
ウチのエスクは、当時通っていたお店から業販扱いで購入しています。
スイスポも中古だったので、知人の中古車屋さんから購入していたことと、以前住んでいたのがディーラーなどないど田舎だったこともあり、ついぞディーラーに足を踏み入れることなど、これまでなかったのですが。
先日、スズキさんからお手紙が来ていました。まーもちろん、ラブレター(←死語)などではなく、リコールの案内です。
実はお手紙が来る前、どころか発表のその日に、スズキのHPでリコールのことは知っていたのですが。
発表翌日には、エスクを購入したお店からも、近隣のディーラーでリコール対策作業をして欲しいと電話連絡がありました。リコール内容を既に知っていると言ったら、ちょっと驚かれましたが。^^;
さて今回のリコールは、5MT車の一部が対象で、シフトレバー基部のシャフト構造に問題があったそうです。
シャフトのブラケットが、対策前はシャフトに折り曲げた板を溶接したものと思われますが、この部分の強度が足りなかったと見えて、対策部品は角鋼の加工品になっています。
対策しないと、最悪このブラケットが破損してシフトができずに走行不能になる、というのが、リコールのあらまし。
まあ、既に4年以上も走っていて、特にシフトフィールの異変も感じていなかったので、すぐ壊れるものではないとは思いますが、この機会にといちおうディーラーの敷居をまたいでみました。(笑)
2週間ほど前の時点では、メーカーから対策部品がまだ届いていなかったため、連絡を待ち、先週部品が入荷したとの連絡があったので、昨日エスクを預けてきました。
作業時間的には3時間ほどだそうですが、ディーラー側の都合もあるらしく、代車を出すから1日預けて欲しいと言われ、これを了承。
で、代車はこれ。
まーたぶんワゴンRとかだよなー、
新型スイフトだったら乗ってみたいけどなー、アルトワークスだったら欲しくなるから困るよなーと予想はしていたので、やっぱり、という感じでしたが、よく見るとワゴンRでもスティングレーの方でした。
ワゴンR/スティングレーは、今月新型が出たばかりですが、逆に言えば先月まで現行車だったわけで。
最近のクルマだけに、スズキお得意の「エネチャージ」搭載車で、言い回しは違えどハイブリッド車なんですね。
なので、ノンターボながらもモーターアシストが働くので、けっこういい加速をします。大人4人乗って峠や高速はさすがにつらいとは思いますが、ひとりで乗る分には、じゅうぶんな性能です。
それにしても最近の軽自動車の質感向上はすごいですね。前職場でダイハツ車のリースを受けていたので、都度新型の軽には触れていましたから、ある程度は感じていましたが、このワゴンRスティングレーなんかは、内装だけ見ると普通乗用車と変わりがありません。
むしろ81スイスポよりよっぽど上質。(笑)
装備も豪華でオートエアコン、オートライト、プッシュスタート、シートヒーター、減光式ルームライトなど必要にしてじゅうぶんなものが揃っています。
ましてハイトワゴンなので、頭上空間も広く、なるほどこれなら走行性能さえ気にしなければ、軽自動車を選ぶ人が増えたのもなるほどと思えます。
唯一予想外だったのは、オーディオレスだったこと。^^;

せめてラジオが付いていればとは思うものの、代車なので文句も言えません。
最近のクルマなので、もちろんアイドリングストップも付いてます。
が、燃料計の上に冷間時インジケーターが点いているように、まだエンジンが冷えていて、車内が寒かろうが、ヘッドライトが点いていようがアイドリングストップします。(もちろんOFFスイッチはありますが)
再スタートの感覚は、さすがに違和感ないのは新しいクルマらしいところ。
同時にスタート時には、モーターとのクラッチが繋がるらしい、独特の振動を一瞬感じますが、不快なものではありません。
寒いと言えば、エンジン自体も小さいので発熱量が少ないためか、ヒーター自体も燃費重視になっているのか、はたまた車内空間が広いためなのか、温まるまでにけっこう時間がかかります。そのためのシートヒーター装備なんでしょうか。^^;
個人的には、以前乗ったことのある軽のハイトワゴンは、ボディが重い印象で、ロールも大きく違和感があったので、機会があっても積極的に乗ろうと思えるものではなかったのですが、このワゴンRスティングレーは、ボディの重さも違和感なく、3万キロほど経過していた足も比較的しっかりしており、思った以上に軽快な印象でした。
当然これもCVTですが、先日乗ったフィットのように、停止付近でぐっとブレーキがかかるような、不自然な動きはありませんでした。あれ、メーカーのセッティングなんでしょうかね?
ターボ付だったらエンジン性能もさほど不満ないでしょうし、今回代車なので計っていませんが、燃費もそれなりに良さげなので、ふだん乗りとか(もうないけど)通勤使用だったら、これもアリかなあという感じでした。買いませんけど。いや、買えませんけど。^^;
今日は細かい用事があって、街中へも出向いていましたが、やはりコンパクトなので、小回りが利くのはいいなあと感じたり。
アルトワークスだったら、ロングドライブに出ていただろうというのはナイショ。(笑)
そんなんこんなで、1日ワゴンRスティングレーと付き合って、夕方ディーラーへエスクを引き取りに行きました。
サービスの方に聞いたところ、シフトレバー側からだけでは作業できず、ミッションを半分降ろして下側からの作業も必要だったとのことなので、それなりに面倒だったようです。
なお、外したシャフトも見せてもらいましたが、写真撮るの忘れました…。
いくらメーカーから作業工賃が出ると言え、代車も出したり対応の手間があったりと、ディーラー側には割のいい仕事ではなかったと思いますが、丁寧に対応していただき、エスクの洗車までしてくれたのは感謝です。
リコール対策済みの証は、IDプレートの青い丸シール。
ちなみにウチのエスク、4型MT車の、本当に最終生産ロットだったのだと、改めて知りました。まあ、
最後に残っていた在庫車だったので、当然なのですが。^^;
ディーラーからの帰路、いくら軽快で上質になっていた軽自動車もなかなか良かったと思いながらも、
わがエスクの乗り味には、心底ホッとしたのも事実です。
画像のように、ウチのエスクはナルディのシフトノブに換えてあるため、固定がねじ込みではなくノブ根元のホロセットで留まっている上、振動対策にOリングを入れて押さえつけて固定しているので、ノブの角度が決めにくいのですが、ちゃんと直っていたのはさすがです。もしかすると、シフトノブを外さず作業したのかも知れませんが。
でもこれで心配なく走れます。
ま、お決まりのセリフではありますが、やっぱり
自分の愛車がいちばん!です。^^