機械で実績のあるメーカーが、開発製造を担っているのが一般的。夏に使う本業の農機具を冬に製造し、冬に使う除雪機を夏に製造するのが、セオリーになっていたはずですが、昨今はこのクラスだと、中国生産になってきてもいるようです。

 蛇足ですが、季節商品のため、いわゆる見込み生産をしてシーズン中に在庫を販売するので、冬の後半に大雪が降ったからと、新品を買おうとしても、もう在庫がなくて買えない、ということもよくある話。

  調べてみたら、YT660Eのデビューは1996年と意外に古く、おそらくはランニングチェンジだけで長年販売され、2014年にモデルチェンジしていますが、これもどうやら静音型エンジンへの載せ替えと、製造が中国に移管したことが主な内容で、除雪機構は現在でもほぼ同じらしいモデルが販売されています。
 そのため部品の調達や、もともと比較的単純な構造なので、自分でメンテするのも問題ありません。
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 ありがたいことに、ヤマハの公式WEBでパーツリストが公開されているので、パーツNo.や価格の検索も容易です。
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 などと言ったところで、購入した時にはとっくにシーズン終了で、もちろんすぐ稼働することはないので、各部点検とグリスアップをして、さっそく冬眠ならぬ夏眠に入れたのでした。

 将軍様の到来までには、まだ少し時間がありますが、油脂類の交換や、駆動ベルトなどの点検もこれからで、あまり寒くなると、外でのメンテ作業もキツくなるので、そろそろ目を覚まさせて、早めにメンテして備えようと思います。
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 これで今シーズンは、どんと来い、…などということはもちろん言うはずもなく、稼働せずに済めばそれに越したことはないのですが。聞いちゃくれないんだろうなあたぶん。(笑

 てなことで、エンジン付きがまた1台増えてしまいました。





Posted at 2024/11/22 22:11:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | 散財シリーズ | 日記

プロフィール

「午後からは急に晴れ出したので、こうなると走らずにおれません。てことで、エスク…ではなく、シェルパくんでお出かけ。〆はやっぱりソフト…ではなく、今日はミルクジェラートなう。」
何シテル?   07/27 17:28
オートバイとクルマと、野遊びが大好きな「おやぢ」です。(^^ゞ 北海道のど田舎に住んでいます。どれくらい田舎かと言うと、地域で乗っている車種を言えば、...
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