
かわねこは、28日の午前中に関係各所に挨拶回りをして、今年の仕事を納めました。
と、気づいたのが、エスクのエンジンオイルの交換時期まで、あと300kmほど。ちょっと心配だったので、主治医に頼んでみると、快く引き受けてくれたので、こちらも無事終了しました。
既に宣言している通り、今年は11月に帰省したので例年の遠征は行わず、基地で寝正月を決め込むことにしています。
そのために、大掃除や年賀状作りなどを、年内に完了するつもり。
…とは言え、12月はほとんど十勝から出ておらず、遠征もしないので、エスクもあまり走らせてやれていません。
こうなると、基地でだらだらしていても、うずうずするのは目に見えています。(笑
そんなわけで、まずはお休み初日の29日に、走ることにしたのです。
夜明けと共に出発するなんて、ラリホ以来のこと。
幸い十勝は天気も良く、登る朝日が美しく、機嫌よく走ります。
晴れているので、放射冷却で冷え込み、信号待ちで外気温計を見ると、バッチリ-15℃を指しています。
路上を粉雪が舞うのが、路面が冷えている証。
これくらい冷えていると、却って滑らないので走りやすいです。
順調に足寄を抜け、阿寒を目指しますが。
足寄郊外で、路面がべしゃべしゃに。太陽は昇っているものの、日当たりのいい場所ではないので、融雪剤、つまり塩を大量にぶち撒けた証拠。ここまで撒かなくてもいいのに。(-_-)
そうそう。このかんじが、冬の路面。やっぱりこうじゃなくちゃ。^^;
青空は出ていますが、見事に雲がかかっていて、雌阿寒岳はすっぽり覆われてしまっていたのが、ちょっと残念。
足寄峠を越えると、雪の多さに驚きます。
今月中旬の大雪の時のものでしょうね。左の標識が雪で覆われて、判別できなくなっているのは、本来パウダースノーが多い、このあたりでは珍しいこと。
さらに木の枝が、あまり見たことがないくらい垂れ下がっているので、いかにこの時の雪が重い雪であったのかがわかります。このため、道端にも、雪で折れたらしい倒木も見かけました。
阿寒横断道を登り始めると、塩で多少は融けていたものの、そこそこに圧雪路が残っていたのは、幸い。こういう道を走るのは、楽しいことこの上ありません。^^
正面には、雄阿寒岳がくっきりと見えていたのも嬉しい。
ツアーらしい観光バスこそ、何台かすれ違いましたが、物流も仕事納めになったらしく、トラックをはじめ、ほとんどクルマがいなかったので、峠の下りも走りやすかった。
ところが峠を下ると、驚くほど雪がありません。路肩にも積まれていないので、降雪量そのものがかなり少なかったようです。
そのため、路面も完全にアスファルトが出ていました。
弟子屈に入り、道の駅 摩周温泉で、トイレ休憩。
順調なので、さらに北上して野上峠を越えることにしました。
こちらも日差しがあることもあり、路面はぬれてべしゃべしゃ。
時間に余裕があるので、本当は清里町では農道をうろうろ探索したり、来運神社にでも寄ろうかな、と、思っていたのですが。
なんとしたことか、清里町に入ったとたん、吹雪いてきたではありませんか。
おかしいなあ。今日の天気予報は、曇時々晴だったはずなのに。(泣
なので、お遊びどころではなくなり、とっとと根北峠を目指すことに。
そうだろうなあ、とは思っていたものの、根北峠を越えて、標津町に入ると吹雪は止んでしまい、ごらんの通り路面には雪が全くありません。さすが海沿い。
雲は多めでしたが、海の向こうには、国後島がくっきりと見えています。
ふだんあまり意識することはありませんが、この近さで見えるこの島がロシア領だ、と言われても、納得はできませんよね。
特になにを目的で来たわけでもなく、海が見られたので満足。帰途へ着きます。ええ、バカですよ。(笑
時計を見ると、11時半を過ぎています。早朝から運転して、エネルギーも使ったので、おなかも空いています。なので、内陸に入る前にお昼ごはんを食べることにしました。
一昨年の春に、今回の逆ルートで来た時に寄った、郷土料理のお店が美味しかった記憶があったので行ってみましたが、残念ながら既に年末のお休み。もしかすると、単に定休日だったのかもですが。
そこで、近くの蕎麦屋さんに入りました。
ご飯ものも食べたかったのと、鮭で有名な標津とあって、かわねこ的には贅沢なランチで、鮭親子セットにしました。
鮭フレークの味が濃くウマウマ。蕎麦も美味しかったけど、多分に混雑を見越して、蕎麦は打って冷やしてあったらしく、けっこうキンキンでしたが、これはお店の責任ではなく、寒いのに冷たい蕎麦(好きなんです)をオーダーした、こっちの問題。(笑
そこそこ大きなお店なのですが、食べていると「5人です」「3人です」「8人です」と言ったぐあいに、地元らしい方々が次々に来店し、あっという間に満席に。いいタイミングで入店でした。
お腹もいっぱい元気いっぱいで、西へ向かいます。
先ほどまで雲に隠れていた、斜里岳も姿を現してくれました。
路面は圧雪路ではありませんが、日差しも暖かく、のんびりドライブを楽しみます。
防雪柵が閉じられているので、ちょっと景色は見づらいのですが、まあ走っているだけで楽しいのです。
なんかあんまり既視感のない景色だなあ、久しぶりだしなあ、と、思っていたら、なんのことはない、中標津で左折する標識を見落としていました。
本当は、国道で釧路へ向かうつもりでしたが、道々13号に乗ってしまったので、標茶へ抜けてしまいます。まあ、予定より少しばかり北を走っているだけなので、そのまま走り、標茶から阿寒へ抜けましたが、ここも比較的景色の良い道なので、機嫌よく走れました。
阿寒で休憩時、エスクを見てみると、すっかり汚れています。
泥汚れもありますが、白っぽいのは塩です。まったく、こんな白くなるほど塩撒くから(以下略
阿寒からは本別まで高速に乗り、素直に帰ってきました。
夕暮れが早いこの時期、なんか暗くなると早く帰らなくては、という気分になるんですよね。(笑
遠征には行けませんでしたが、ひさびさに570kmほどの一気走りができて、とりあえず満足です。
さあ、年越しに向けて大掃除をがんばりますか。^^;
今年1年、お世話になったみなさま、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
みなさま、どうぞ良いお年を。
*昨年もお知らせした通り、みん友のみなさまには、みんカラ上でのご挨拶にとどめ、年賀状をやめておりますので、ご了承願います。