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実は今回の震災がなければ、明日を休んで３連休にし、実家へ帰省する予定でした。

さらに言えば、当初の予定では一週早く、先週金曜日を休んで、の予定でしたが仕事が入り、予定をずらしたのでした。
てことは、最初の予定通りであったなら、まさしく現地で被災していたことになります。



ともあれ青函航路は復活し、懸念されているガソリン不足も、スイスポならば道内を満タンで出発すれば、実家までの往復は無給油でできそう、ということで救済を兼ねて予定通り出発しようか悩んでいました。

しかし実家に連絡してみると、現地での混乱が収まっていないこと、昭和ひとケタ世代の母だけに、日頃から買いだめする傾向だったのが幸いし、食料にもそれほど困窮していない状況。そしてなにより現地の救援活動を妨げてはいけない、という思いから、今週末の救援帰省は見送りました。


さらに心配していたのが、仙台の妹２号一家。
通信事情が悪く、時たまメールが入るが、やっと水は出たが、赤茶けていてまだ飲めないとか書いてあるし、なにより食べ盛りの息子ふたりをかかえ、食料は足りているだろうかと、思いは逡巡していたが、なんと今日の夕方電話が繋がり、聞いてみるとこちらも運良く震災前日に食料を買っていたそう。
それもこの一家はスーパーが比較的遠いこともあって、クルマで一週間分買い出しをするのが常のこと。これが今回は功を成したそうだ。
ふだんなら週末に行くはずの買い出しを、なぜかその日に限って旦那が行ったそうで、これもしばらくは大丈夫そうとの由。

停電、断水が続いていた時は、さすがに精神的に堪えたらしく、弱気なメールも来ていたが、現在はガス以外は復旧し、家も壊れていないので、恵まれている方だからと炊き出しのボランティアに行っているそうだ。

さらに安否不明だった、塩竃の友人の無事も確認。


まだまだ大変な方々がたくさんいらっしゃいますが、まずは身近な人達の無事がわかって、ちょっとだけ胸をなで下ろしています。