
先日からトラブルで、運用停止となってしまいましたが、ちいさくて扱いやすく、気軽に乗れるので復活以降大活躍していた、ちびくろ。
しかし、乗り続けているうちに、だんだんと不満な点も見えてきまして。
本当はサス関係のOHなど、課題も残るのですが、あまりお金もかけられないので、手近なところだけ手を付けています。
そのひとつは、ヘッドライトの暗さ。
これまでは、暗くなるまで走ること自体が少なかったため、そう気にしていなかったのですが、最近は日が落ちるのも早くなり、暗い中を走らねばならないシーンも増えてきました。
ちびくろこと、KSR-Ⅱのノーマルヘッドライトは、わずか25Wの白熱球、いわゆる「あんどん」。20年くらい前に、バルブはハロゲンに取り替えて、明るさアップを計っていますが、微々たるものです。
田舎道ではないので、街灯の灯りはあるものの、いやだからこそ、4輪からの視認性を上げるためにも、ヘッドライトの光量アップを検討しました。
ちょっと調べてみると、昨今、通販のLEDヘッドライトキットは、種類も豊富になり、価格も予想以上に下がっていることから、LED化に手を付けることにしました。
いちおう、備忘録代わりにブログネタにしています。

購入したのはこれ。レイド、というブランドで、もちろん中華製。
価格は2,000円台前半の激安でしたが、交流発電のKSRシリーズに対応するのが、選択の理由です。

パッケージは意外なほどしっかりしており、H6などのアダプターも付属しています。

さっそくヘッドライトカウルを外してみると…なんか小細工の跡があります。
どうもこれ、ライトバルブを白熱球からハロゲンにした時に、対応用のソケットに交換したようですね。自分でも忘れてました。^^;
ちょうどこの配線を使って接続するので、ここでぶった切ります。

ハロゲンバルブも、たぶん20年くらい前に付けたので、ガラスが黒ずんでいることから、切れる寸前だったもよう。替え時でしたね。

LEDバルブ自体はポン付けです。青く丸いものは、ヒートシンク。左下に見切れているのが、これまでのソケット。
画像上の青い箱は、コントロールユニットです。

配線の接続は、取説に一切記載がありません。まあ、ハイ/ローとアースの3本なんですが。
なんだ、ちゃんとタグが付いてるじゃないか、と思ったら、中国語でよくわからん。(汗

裏返すと英語表記で、こっちのほうがわかりやすい。^^;

ハイ/ローの配線を、検電器で調べてみると、ノーマル配線は
ハイ:赤緑
ロー:赤黄
アース:黒黄
でした。はい、備忘録です。

このLEDバルブがダメになる可能性も低くはないので、ノーマルに戻せるよう、ギボシ端子に加工して、配線しました。

さっそくテストしてみると、無事点灯。が、ハイ/ローを切り替えると、光軸が逆でした。バルブを外すと、バルブを180°回転させることができるようになっており、ビス穴もちゃんとふたつ付いていました。

取り付けした状態。KSRはライトカウル後部が比較的余裕あり、配線もまとめれば、邪魔にはならないが、メーターケーブルとチョークワイヤーが若干干渉します。メーターケーブルは、少し角度をずらしましたが、接触しています。まあ、ケーブル表面が溶けるほどには高温にならないと思います。たぶん。

点灯状態の比較。これはハロゲン。

LEDだとこう。驚きの白さです。(笑

ロービーム。配光はまあ、こんなもんです。
明るさは思った以上。

ハイビーム。ロービームは8Wで、ハイビームは15W。
原付のライトとしては、じゅうぶんな明るさです。
中華製とあって、当たり外れがあるとの話も聞きますが、今のところ大丈夫。
…ですが、耐久性は未知数。値段が値段なので、耐久性低くても、あまり文句言えないですが。^^;
Posted at 2017/10/24 21:51:26 | |
トラックバック(0) |
ちびくろ | 日記