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かわねこのブログ一覧

2024年11月21日 イイね!

赤いスバルでお出かけ

赤いスバルでお出かけ そんなわけで、鹿爆弾をくらってしまったエスクが、修理を終えて帰還しました。

 いつものお店も「鹿祭り」状態で、かなり混み合っていて、入院は3週間に渡りました。
 当初、空いていないようであれば代車なしでも良いです、と伝えていたのですが、代車を貸してくれることになったのは、ありがたいところ。
そして入庫の際にコレ乗って行って、と言われたのがフォレスターでした。

 ここはいつも代車料なしで貸してくれるので、これまでの車検時などには、ポンコt…いや、いささかお疲れモードの軽自動車とか、コンパクトクラスの代車が常だったので、ちょっと驚き。
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 さっそく乗り込んでシートを合わせようとしたら、なんとパワーシートです。
 そう言えばスバルって、パワーシートが好きなメーカーというイメージがありますね。(笑

 実はSHフォレスターは、エスク購入当時に、候補として上がっていた1台でした。しかし、既にSJ型へのモデルチェンジを控えて、受注停止になっていたことから、候補から外れたものでした。
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 この個体は2009年式ですが、走行距離はわずか4万5000㎞ほどで、内装はかなりきれい。驚いたことにリアシートのサイド部分には、新車当時からと思われるビニールがかかったままでした。
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 アルミホイールや、ルームミラー端の傷みに、年式らしさが出ている程度です。
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 装備も充実していて、オートエアコンやシートヒーターも付いているので、XSグレードでしょう。

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 エンジンを掛けると、NAとは言え、EJ20なので吹け上がりが良く、独特のボクサーサウンドが響くのは、ちょっとソソります。(笑
 思えば、人生初のEJ20体験かも。
 調べてみたらこのエンジン、シングルカムではなく、ツインカムなのでした。同時期のインプレッサのNA2.0Lは、シングルカムなので、なぜ使い分けしたのか謎ですが。
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 インパネはその同時期のインプレッサと同じなので、見やすく、なかなかにいいデザイン。
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 この時代はまだCVTではなく、トルコンATですが、発進がもっさりしているのは仕方ないところ。が、シフトのECOモードを解除すると、そこそこ加速してくれるので、悲しくなるほど遅いわけではありません。
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 マニュアルモードも付いていますが、多段化ATが当たり前になった現在では「あれ?4速しかないんだ」という印象。

 タイヤはお古のスタッドレスですが、ちゃんと利き、足回りもまだそれなりに動いていてくれますが、乗り心地重視らしく、ダンピングはちょっと弱い印象でした。

 購入時期がもう少し早ければ、これの5MT、ターボのXTが候補にあがっていたので、それにしていれば楽しかったかも。もっとも、ターボだとハイオク仕様になるので、燃料代が捻出できずに手放していた可能性も否定できないのですが。


 そんなこんなで、せっかくの機会なので、こいつでドライブに出かけることにしたのです。

 向かった先は、実は先日ネタにしたここでした。

 天気予報でどんにょり気味なのはわかっていましたが、早くもぽつりぽつりと落ちてくるものが。
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 ワイパーを操作して気づいたのが、スバルはミスト操作が、ワイパーレバーを「引く」なこと。
 他メーカーは、レバーを「上げる」操作で、引くはウォッシャーが多いはず。
 ちなみにスバルのウォッシャーは、レバー先端のボタンを押す、です。

 これを独特と取るか、奇をてらっていると取るかは、それぞれ。でも、もっと昔にレックスに乗った時、ライトとワイパーレバーが左右逆で驚いたりしたので、まだ良くなった方か。(笑
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 クルーズコントロールも付いていて、上り坂で速度を合わせる反応は、エスクのそれより速いかんじですが、これは、MTと統合制御でシフトダウンできるATとの違いかもしれません。
 ただ、キャンセルして一定時間が経つと、レジュームボタンでは復帰せず、再度セットし直す必要があるのは、スズキと違って慣れが必要でした。


 このフォレスターは、もう10年以上前の設計と言え、よくまとまっており、ちゃんとスバルらしい走る楽しさもあって、この後もスバルを選ぶスバリストなユーザーを増やすのに、貢献したのもわかります。
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 ちなみに燃費は最高で、13㎞/L越え。CVTではないトルコンATとNA2Lでは、当時としては悪くない数字と思います。もっとも高速や峠は走らず、一般道をのんびりと走ったもので、街中に入ってゴーストップが多くなると、結構ガタ落ちになるのは仕方ないでしょう。なお、郊外のドライブであれば、ECOモードは入れても切っても、誤差の範疇でした。

 クラリオン製の純正ナビも付いていて、ナビ機能は使いませんでしたが、古いので操作性もあまり良くありません。SDカードでの音楽再生は、専用フォルダをつくる必要があったり、調整機能が少ないので、音は今ひとつ。もっともスピーカーもノーマルなので、望むものではありませんが。

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 ちなみに帰投して、第1ガレージに入れてみると、あれ?フロントバンパーがシャッターギリギリです。
 エスクとほぼ同サイズか、むしろ少しちいさめだと思っていたのですが、意外なことに140㎜ほどフォレスターの方が長いのでした。


 この当時までは、フォレスターってインプレッサの派生形、のイメージでしたが、今やスバルの稼ぎ頭の車種になったとは、時代も変わったものです。

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 そんなわけで、エスク入院期間の3週間に活躍してくれたフォレスター。予想外に、代車なのに少しグラベルも走らせてしまったり、重めの機材を積んで、雨の長距離走行をしたりもしたので、洗車して返却。

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 代車とは言え、ずっと乗ってみたかったEJ20を味わえたのは、ちょっとだけいい体験でした。




 

Posted at 2024/11/21 21:24:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマそのほか | 日記
2023年06月26日 イイね!

弾丸帰省でワゴンRに乗る

弾丸帰省でワゴンRに乗る 先日のこと。急遽帰省の必要が生じてしまいました。
 目的が家族の見舞いだったので、帰省と言っても実家でのんびり、などというものではなく、苫小牧からいつものフェリーに飛び乗り、八戸でレンタカーを引き取って実家まで走り、見舞いの後、そのままUターンで八戸へ戻ってまたフェリーに乗って、北海道に帰って来るという弾丸帰省です。

 まあそのあたりは、ここで書いてもなんなので置いておいて、今回も半日相棒となった、レンタカーの話。

 今月はずっと現場と出張に加え、出発4日前の現場がこの時期にして、ひとケタ気温のやたらと寒い場所で、更に翌日が30℃近い気温の中、現場仕事。これで今年3度めの風邪をひいてしまったのは、やっぱり体力落ちてるんですね…。
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 出発当日も、夕方までどたばたと仕事を片付けて、苫小牧西港のフェリーターミナルまでひた走り、あ~るくんにはターミナル駐車場で留守番を頼んで、船上の人となりました。

 翌日、八戸には定刻入港し、シャトルバスで、よく利用しているニコニコレンタカーへ向かいます。
 ここ、スタンドが経営しているレンタカー屋さんで、軽自動車は2台しかないため、ともすると出払っていることもあるのですが、今回は平日とあって、2台とも空いており、これまでは、HA25Sアルトと、B11W(3代目)EKワゴンの2台でしたが、車両が入れ替えになったようで、アルトに換えてワゴンRになっていました。
 どちらの車種でも料金は変わらず、EKワゴンは2020年に乗っているため、ワゴンRを予約しました。
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 ニコニコレンタカーは、コスト低減のため、あえて古めの中古車を整備して貸し出すのが基本なので、一代前のMH34SワゴンRだろうと思っていたら、現行型MH55Sのハイブリッド車、それも最上級グレードのFZだったのは、ちょっと驚き。

 走行距離は3万㎞ほどと少なく、内外装ともよく手入れされており、じゅうぶんにきれいなものだったので、かなり新しいクルマかと思いきや、2018年登録の5年落ちなのが意外。現行型の最初期モデルですが、現行型ももうそんなになるんですね。
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 ニコニコレンタカー自体、料金が割安なので、ナビはオプション扱い。希望すると、ポータブル式のものが付くらしく、インパネにマウントが付いていましたが、わたしは不要なので頼まず。
 そのため、オーディオは純正のCDタイプ。でもこれでじゅうぶんです。
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 その他に、使いませんでしたが、スマホ用のマグネットスタンドが付いていたり、電源ソケットにはUSBアダプタが付いているとか、ティッシュと傘が積まれてあるあたりのサービスぶりは嬉しいところ。このあたりの細かな配慮は、大手のレンタカーにはありません。

 二世代も前の、あ~るくんと比較すること自体がなんですが、乗り出して感じたのは、ボディの剛性感。サスペンションのセッティングや4WDとハイブリッドによる重量増などもあろうかとは思いますが、段差を超えた際の収まりなどは、ぶわん、と一瞬揺れのあるあ~るくんと違い、ドシッと落ち着いており、パワー感を別にすれば、ひとクラス上のスイフトあたりに乗っているような印象なのには、感心しました。

 ただ、ハイブリッド化でモーターアシストが付くとは言え、やはりCVTはかったるいですね。
 発進時は、純ガソリン車に比べると、少しだけパワフルですが、農耕車を追い越すときなどは、やはりちょっとキアイが要るレベル。

 加速以外では、速度がある程度乗ってしまえば巡行性能にも問題はなく、今回高速も走りましたが、実に普通に走れ、遮音性なども問題ないレベルだったり、ハイブリッドもインパネのモニターを見ていないと意識しないくらい、モーターのアシストが自然になっているあたりは、昨今の軽自動車の品質向上と思います。
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 気になった点としては、センターメーターの視認性。
 センターメーター自体は、これまでもNCP13(初代)ヴィッツとかT30(初代)エクストレイルで、かなり昔のこととは言え経験していますが、それらはさほど違和感を感じなかったのに比べ、今回のワゴンRは、特に左端のタコメーターの視認性があまり良くないのが気になりました。
 その理由は、おそらくこれまで乗ったセンターメーター車は、メーターナセルがドライバーに向けてオフセットされているのに対し、ワゴンRのそれは、正面を向いているからではないかと思います。
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 同様の理由で、エアコンパネルがコンパクトなものになり、ATシフトレバーの左に配置されているのも、使いやすいとは言えません。
 まあ、オートエアコンなので、運転中にそうそう設定を変えることはないだろう、という意図なのだと思いますが、日中だと温度表示のパネルが反射してほとんど見えないあたり、ダイヤルの角度で視覚的にポジションがわかる、あ~るくんのマニュアルエアコンの方が使いやすく感じます。

 また、コストダウンらしく、小物入れのボックス類はほとんどなくなり、トレイやポケットに変更されているのも目に付きました。
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 もっともこれも、ドリンクホルダーなどは、あ~るくんの引き出し式より、ポケット式のほうが合理的で使いやすいのですが。
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 さらに、フロントウインドの上部センターにあった、シェードもなくなっていました。
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 室内装備での美点は、FZグレードなので、革巻きステアリングが標準装備だったこと。あ~るくんは低グレードなので、ウレタンステアリングなのですが、これが適度に柔らかさのある素材で、思ったより違和感がなかったのでそのまま使っていますが、さすがに革巻きはやっぱり握り心地が良かったのは、言うまでもありません。

 そんなこんなで、半日現行型と付き合って、翌朝。
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 でも苫小牧に戻ってあ~るくんに乗った時に、ちょっとほっとしたのは、まだ2ヶ月ほどとは言え、ウチの相棒になったんだなあ、と実感したのでした。(笑

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Posted at 2023/06/26 22:34:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマそのほか | クルマ
2017年02月24日 イイね!

たまには違うクルマに乗ってみる

たまには違うクルマに乗ってみる 既に先週の話なのですが、法事のためにちょっとだけ帰省していました。

 と言うことで、今回も船旅だったのですが、エスクごと載せると高くつくので人間だけ乗船し、現地でレンタカーを借りる作戦を敢行。

 調べてみると、年末年始の遠征で使った、苫小牧東~秋田航路が使えそうです。

 この航路、秋田行きはともかく苫小牧東へ戻る便が、通常は秋田出航が朝早いためこれまで使っていなかったのですが、今の時期は特別ダイヤになっており、出港が夕方なので、使えそう。苫小牧~八戸航路に比べて、運賃が安いのも魅力です。
 しかもレンタカーも港近くにあり、さらにフェリーターミナルまで無料送迎も付いているとあって、軽クラスを予約して万全、と思っていたのですが。

 出発当日の朝、フェリー会社から電話がかかってきたのです。一瞬いやーな予感がしたとおり、内容は日本海側が荒天のため、本日出港する便は秋田に入港せず、そのまま最終目的地の新潟に向かう可能性があるとの連絡でした。

 前日までフェリー会社のHPや、天気図などもチェックして、荒天による欠航はなさそうだと判断していたので、これはけっこうショック。
 どうせ新潟まで行くんなら秋田港にも寄れよ、と毒づきたくもなりましたが、考えてみると秋田港ってやたらと狭いのです。

 これは今年1月、帰省からの帰りに乗船する前で、入港した船が180°転回しているところ。このように狭い港内で2万トンの船が着港するのは、まさに職人技で、うねっていたらこれは危ないだろうなあというのは理解できます。なにせ天候のことなので、怒る怒れず、やむなく秋田経由案はキャンセル。

 となると、八戸航路を使うしかありません。
 HPを確認すると、こちらの航路は通常運行しており、さっそく予約。ただ、本来ならネット予約で割引がきくのですが、当日予約のため割引対象にならないのが痛い。
 さらにレンタカーも、当初予約していた会社だと、ネット上での予約変更手続きで済むのですが、これも直前のため、満車で変更できず。これまたやむなくキャンセルして、別のレンタカーを探しました。
 これもネットで調べてなんとか格安レンタカーを見つけました。当初予定していた軽クラスではなく、少し高いSクラスですが、この際仕方ありません。

 と言うことで、どたばたの後出発。ターミナルでエスクに留守番をさせて、フェリーに乗り込みました。
 これまで数え切れない回数乗っていますが、徒歩での乗船は学生時代以来かも。^^;

 太平洋側の航路には珍しく、そこそこに揺れたので気持ちよく爆睡(ぇ)し、定刻通り八戸着港。
 レンタカー会社によっては、送迎付のものもあるようでしたが、予約したところにはなかったので、フェリーターミナルから、シャトルバスで中心街へ向かいます。シャトルバスというと聞こえはいいけど、ただの古い路線バス。
 幸いだったのが、レンタカー会社がバスを降りて3分程度のすぐ近くだったこと。いわゆるガソリンスタンドが併設でやっているレンタカーでした。

 さっそく手続きをして車両を借り受けましたが、予約画面で「車種はフィット」とあった際にはコレ

 を連想していたのですが、格安レンタカーなのでそんなはずはなく、コッチ。

 初代ですね。^^;
 あいや、別に不満ではありません。フィットシリーズではこの初代って比較的好きなクルマですし。

 ラリーでもお馴染み?(笑)

 これは昨年の新城ラリーですが、偶然にも同色。もちろんこちらは1.5のRSベースですが。ただこの後、こうなっちゃったのが、一瞬頭をよぎったのはナイショ。(笑)


 
 車検証を確認すると、2003年式なので、既に14年落ち。走行距離は8万5000㎞弱ですが、よく手入れされており、古さを感じさせません。車内も非常にきれいなものでした。


 1.3Lの4WDで、グレードはおそらく一番下のYだと思われますが、エアコン、パワーウインドなど一通りの装備は付いていたので、なんら不便はありません。もちろん3日間のうち不調な部分もなく、実に快調でした。

 一カ所だけ年式なりだったのが、ハイマウントランプのゴムが伸びて外れていたのですが、これはまあご愛敬のレベル。^^;


 今回たまたまこのフィットが空いていたのですが、このクラスではほかにパッソも選べるようです。もっとも同じ料金なら、わたしはフィットを選びますが。
 スタッドレスタイヤもヨコハマガーデックスのかなり新しいものが付いており、ワイパーブレードもきれいだったので、この後、季節外れの雨中走行となりましたが、安心して走れました。


 また、細やかな気遣いでありがたかったのは、 ダッシュ下にボックスティッシュが入っていたのと

 トランクに傘とスノーブラシが装備されていたこと。レンタカーではなかなかこんな気遣いはないので、これは嬉しかったですね。


 格安レンタカーなので、ナビやオーディオ用のトランスミッターは別料金。
 わたしはナビは不要だったのと、トランスミッターは持参したものを使いましたが、純正でAUXジャックも付いていました。



 今さらこんな古いクルマのインプレッションなど書いてもしょうがないのですが、なかなか他のクルマに乗る機会もないので、まあ気は心で。^^;


 これまでこのクラスのレンタカーは、現行ヴィッツ旧ヴィッツ旧デミオに乗ったことがありますが、ほぼ同世代の同クラスなので、乗り味はいずれも似た感じです。
 エンジンも1.3Lらしく、まあこんなものか、というパワーとフィーリング。ただ、足回りは恐らく何も換えていないと思われますが、8万㎞越えにしてはそれなりに踏ん張るので、乗っていて不安感はありませんでした。
 ミッションはCVTなので、スタート時に独特の滑り感があるのは、ヴィッツと同じ。ただ、減速して停車寸前に、ぐぐっとブレーキがかかるような動きを見せたのもヴィッツと同じだったので、これってCVTの特徴だったんでしょうかね。
 ちなみに実家でデミオに乗って気付いたのですが、デミオのATはわずかに独特のうなり音が発生するのに対し、CVTは静かですね。
 ブレーキも良く効きますが、踏み初めがちょっとガツンと効くのが気になりました。が、これは慣れの問題でしょう。
 ホンダのデュアルポンプ4WDに乗るのも初めてで、ほんのちょっとだけ雪上も走りましたが、生活4駆なので、当たり前ですが特徴はありません。

 ヴィッツは個人的にはお世辞にも「乗って楽しい」とか「買ってもいいかな」とは言えないクルマでしたが、フィットはハンドリングはデミオに劣るものの、大ヒット車だけに、全体はさすがに良く出来ているなあという印象でした。CVTのフィールがあまり良くなかったので、MTだったらふだん乗りでも面白いかも。

 ちょっと気になった点はメーターフードが深いので、自発光式ではない盤面が暗く、曇天のこの日は見えづらいこともあって、積極的にスモールを点けたりもしていました。



 装備でちょっとおおっ、と思ったのが、シフトレバー前方のドリンクホルダーに照明が付いているんですね。これ、専用の光源を付けているのではなく、ヒーターパネル照明の下部に切り欠きを設けて下を照らすアイデアなんです。このあたりの設計はホンダらしいなあと思ったところ。


 驚いたのが、給油口にロックがまったくなく、キャップもキーなしでそのまま開いてしまうこと。

 ヨーロッパ車などでは見かけますが、日本車では珍しい。燃料タンクがセンター配置なこともあり、ガソリンは盗まれづらい構造ですが、キャップを盗まれたり、火を点けられたりという心配があるような気もします。もっとも、これが問題になったという話も聞いていませんが。
※追記:タンクキャップのフタは、ドアロックと連動する構造だそうです。


 ちなみに燃費計も付いていて、15km/L~16km/Lを表示していましたが、満タン法ではこれよりも良く、17.5km/Lでした。1.3Lの4WDとしてはじゅうぶんでしょう。


 そんなこんなでこの日は移動だけだったので、水族館にクラゲを見に寄ったり。


 こーゆー「小物」の展示が好きなんです、実は。^^

 田舎道をのんびり走っていたら、前方にトラクターが。しかもなんかリヤカー引いてます。(笑)

 それはいいけど、おじーちゃん、車線をまたいで蛇行するのは勘弁して欲しい。(汗)

 久慈では懐かしのボンネットトラックとすれ違いました。

 このあたりは今でも林業で、このタイプの総輪駆動トラックが現役で使われています。
 そう言えば、11年前にも久慈市内で目撃していました。クレーンの色が違うので、この時とは違う個体だと思われますが、未だ元気に走っているのは心和む風景でしたね。

 午後遅くには岩手山麓の温泉を訪ねたのですが、ここでも懐かしい出会いがありました。

 フロントバンパーに書かれているとおり、1968年式で型式が「TSD40改」となっているのは、これが4駆のトラック用シャシーに、バスボディを載せて造られたことを示しています。シャシーはいすゞ製でボディは川崎航空機製とのこと。ちなみに当時いすゞの通常型ボンネットバスは「BX」という型式でした。国内に現存するバスの中でも変わり種の珍しい車種だそうです。

 こいつとも実は12年前に邂逅していて、これがその時の写真。変わらぬ姿は、貴重なクルマだけに大切にされているのがうかがえます。

 宿の方に聞いてみると、冬期に山岳地のここまで上がって来られるバスがこれしかないため、未だに現役なのだとか。
 現在は冬期間の土日のみ運行しているようで、これ目当てにか乗客もけっこう乗っていました。今回は時間がありませんでしたが、機会あればこんどは乗ってみたいものです。

 なにせここまでの道路は、舗装されているとは言え、急カーブとかなりの斜度。写真は下りなのであまりそう見えませんが、12年前にスイスポで来た時は、凍結路の途中でスリップして登れなくなり、やむなくいったんバックして全開突撃で上がった記憶があります。^^;

 この日は異様に気温が高く、標高が上がるにつれて雪交じりとなりましたが、路面は凍結しておらず、4WDのフィットでは余裕で登れました。


 で、無事法事も終了。帰りもフェリーの出航時間が夜なこともあり、あえて八戸まで高速を使わず、下道をのんびり走りました。

 例によってここにもまた寄ってしまいましたが、悲しいかな閉館時間の5分前だったので、写真だけ撮ってとっとと退散。^^;

 のんびり走りすぎて、ここも既に閉館時間だったので、外観写真のみ。(謎)

 なぜか青森にある、自由の女神を眺めたり。それにしてもライトアップしているとは知らなんだ。^^;


 3日間付き合ったフィットともお別れ。なかなかに乗りやすく楽しめたクルマでした。

 帰りの船は、直前の予約だったため、2等寝台が取れず、念のため窓口で発券時にも聞いてみましたが、やはりNG。しかしまだ手はあります。
 出航後に船内で等級変更を申し込むと、アップグレード可能な場合も多いのです。

 で、今回も無事寝台ゲット。比較的新しい船なので従来のかいこ棚のようなそれと違い、狭いながらも個室です。2人部屋なので、最悪他人と同室もあり得ますが、今まで専有できなかったことはありません。

 小さいながらもテーブルと椅子があって書き物ができるし、なにより個室なので風呂に入りに行く時など、鍵がかかるので安心です。(2等の大部屋にも個人用の鍵付きロッカーはありますが)常夜灯があるために完全に暗くはならない大部屋と違って、灯りを消すと真っ暗になるので、熟睡度が違いますし。

 てなことで駆け足帰省から帰ってきましたが、例によって高速を走ったので、またもエスクは塩漬け。(泣)


 もちろんがっちり洗車しましたともさ。

 月並みですが、やっぱり乗り慣れた自分の愛車がいちばんとは言え、たまに違うクルマに乗るのも面白かったですね。^^;

 
 









Posted at 2017/02/24 12:38:29 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマそのほか | 日記
2014年03月02日 イイね!

今日の愛車

今日の愛車 絶賛帝都潜伏ちうのかわねこです。(笑

 お仕事は明日からなので、今日は神奈川県にあるかわねこ家の墓参りに行ってました。

 当初は素直に鉄道を使って行くつもりでしたが、鉄道、というか、東京の人混みと乗り換えなどの駅間移動が苦手など田舎もののかわねこ。しかも親戚宅は本家、分家と2軒あり、さらに神奈川ながらけっこうな田舎にあるので、クルマで行く方が便利なのです。
 「クルマで行けりゃあ楽なのになあ…」と昨日の出発前に考えていたら、ふとレンタカーって幾らなんだろう?と思い立ちまして。

 さっそく調べてみると、昨今Sクラスの日帰りならけっこう安く、5000円を切ります。もちろんこれにガソリン代と高速代がかかりますが、時間短縮に新幹線を使うことや、駅からタクシーに乗るとか、お寺までの移動などを考えると意外とリーズナブル。

 と言うわけで、急遽レンタカーを予約したのでした。
 申込時の案内では、車種はデミオもしくはマーチ、となっており、格安プランのため車種の指定はできません。

 朝さっそくクルマを受け取りに行くと、そこにいたのはシルバーのデミオ。これは嬉しい。個人的にデミオとマーチのどちらかを選べるなら、デミオに乗りたかったから。
 実家で旧デミオを使っているので、比較してみたかったのと、ラリーやダートラで使われている現行デミオの素性を体験してみたかったのです。


 レンタカーなので、グレードは13Cの4AT、FWD車と思います。
 エンジンはけっこう元気良く、出足の良さはなかなかのもの。もちろん速くはありませんが、高速の合流で踏み込むと、若干苦しそうな音ながらレッドゾーン手前までキッチリ回ります。
 オドメーターは5万8000㎞を越えており、いささかダンパーが抜け気味ではありますが、ロールしながらもちゃんと踏ん張ってくれるあたり、サスを含めての剛性がけっこうあるかんじです。
 シートもリフターを目いっぱい下げると、そこそこローポジションになるのも好印象。
 メーターはベーシックなもので見やすいのですが、最近の流行なのか、照明色が赤いのはわたし的には馴染めません。



 デミオは、シフトレバーがダッシュとフロアの中間に位置する、独特のレイアウトですが、ATだったこともあり、違和感はありません。むしろ、幅広のシフトケースがニーパッド代わりになるのは好印象でした。
 残念だったのは、タイヤがしょぼく、溝もあまりなかったせいかグリップ感に欠け、雨に濡れた首都高速ではちょっと怖い印象でした。
 あとはクルマの本質ではありませんが、ワイパーゴムが残念な状態で、降りが強くなると前が見づらいのが困りもの。

 実家にある旧デミオに比べると、ウインドシールドの傾斜が強い印象ですが、ルーフラインの前端を膨らませたデザインのおかげで、意外なほどヘッドクリアランスに余裕があり、広く感じます。ただ、後部はルーフも含めてやや絞り込んでいるので、後席は座っていませんが、狭く感じるかも知れません。

 面白かったのが、リアワイパーの制御。スイッチに間欠位置はありませんが「ON」にするとまず3回ワイパーが動き、その後短めの間欠動作に入ります。なるほど、リアワイパーは動作しっぱなしにすることは少ないので、合理的かも知れません。

 エンジン音を含め、全体に静かではありませんが、不快な音ではないので、気にならないレベル。
 燃費は13㎞/lと奮いませんでしたが、途中渋滞があったのと、首都高でけっこう回した所為かと思います。

ベーシックグレードながら、全体に走りが小気味良く、これなら足を少し固めてやればいいかもなあ、という印象で、前回のコレと比べると、断然楽しい。
 

 今年モデルチェンジの噂もあるデミオですが、マツダらしい造りで今日1日楽しく過ごせました。^^


Posted at 2014/03/02 22:38:59 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマそのほか | クルマ
2014年02月12日 イイね!

足 先週の道東出張は、機材を積む関係で4tトラックでとなりました。
 ま、それ自体はどうってことないんですが、問題はこの出張の行程が2泊3日で、現地でも移動する必要があることと、今回取れた宿に4t車が置けないこと。

 4t車は幸い保管してもらえる場所が見つかりましたが、そうなると現地での足がありません。
 現場と宿との往復だけならタクシーでも良かったのですが、それだけではないので、やはり足代わりのクルマが必要です。

 ふだんわたしが乗っているサクシードを持っていくことも考えましたが、職場との往復がやや1000㎞近いので、燃料代も馬鹿になりませんし、一緒に行く同僚に4tをずっと運転させるのも酷です。

 てなことで、今回珍しく現地でレンタカーを借りました。
 計算してみると、いかにサクシードの燃費が良いとは言え、往復の燃料代+高速代よりレンタカー代の方が安かったので。^^;

 クルマはヴィッツかパッソを選べましたが、あまり深く考えずにヴィッツを選択。

 現地でクルマを受け取って乗り込むと、わたし的にはコレを想像していたので、メーターが真ん前にあって、一瞬「え?」と思ったり。

 いやあ現行型のヴィッツに乗るのは初めてだったのですよ。と言ったって、これがデビューしたのは、もう3年も前なんですが。^^;


 北海道のレンタカーとあって、4WDの1.3。グレードはベーシックなFと思います。

 先代ヴィッツは、センターメーターがまっすぐ前を向いていたので、運転席からだとどうもそっぽを向いているように見えて、かなり違和感がありましたが、この現行型は素直に造られているので、違和感はありません。

 コンポーネントの多くを共有するであろう、アクアと非常によく似た雰囲気の室内ですね。
 ついでに言うと、ルームランプが前席にしかなく、夜の後席が真っ暗なところもアクアやサクシードと同じ。^^;

 エンジンは、先代が「1.5かな?」と思ったほどパワー感があったのに対し、これはいかにも1.3という印象。ただ、定員乗車するならともかく、2人くらいまでなら不満はないでしょう。
 トヨタらしく、実にソツのない造りで、実用車としては可もなく不可もなく。
 RSならどうかとは思いますが、乗っていてあまり個性や面白みは感じられませんが、あえて平均的に設計されているのでしょうね。

 
 ひとつだけ、違和感を感じたのがこのCVT、減速時に20㎞/h程度まで落ちたところで、ググッと、勝手にブレーキがかかります。
 これがあからさまにクルマ側が減速をかけているので、信号停止の時などにクリープでそっと止めようとするとちょっと違和感を感じましたね。
 どういう制御しているのかいまひとつ不明なのですが、どうもミッションとかエンジン側で減速操作をしていると言うより、アクアでVSCをがっちり効かせたときに感じる「クルマ側がフットブレーキをかけている」感覚に近く、まるで助手席に補助ブレーキが付いていて、それを踏まれているかのよう。

 クリープでの空走を防止する役目なのか、よくわかりませんでしたが、わたし的にちょっと気になりました。

 わたしはあまりコラムATの操作を好まないので、ゲート式ATレバーは使いやすいですね。

 ま、これを通勤に使ったら…性能的にはじゅうぶんなんですが、すぐ飽きそう。^^;


 ヴィッツオーナーのみなさん、勝手言ってごめんなさい。m(_ _)m





Posted at 2014/02/12 22:44:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマそのほか | クルマ

プロフィール

「急に夏らしく暑くなってきた十勝。ちょっといろいろ仕事面でイライラが募っていた帰りに、スーパーに寄ったら、5歳くらいの男の子を連れたお母さんが、店外に出たところで「今日はムシムシするねえ」と言ったら、男の子が「虫虫?どこにいるのっ!?」と反応していて、癒やされた。(笑」
何シテル?   06/13 20:22
オートバイとクルマと、野遊びが大好きな「おやぢ」です。(^^ゞ 北海道のど田舎に住んでいます。どれくらい田舎かと言うと、地域で乗っている車種を言えば、...
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