
この週末は、札幌市郊外某所にある秘密基地にて、遊び仲間とのもつ鍋宴会を盛大に行ってきました。
舞台となったここ、実は仲間のひとりが彼の住む寮ではできない、趣味の工作をする場所として借り受けたものです。
もともとはほとんど
ハイオク廃屋だった長屋に、趣味の道具と工具を持ち込んでいたものが、例年行っている初冬の牡蠣宴会場所として提供することになったのがキッカケでした。
いつもは、幹事長宅庭に、単管を組んでブルーシートを張り巡らせ、盛大に炭火をおこすのですが、設営が大変なため、この長屋に白羽の矢が当たったのです。
わたしはその状態を見ていないのですが、当初はもとが廃屋ゆえ、土足で入り込めるので、窓を開けて炭火をおこす「屋内キャンプ」状態にするつもりだったようです。が、「自由に改装してよい」との大家さんのセリフに、「手直しをすれば使えるのでは」という発案のもと、素人集団による大改装が行われました。
抜けた床板を修復し、壁紙を張り替え、徹底的に掃除をしたり、カーペットを持ち込んで敷くとなんということでしょう。(笑
炉端居酒屋風の立派な「宴会場」ができあがりました。^^
畳を敷き直す際に、腐って使えない部分を捨てたため、床板がむき出しの部分があり、そこにレンガを敷いて「炭火コンロ」を直置きできるようにアイデアをこらし、本来は2軒長屋の隣は借りていなかったものを、大家さんを
騙して説得して借り受け、なんと壁をぶち抜いて、隣を就寝スペースに活用。
さらに仲間のひとりが薪ストーブを持ち込んで、冬でも宴会に使えるようまでなりました。
電気と暖房は完備され、残る課題は水が出ないこと。が、水道管のおおもとが壊れているとかで、これは当分無理ですね。が、ふだん野営慣れしている我々のこと。平然とみながポリタンクを持ち込むので、まあシャレのひとつと思えるもの。
以前、様子を見に来た大家さんが、あまりの変貌ぶりに驚愕していたそう。
ここのいいところはなんといっても、人気のない場所にあるので、大騒ぎしても苦情が来る心配がなく、今回もギター鳴らすわ、みんなで歌うわ、やり放題。^^
さらには、酔っぱらっても、その場で寝られるという安心感もあり、いまではすっかり仲間内の共有のような雰囲気になっています。
仲間に小学生の女の子を連れてくる一家がいるのですが、この子にとっても「
秘密基地」という響きが琴線に触れるらしく、今回も宴会を楽しみにしていて、同居している祖父母にも「『遠くに行ってくる』って言ってきたの。だって秘密だもん♪」だそう。そんな彼女は8歳にして、誰も教えていないのに、既にビールサーバーの使い方が大人より上手く、将来が楽しみである。^^;
とまれ、おとなにとっても「秘密基地」という響きは、なにか特別なものがありますね。
幾つになっても大人になり切れない、馬鹿なおとなたちが集う、次の宴会が楽しみです。^^
Posted at 2006/03/12 23:02:07 | |
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