
ラリー北海道が今年も開催されました。
しかし、今年はある意味で特別な年だったような気がします。
そう、3年ぶりに有観客開催だったのです。
既に「ラリホは年にいちどのお祭り」になってしまったぢぶんにとって、そして数多のラリーファンにとっても待ち望まれたものでしょう。
以前勤めていた職場では、この時期休むなどということは考えられず、ほとんどが日曜の1日のみどうにか観戦、というものでした。なので、十勝に来てからというもの、ここぞとばかり金曜は休みを取って、DAY0からの参戦がデフォルトになっています。しかも今年は9日金曜日が、偶然にも4回目のワクチン接種の日。大手を振って休みだと公言できます。(笑
とは言うものの、いつもいつもスロースターターなかわねこ。
この日は朝いちにワクチン接種を受け、速攻で出かけ…たわけではなく、前日までの仕事疲れもあって、しばしだーらだら。近いからと11時過ぎにやっと腰を上げたのでした。
さっそく、スーパーピットに車検を見に行くと…あれ、行われていません。実は前日も車検をやっているのではと、出かけた帰りに覗いてみたのですが、やっていなかったので、どうも今年は別の場所で行われているもよう。
なので、北愛国へ行ってみると、入り口もいつものサツナイリバー横ではなく、正面入口になっていました。
と、やはりと言うべきか、北愛国で車検が行われているではありませんか。これまでなら、ラリー車のごく近くにまで近づいて見学できましたが、今年はコロナ対策もあるらしく、遠巻きに見学しかできませんでしたが、これは仕方のないところでしょう。
サービステント群を見ると、ああ、ラリーだなあと実感し、このあたりでやっとテンションが上がってきます。(笑
今年もウルトさんのブースが出ていました。実は毎年ここと、公式グッズ販売ブースが楽しみなのです。
ウルトさんは、工具類の即売をやっており、いつも文字通り赤字覚悟としか思えない、お祭り価格なので、これを逃す手はありません。
なのでブースには、各チームのメカさんが大勢工具を物色しに来ていました。
ただ、狙っていた
メカニックグローブが今年はなかったのが残念。使いやすくてお気に入り。あともう2双ほど買おうと思っていたので、ウルトさん、来年はぜひ持ってきてください。^^
すっかりおなじみになった「ウルトガチャ」もやってみましたが、なんといきなりドライバーセットの大当たり。幸先イイですが、これで今年の運は使い切ったかと。
そういえば、今年はアジパシを返上したためか、シェイクダウンがありませんでしたね。
そんなわけでラリーショーへ向け、帯広駅前に移動。ショッピングセンターの駐車場にエスクを駐車します。ここには「インデアン」があるので、カレーで昼食を摂り、駅前に行ってみると、ラリーカーが集結しています。
今回、駅前のひと区画を通行止めにし、ラリーショーとセレモニアルスタートを行っていました。
平日にもかかわらず、この人出。みんな、ラリー成分が枯渇していたんですね。(笑
ふと横を見たら、スマホでこの風景を撮っているT委員長の姿が。とても嬉しそうな笑顔が印象的でした。
ラリーショーは大盛況。人気の選手には行列が。俳優の哀川翔アニキも参加していました。選手たちも嬉しそうです。
先に書いたように、ここは駅前の公道を封鎖して行っています。
帯広市を始めとする、関係各所の理解なくしてはあり得ず、同時にオーガナイザーの尽力があってこそ。ラリーファンとしては、感謝しかありません。よくぞ開催してくれたものです。
バックのビルは、十勝で有名なカレー店「インデアン」を運営するレストラン「ふじもり」。商店街でもあるので、これもラリーに対する地元の理解度を示していると言えるでしょう。
自衛隊の支援もあり、セレモニアルスタートの前には、音楽隊による演奏も。一糸乱れぬ精密な行進は、実にカッコいいものでした。
セレモニアルスタートは、沿道に大勢のファンが取り囲みます。なんだかラリージャパンを思い出す風景でしたね。
ちいさなお子さんを連れた、地元の方、つまり我々のようなラリーマニア(笑)ではないと思われる、親子や高齢の方も見かけました。
こういう一般の方が参加してくれるのは、とても喜ばしいことです。
画像は、ARTAラリーチームの石川選手。わたしの隣りにいた子供を見つけて、わざわざ停車してキャップをプレゼントしていました。
この子も「ラリーってかっこいいな」と思ってくれたことでしょう。
3年ぶりということもあり、満喫した1日でした。やっぱりラリーショーとセレモニアルスタートはいいなあ。
つづく
Posted at 2022/09/19 18:34:09 | |
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