
未だに終息が見えないコロナ騒ぎ。ついに首都圏をはじめ、緊急事態宣言が出されてしまいました。早く落ち着いて欲しいのは、誰もが願うことと思います。
北海道は少しだけ落ち着いたようにも見えますが、3月中は緊急事態宣言で、外出自粛だったのはみなさんご承知のとおり。
まあそんなこと言われなくても、年中びんぼーヒマなし状態のかわねこ。なかなか遊びに行く余裕もありませんが。^^;
本当は3月の連休には、ちょっと帰省しようかと思っていたのですが、この状況では移動が心配なので、残念ながら延期しました。
と言いつつも、十勝にも春がやって来てやっと基地前の氷も融けたので、スタッドレスタイヤをケチろうと、いつものなんちゃってスタッドレスに交換しました。
となると、タイヤの減りを気にせず走れるし、この時点で北海道の緊急事態宣言は終了していたのと、まあひとりでクルマを走らせるだけで、人が密集しているところにいくわけでもなし、コロナの影響もそうはないだろうと。
ということで、これはもう2週間以上前の話です。念のため。^^;
行き先はなんとなくの道東方面。しばらくそちら方向は走っていないから、と言うのが主な理由で、例によって特にここ、と言う行き先も決めず。
ただ、ちょっと仕事がらみの用事を片付けねばならず、十勝を出たのは少し遅めの9時過ぎ。なので釧路までは無料の高速を使ってジャンプし、そこから標津方面へ向かいました。実のところ釧路を過ぎるまでは仕事のストレスが頭から抜けず、今いち楽しめていなかった気分も、少し霞んでいるとは言え遠くに山が見えるとやっぱり心が和みます。
いつもならあえて国道を使わず、道道や町道を乗り継いだり、気ままに右左折して迷走してみたりするのを好むかわねこですが、この日は素直に国道をのんびり走ります。そもそもこのルート自体数年ぶりにですし、逆走(標津から釧路行き)はありますが、釧路から標津に向かうのは本当に何年ぶりになるか。そのためけっこう新鮮な感じ。
そんなわけでいつものクセで、もう停まらず走りっぱなし。本当はちょうど昼が中標津で、店が多いここで昼食を摂るつもりでしたが…あれ?なんか市街地を通過してしまったっぽい。(笑
まあ、ならば標津に行くまで。と、さらに走り山間の道を下ると、ふいに水平線が見えてきました。
そう、標津到着です。しかしながらドライビング・
廃ハイになってしまっているので、停まるのがめんどくさく、ここもそのまま通過しかけてしまいましたが、この先はたぶん斜里まで店がありません。さすがにマズいなと、市街地を出かかったところでUターンし、見かけた郷土料理のお店に入ってみました。
ひとりなのでカウンターでも良かったのですが、このご時世か4人がけテーブルがふたつある個室に案内されました。
なんか店構えから高そうで、ちょっと選択を誤ったかな…と思いつつ、席に着いてメニューを見るとそんなことはなく、1000円前後のふつーのお値段のものも多い。よしよしこれなら大丈夫。(←びんぼー人)
意外やカレーとかカツ丼もありましたが、せっかく海沿いなので、鮭の漬け丼をオーダー。

これが当たりでなかなかの味とボリューム。美味しかった。飛び込みで店を選ぶと8割くらいの確率でハズすかわねこにしては珍しい。(笑
お腹も落ち着いたので、再スタート。天気も良いので野付半島にも少し心惹かれましたが、時間と距離の兼ね合いからやむなく割愛。ただ、海沿いに国後島がよく見えていたので、少しだけクルマを停めました。
根室から近く見えることは知っていましたが、よくよく地図を確認すると、標津の方が距離的には近いのですね。
こちらへ来るといつも実感しますが、この近さだとこれがロシア領だと言われても、納得し難いものがあります。^^;
知床横断道は5月の連休まで冬期通行止めなので、久々に根北峠を越えて斜里へ。
ということで斜里へ来たならば、やはり海岸へ出ない手はありません。なんと言ってもふだんは内陸住まいなので。
海岸に残るのは、流氷の融け残りか。遠くには羅臼岳も見えています。ここの風景はなんども見ていますが好きですね。
水平線に目を移すと、沖へと離れゆく流氷が見えます。風も思ったより暖かく、春だなあ。
海を堪能したのでさらに北上し、小清水を目指す…のですが、ここは国道を走っても面白くないので、以前ずいぶん走った農道を走ります。で、ここの前を通ったのですが、やってないんだろうな、という予想に反して店が開いていたのでは、寄らずにはおれません。(笑
その昔は、年末道東へ仕事に来る際には必ず寄って、土産用と忘年会用の鮭とばを必ず買ったものですが、ここ何年かは鮭が不漁でとばの種類が減ってしまっているようです。
今回は宴会の予定もないので、自分で食べるようにちいさめのコレを購入。
お土産もしっかり買ったので、さらにのんびり走り、網走市内に入ったのは、ちょうど16時。だいたい予定通りでしたが、思ったより日が長く、まだ明るかったので、ならばと予定になかった能取岬へも久々に行ってみることにしました。
ここも来るのは何年ぶりでしょうか。
さすがに風も冷たくなってきているので、遊歩道はフルに歩かず、灯台の周りを少し散策。ここからも流氷が点在する海が見えました。
さて、日も傾いてきたので、帰途へ就きましょうか。
基本は日帰りでとは思いつつも、翌日も休みなので気が向いたら泊まりもアリかなとは思いつつ、実のところ、エンジンオイルの交換時期が迫っており、超過したくなかったのと、けっこうまだ元気というか、まだもう少し走りたい気分だったので、帰ることにしたのです。
この日の総走行距離は、偶然にもぴったり600㎞。さして走っていないつもりでしたが、気付けばエスクでは納車直後のファースト・ドライブの612㎞に次ぐ、歴代2位。^^;
ここ最近、走ると言えば仕事での出張ばかりだったので、ひさびさに気ままなドライブを楽しめました。
さて次回はいつになるやら。
Posted at 2020/04/08 23:02:26 | |
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