
愛用していた、一眼レフのレンズが突然壊れました。
先週、シェルパくんで高台へ走りに行き、景色が良いので写真を撮っておりましたら。
レンズのズームが効かなくなってしまいました。
このレンズ、キャノンの純正で、以前のボディ時代から引継いで使っているので、かれこれ13年になります。2016年に絞り機構の故障で、キャノンのサービスセンターで修理してもらってもいますが、かなり古いことは否めません。
今回は、ズームが広角側で固定されたままで、ズームリングが回りません。いや、わずか数㎜は動くのですが、それ以上はロックがかかっているように動かないのです。
さてどうするか。ふだん使いの標準ズームなので、これがいちばん使うレンズだけに、使えないのは困ります。普通なら素直にキャノンのサービスセンターへ持ち込むと思いますが、まずは自己修理。
恐らくは内部で、ビスか何かの部品が引っかかっているだけだと思われたので、ネットで方法を探して、分解を試みます。
まずはリング部のゴムを外すと、分解用のビスが出てくる…はずでしたが。
ちいさなビス4個を外せばバラせる、と思ったのですが、実はズーム機構をバラすためには「ズームさせた状態」でのみ出てくるビスを外す必要があったのです。
さらに、マウント側からバラせないかとも試みましたが、これもダメで、しかも悪いことに信号をボディ側へ送る、テープ配線が切れてしまい、修理を諦めました。
で、サービスセンターに出そうかと、修理費用を調べると、その金額は送料を入れると、なんと3諭吉ほどになります。
もともとは、それなりに高価なレンズではありましたが、その金額を出してまで直すか、となるとかなり微妙。
こうなると、キャノン純正にこだわらなければ、タムロンのレンズが安価で、新品でも2諭吉ほど入手可能です。
ということで、ぽちっとな。人生初タムロン。
しかも、これまでのレンズが17-85㎜だったのに対し、タムロンは18-200㎜。
広角側はほんの少し狭くなりますが、望遠側は2倍以上になります。
本当は、エスクのLEDキットを買うつもりでしたが、レンズ代に化けてしまいました。^^;
左がタムロン、右がキャノンです。
200㎜なのでかなり大きく、重くなるのではとの予想に反し、意外なほどコンパクトで、全長はほとんど変わらず、重量はむしろ軽くなっています。
まあそのぶん、高級感と言うものはありませんが、値段が値段なので、文句などありようがありません。^^;
ズームリングの回転方向が、キャノンと逆なのでちょっと戸惑いますが、まあそれほど不便はないでしょう。
そんなわけで、今日は少しだけ日が差し始めた時間を見計らって、試写に出かけました。
お供はシェルパくんで、とも思いましたが、ここ何日か続く30℃越えの気温に嫌気が差し、エアコンの効くエスクです。
ちなみにこれが最大広角の18㎜。
200㎜だとここまで寄ることができます。
ま、かわねこ程度の腕では、これでもじゅうぶん。
これまで85㎜だと、もうちょっと寄れたらな、と思うこともあったので重宝しそうです。
オートフォーカスは、超音波モーターのキャノンと違い、さすがにちょっと遅いので、これでラリーのSSを撮るのは難しそう。ただ、SS撮影は基本300㎜を使うので、問題なし。むしろ寄れるぶん、リエゾン撮影には活躍しそうです。
暑いわりには曇天も多く、夏らしい日差しやいかにも、な、積乱雲とかが現れてくれません。ずっと雨も降っていないので、すっかり遠景は霞んでしまい、山脈のきれいな写真も撮れないので、昭和の建物でお茶を濁すのでした。^^;
Posted at 2021/08/07 23:23:30 | |
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