続きだったりします。^^;
マツダディーラーはMPV目当てか、そこそこの賑わい。駐車場に誘導され、ショールームを覗くと鮮やかなブルーのデミオと、真っ赤なMPVが。と、デミオに乗り込んだ父が「乗ってみろ」という。運転席に座ると、それまでのクルマとちょっと印象が違った。
明るいのである。どうやらあまり絞っていないスクエアなデザインが功を成しているようだ。ダッシュパネルも低く、開放感がある。インパネも奇をてらわない平凡なデザインだが、それゆえに操作ロジックがクルマに詳しくないひとでも判りやすそう。
平凡すぎて、雑誌等では評価の低いデミオだが、女性や高齢者に向けて真面目に造られている印象でした。
若いセールスが近づいて、細かい部分を一生懸命説明し始めた。ありていに言ってトークは上手ではないが、実直そうな青年なので、イジメれば好条件がでるかも。(←鬼 ^^; )
コーヒーを入れますから、と席へ促されると意外や父も同意したが、単に歩き回って疲れただけかもしれない。
わたしとしては、MT歴が長い父には誤操作防止のために、MT車に乗って欲しいところだが、いかんせん父の希望は4駆とあって、デミオのそれにはATしかない。
もともと日産が採用した、この電動4WDはシステム的には合理的ではあると思う。厳冬期に長距離を走ったりはしない父には、ちょうどいいかも。
どうも父は山行きにこだわっていて、峠を走るために1500ccが欲しいとのたまう。今まで見たヴィッツ、スイフト、フィットともいずれもラインナップに1500ccはあるものの、売れ行きの中心はやはり1300ccだそうで、デミオもまたそう。
と、父が「1500の新古車ってないの?」と切り出した。セールス氏は「では、探してみましょう」と席を立つ。
検索する間に、表の試乗車に乗ってみては、とセールス氏が促す。試乗車は1300の4駆、AT。色も展示車と同じ明るいブルーだった。せっかくなので乗ってみることにして、父と乗り込む。さすがに1年近く運転していなかった父は、いきなり国道に出るのを嫌がるので、わたしが人気のない道までデミオを運転しました。このエンジン1300と言え、なかなかに軽快に吹け上がります。が、さすがに登りでは、3~4人乗ると、トルク不足を感じるだろうな、という印象。
運転を代わった父も、見切りが良く乗りやすいと言う。ボディの剛性感があるのも気に入ったそうだ。
意外や平凡なデミオが好印象。ふうん、こりゃ本命はデミオになったかな、と思いつつディーラーへ戻ると、セールス氏が1500、4駆の登録済み未走行車が1台あるという。昨今、自社登録は減ってきているし、あっても登録車を増やしたいこの決算期に「ある」なんて言うはずないな、と思っていたので、こりゃびっくり。正直過ぎるぞ、おい。(笑
しかもかなりの好条件。昨年7月登録車とのことだったが、これはお買い得かも。
と、さらに県内に同じグレードの未登録新車が1台あり、これならまったく同じ条件で出せるという。なるほど、これが最後の切り札なわけね。^^;
が、父もさるもの「財布握ってんのは奥方でね。聞いてみないとわからん」と逃げる。
これは嘘だ。母はクルマには興味ないひとで、今回も「値段よりも気に入ったクルマに乗れ」と父に言っているほどなので、即決したとしても文句は言うまい。
しかしまあ即決するものでもないし、条件を引き出せたところで、帰ることとなりました。
父にはゆっくり考えてもらいましょう。
ひさびさのディーラー巡りは楽しかったですね。^^
Posted at 2006/03/21 22:30:03 | |
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クルマそのほか | 日記