
どうもこの先、ウチの職場はどたばたで、土日休みが望めそうにありません。なので、泊まりがけで出歩ける今のうちに出かけねばと、1月11日、12日の日祝(土曜日は仕事)、エスクをお供にふらふらしてきました。
実は帰宅後、ブログ用の文章は書いていたのですが、我が家のネット環境が不調でアップできないままで、流氷初日の話には、いささかタイミングを失ってしまいました。
本日現在、道東へ出張中なのですが、ホテルのネット環境の方が良いのと、せっかく書いたので気は心で。^^;
さて今回は、ひさしぶりに能取岬に近い高台にある、民宿「あら鷲」を訪ねました。
ここは、大きな窓からオホーツク海を一望にできる立地に加え、薪ストーブのある広間と、自家製野菜による美味しい食事、オーナー夫妻の暖かい人柄で気に入っているのですが、なかなか訪れる機会がありません。^^;
2月の流氷シーズンに入ると、砕氷観光船が運航したり、宿で主催するクロカンスキーツアーのために、賑わうのですが、中途半端なこの時期とあって、この夜は貸し切り状態。ま、ひさびさにオーナーさんと、ゆっくりお話しできてそれはそれでよかったのですが。
改装され、綺麗で快適な寝室で気持ち良く爆睡した翌朝、朝ご飯をいただいている時です。
少しかすみ気味ではありましたが、目前に広がる海をのんびり眺めていると。
なにか沖合に白いものが見えました。最初は雲かと思ったのですが、それにしてはエッジが効いたかたちに見えます。。
これは…流氷じゃないのか?と思いつつ、注視していると、隣のキッチンで奥さんが「あれ、流氷じゃない?」とオーナーさんに話す声が聞こえました。「まさか、まだ早いよ」と応えるオーナーさん。
気になったので、食事を中断して備え付けの双眼鏡を覗いてみると。
まさしく流氷です。
見ていると、ほんの10分程度の間に、強風に流されて、意外なほど、どんどん南下してきています。風の状況にもよるのでしょうけれど、こんなに早く動くのも驚きでした。
なので、あわててエスクに積んであった一眼を取ってきて撮影。こんなこともあろうかと(嘘)、300㎜を装備していたのです。
でもアップにすると、却って流氷なのか、ただの雪原なのか、よくわからないですね。(笑
なお、画像はわかりやすくするために、少しコントラストを調整してあります。
この時、流氷が見えていたのはわずかに30分ほどで、この後すぐに吹雪きだして見えなくなってしまったので、まさにラッキーでした。
この後、気象台でも観測できたらしく、
流氷初日が発表されていました。
例年より9日早い初日だったようですが、過去には早いと12月中に観測、という記録もあるようです。
流氷そのものは、見たことはなんどもありますが、地元ではないのでさすがに「初日」というのは初めてで、まさか見られるとは思わずに訪れていただけあって、なかなかに感動するものでした。^^
とまあ、思いがけず流氷初日を見られたのですが、実は今回の目的はこれ。
年末にも訪れていますが、これの前でエスクと写真を撮りたかった、というもの。
年末はまったく雪がなかったので、モニュメントの近くに思い切り寄ることができましたが、今回は意外なほど積雪があり、道路際から撮影。
ついでに、(旧)ガリンコ号ともツーショット。
まあでも悪い事ばかりでもなく、ここへ至るまでの山中路では、新雪の感触を楽しんでのドライブができたのですが。
きゃっほー♪
この2日の天気予報は、曇り時々雪でしたが、帰路にはこんな夕焼けも拝むことができて、気分良く旅を楽しめたのでした。^^
Posted at 2015/01/21 20:43:09 | |
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