
例のおともだち猫「クロ」は、あれからほんとうに姿を見せません。
まあ、わたしが日中はもとより、帰りも夜が遅いので仕方ないのかも、と思っていたら、先日近所の猫事情に詳しい、隣家のお嬢さんに会ったので、聞いてみました。
「赤い首輪と鈴の黒猫ですか?あーたぶんその子、長屋の斜め隣の家の子ですよ。」
「名前わかる?」
「『プリン』じゃないかなあ。あ、その子さわられるのが嫌いなんで、さわると「フーッ!」って怒りません?」
「いや、なでるとゴロゴロ言うけどなあ」
「え~違うかなあ。でも、『プリン』、どこの家にも入っていって、甘えてるみたいですけど」
「それはアヤシイ。それかもしんない^^」
で、先日の土曜の朝も天気が良かったので、窓を開け放して朝食を摂りはじめたその瞬間。
聞き覚えのある足音と鈴の音が。
「来たか^^」
「や、おはよ♪」
あいかわらず、部屋の中を探索しているが、ひとしきり巡回するとまとわりつきはじめた。
「ねーねーなに食べてんの」
「食うか?」
「いらな~い。どうせまたメープルトーストと牛乳でしょ。びんぼーなんだね」
「ほっとけ」
出勤までにあまり時間がなかったけれど、ついかまっていると、そのうち寝転がって甘え始めた。が、そのままなでていると、突如、甘噛みをし始めた。いてててて。と手を振り払うと
「フーッ!」
「なに怒ってんだよ。なんか勘違いしてないか^^」
どうやら、気持ちよいとトリップして我を忘れるタイプらしい。
正気?に戻ったのか立ち上がって、てとてと、と隣の部屋に歩き始めたその背中に。
「
プリン」、と呼んでみた。
瞬間、
ぴた、と立ち止まり、それはもう「
どどど」という勢いでそばに戻ってきました。
わかりやすすぎ。^^;
「呼んだ?呼んだ?ねえ呼んだ?」
「おまえやっぱり『プリン』か^^」
と、いうわけで判明しました。この子は「クロ」改め
「プリン」(←いや本名なんだけど)です。
どうでもいいけど、いつも土曜の出勤前に来るってのは・・・
巡回してるのか? ^^;
Posted at 2005/07/04 23:04:41 | |
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ちっちゃい黒いヤツ^^; | 日記