
12月も半ばを過ぎ、北海道内でもあちこち雪の便りが届いていましたが、冷え込みこそあるものの、十勝は平和でした。
そんな中、わがエスクが
3月のペラシャジョイント破損に続き、今期2度目の緊急入院となってしまう事態が発生。
事の起こりは、12月13日の夕方、(比較的近場の)出先で、車体の下に染みを見つけたことでした。もう日が落ちて暗くなっていたので、基地に帰投してから、ボンネットを開けて調べてみますと。
染みを指先で触った時に、少し粘る感触があったので、車体に付いた雨滴とかではないな、とは思っていましたが、リザーバータンク内のクーラントが、Loレベルまで減っており、さらに覗き込むとラジエーター後方の下、アンダーカバー上になにか流れた跡を見つけ、クーラント漏れが確定。
リザーバーには念のため清水を補充し、ひと晩駐車しましたが、翌朝ガレージ床には漏れた形跡がありません。
とは言え漏れているのは確実なので、夕方主治医のもとへ持ち込むと、一瞥して「あー、ラジエーター上の錆が酷いね」と即答。確かに言われて見るとコア上部がびっしり錆で覆われています。動転していたのか、写真は撮り忘れました。^^;
「できれば漏れ止め剤投入くらいで直らないかな」という、甘い期待はこれで打ち砕かれましたが、前回の車検時に、
エアコンのコンデンサーも錆びてAssy交換しているくらいので「やっぱりか」と思ったのも事実。
もっとも、遠出をしている出先で発見、とか、今年は行く予定ではありませんでしたが、年末年始の遠征中に起こらなかったのは、不幸中の幸いと言うべきか。10年、13万㎞半ば越えとなると、それなりにあるものです。
昨夜漏れていなかったのは、おそらくはエンジンの熱や振動などで、空いた穴が錆で再度塞がれ、一時的に漏れが止まったのでは、ということでしたが、いずれにせよこのまま乗り続けるわけにもいかず、ラジエーターAssy交換が決定してしまいました。(泣
中古ラジエーターはコアの中の状態を確認できないことから、程度の判別が難しいことを、昔仕事で扱っていた産業機器でも経験しているので避け(主治医も勧めなかった)、かと言って純正新品は当然高いので、リビルド品を探してもらうことになり、代車生活ふたたび、となりました。
てなことで、代車は初代のE11ノート。1.5のFWD車ですが、シートリフターがないので、座面が高く感じます。ダッシュボードの端にエンスタのアンテナが立っていましたが、肝心のリモコンがなかったのはご愛嬌。(笑
ですが、代車を出してもらっただけでありがたいのです。
12月も半ばを過ぎて忙しない時期でもあり、これはクリスマスまでかかるのではないか、と覚悟していたので、17日夕方に主治医から電話が入った時は「リビルド品が見つからない」という連絡かなあ、と、ちょっとドキッとしたのですが、意外なことに「修理完了したよ」というものでした。
なんでもリビルド品がすぐ見つかり、それも思ったより早く入って来たそうで、土曜日にもかからず作業してくれたようです。さらにそのリビルド品が安かったそうで、かなり痛いとは言え、請求金額が予想より低かったのもありがたいところでした。
錆びた状態の写真を撮り忘れたので、既に換装され、アルミ地が光るラジエーターの画。
今回のこれってやっぱり、ここ10数年、道路にぶち撒けられる塩の量が、増えたことが原因だと思います。
先代テラノを引退に追い込んだのも、この塩害。もう少し、どーにかならないもんですかねえ。
まずは無事エスクが退院できることになって、喜んでいたのですが。
引き取りの際、主治医から「かわねこさん、助手席ドアにキズ入ってるの知ってる?」と言われ「えっ???」。
洗車をしていて、新しいキズなのと、かわねこが放っておいているのはおかしい、と主治医が気付いたそうです。
それもそのはず、ご覧のとおり、下塗りが出るほどのガッツリしたキズ。当然、凹みにもなっています。
恐らく、ショッピングセンターの駐車場で、入院の前日か前々日にやられたのでしょうね。位置からして、相手は運転席のドア。これだけのキズの入りようなら、当然相手も気付いていないはずはありませんから、完全に当て逃げの確信犯。(怒
ふだん、ああいう駐車場に停める時は、左右にクルマがあるところはできるだけ避け、多少遠くても、端のクルマの少ないところに停めるようにし、小さなこどもに不用心になにかを当てたりされないよう、ミニバンとか、それらしい軽自動車の横なども極力避けていたのですが。
エスク自体はこの10年、林道で付いた細かなスクラッチや凹みで、タッチアップだらけですが、林道でのそれは「勲章」と、それほど気に留めていませんでしたが、他人、それも当て逃げとなるとかなり気分の悪いものです。
せっかくのエスク帰還も、すっかり落ち込むものとなってしまいました。
前述のように、もうあちこちキズだらけなので、いっそ全塗装できれば良いのはもちろんですが、今の経済状況ではとても望めません。
ので翌日、さっそくタッチアップ修理となりましたが、なにせ氷点下。
シリコンリムーバーすらなかなか乾いてくれない気温の中、うまく塗料が載ってくれれば良いのですが、春に暖かくなったら、経過観察が必要です。
もうひとつ、ちょっと懸念していたのが、タイヤ交換。10月末に夏タイヤからスタッドレスには換えていましたが、毎度おなじみのなんちゃってスタッドレス。もうプラットフォームも出ている10年モノなので、シャーベットならさて、ここまで冷え込むと効きは期待できません。
もともと、天気予報をにらんでこの週末土曜日に、本番用スタッドレスに交換するつもりでいたのですが、緊急入院でその予定がずれ込んでしまいました。
主治医からも「どうせリフトで上げるから、タイヤを持ってくれば換えてあげるよ」と声をかけてもらっていましたが、ベッドキットを組んだことで、換えたタイヤ4本がぜんぶ積み切れないかも、という問題もあり、まだ根雪になるような降り方はしないだろう、と、高を括っていましたらば。
退院した土曜日は、日中は穏やかで、雨は降ってなかったけど、夜更け過ぎに雪になり、翌朝目覚めると、そこは雪国になっていました。(ぉ
前日までは積雪ゼロだったのに、今季初のガッツリ積雪で、15㎝以上は積もったでしょうか。
降る予報だったとは言え、うっすら、くらいなのではと期待していたのも虚しく、なにもクリスマスが近いからって、早めに演出を始めなくてもいいじゃないか。(泣
さっそく1時間半格闘して、作業スペースを確保。それでも、冷え込みで軽い粉雪だったのが幸いでした。
真冬日で地表が凍ったままだったので、ジャッキがズレないよう、いつも以上に慎重に作業を行い、無事本番用スタッドレスに換装を完了。
ハブグリスの塗り方が、超絶テキトーになってしまったけど、寒さでグリスが固まっていたので仕方ありません。^^;
タイヤのエア圧調整でコンプレッサーを動かしたので、ついでにエアコンフィルターもエアブローします。
そろそろ交換時期なので、けっこう汚れていましたが、冬はあまりホコリが立たないので、これは来春まで持たせてから交換かな。
せっかくなので、エアクリーナーエレメントも掃除。汚れてはいましたが、これも交換時期までまだしばらく使えそうです。
そんなこんなで、冬支度は無事完了。
でもですねサンタさん、いい子にしてますからこんなネタのプレゼント、もーいりません。(切実