
新城ラリーの帰りは、敦賀から新日本海フェリーに乗船しました。
遠征の目的が、フェリーでの船旅を楽しむことだったので、前日深夜に雪風さんと美瑛番外地さんが乗船した直行便ではなく、あえて新潟、秋田を経由する寄港便に乗船し、約31時間の船旅を味わいました。
往路で乗船した、太平洋フェリーと同様、新日本海フェリーも日本を代表するフェリー航路です。
20年ほど前には、関西圏への仕事を担当していたこともあり、幾度となく乗船し、現在も年末の帰省に名を借りた遠征時には、毎年利用しています。
しかし、年末遠征で乗船するのは、新潟までの航路なので、関西航路はもう10年以上乗っていません。
2017年現在、関西航路は、小樽~舞鶴、苫小牧東~敦賀、苫小牧~秋田(経由)~新潟(経由)~敦賀、の3航路です。
今回乗船した「寄港便」は、先に書いたように31時間と、敦賀~苫小牧東直行便の19時間、舞鶴~小樽便の20時間に比べて、かなり時間がかかります。
余談ですが、これは現在直行便に就航している船が、国内最速クラスである高速船で運航されているからで、かつてわたしが乗船していた時代は、直行便でも30時間かかっていました。
そんなわけで、貨物以外でわざわざこの航路を利用する乗客は少なく、ネットではなく、窓口予約の時代は、寄港便にフル乗船する旨を伝えると「直行便もありますが…」と必ず確認されたとか。
貨物便がメインの航路なので、今回就航していた船は、同社でも当時最も古かった「フェリーあざれあ」でした。

1994年就航なので、当時22年を経過し、既に2017年3月の引退も発表されていましたが、就航当時は全長195.5m、総トン数2,0554トンのフェリーで、日本最大級を誇っていました。
蛇足ですが、この年の2ヶ月前に親戚の葬儀で帰省した際に、秋田まで乗船したのもこの「フェリーあざれあ」で、この船に乗るのももう最後かなあ、と、思っていたら、どういう偶然か、この年明けの帰省帰りに秋田から乗船したのもまた、この「フェリーあざれあ」で、昨年は都合3回も乗船したことになりますが、引退前の最後に乗船できたのは、ファンとしては幸いでした。
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この乗船時には、新潟、秋田と2回の寄港もしっかり堪能し、ゆったりまったりの船旅を楽しませてもらいました。
そんなわけで、これまたマニアックな内容ですが、まあ、気は心で。^^;
2016年新城遠征フェリーの旅・新日本海フェリー編
Posted at 2017/12/04 20:53:33 | |
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