
「ちびくろ」を復活させてからと言うもの、仕事以外でエスクに乗っていません。
ふだん、エスクはガレージに格納しているので、いちいち出すのが面倒なことと、荷物が少なければ、ちびくろの方が経済的、という実用的な理由、そして乗って楽しいから。
なので、さらに利便性を上げるべく、一週間ほど前に、シェルパに付けていたGIVIのトップケースを移設してみました。
GIVIのラインナップでは、もっともコンパクトなE230という、23リットル容量のモデルです。
しかし、元々が小さいキャリアに、ベースを付けたので荷重が前半分にしかかかっていません。
これは、シートロックの解除キーがキャリアの直前に付いているので、あまりベースを前に出せなかったのですよね。
シートロックを無視すれば、ベースをさらに前進させることもできるので、いっそのことシートを外すときは、キャリアごとベースを外す、という選択技も考えましたが、さすがにそれはなんなので、ベースをずらして取り付けたのです。
で、トップケース自体は容量が小さいので、そんなに高荷重はかからないとは思うものの、ちょっと気になったので、キャリアとベースの間にコンパネを切って挟み込んで、補強を入れてみました。
これでかなり便利になり、ちょっと離れた激安ショップに、食料を買いに行くのにも大活躍。^^;
けっこう入るでしょ?^^
ジェットならばヘルメットも収納できる容量なので、ヘルメットのセキュリティも安心です。
このベースは「モノロックシリーズ」共通なので、いよいよこれでも容量が足りないとなれば、シェルパに付けているE350を付けてしまうという、荒技も使えます。
こちらは35リットル容量の大型トップケースですが、見たところ、そんなに無理している印象ではありません。(笑
これならキャンプツーリングにだって行けちゃいそうです。行かないけど。行くならシェルパだけど。
まさにシティ・コミューターだよなあ、と思うことしきりです。
ちびくろは80ccなので、速度制限は4輪車と同じですが、いわゆる原付、50ccの速度制限を30km/hから開放すれば、もっとシティ・コミューターとして再普及するのでは、なんてことも思ってみたり。
燃費的には、うちのちびくろはヘタすると最近の軽に負けますが、基本的は4輪よりも燃費性能に優れますし、それ以外のタイヤなどの消耗品ははるかに経済的です。自賠責はかかりますが、任意保険も4輪の特約でOK。
あの速度制限自体がすでに形骸化している、と言ってもいいと思いますし、そもそもが昭和20年代に設定された当時の50ccが30km/hしか出せない性能だったから、というのをそのまま引きずっているのもどうかと。それ以前に、4輪車と速度差がある方が却って危険だと、オートバイ乗りとしては実感します。
販売不振にあえぐ2輪メーカーが、ここの解除に動かないのは、諦めているのか、それほどこの壁が厚いのか。ちなみに日本だけなんですよね、この30km/h規制。
まあ、現実的には乗るのにヘルメットをかぶらなきゃならん、少なくともジャケットを着たり、グローブをはめたりの安全対策を、一般の人がどれだけ実行するか。わたしはとても無理ですが、Tシャツ、短パンにつっかけ、ノーグローブで転倒したら、死傷者が増えるのも目に見えていそう。
ちなみにわたしは、ブーツにプロテクタージャケットも常用です。慣れるとこれら装備がないと怖くて乗れないのは、元々がオートバイ乗りだからか。
まあ、それ以前に雨降ったら悲惨、寒くても乗らないだろうし、そもそもが、北海道では雪のない時期にしか乗れません。^^;
でも、今の時期専用とは言え、やはり気軽に乗れるのは魅力で、乗れない時期になったら、不便に思いそうです。(笑
夕刻の影も長くなり、夜の帳の降り方も速くなってきました。
今日は夏のような陽気でしたが、あっという間に寒くなるんだろうなあ。
Posted at 2017/09/05 22:02:13 | |
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