
7月に入り、北海道もいよいよ夏本番。そして夏と言えば、なんてったってキャンプです。いや、夏じゃなくても、というか夏じゃないほうがやってますが。
てなことで、先日の7月連休、と言ってもかわねこは、土曜日は仕事が入ってしまいましたが、後半2日は、恒例となった幕営会夏の陣なのでした。
このところ公私共に忙しく、ゆったりとした時間を過ごしたいもの。今回の天気予報は曇。気温も夜でも20℃近くと、絶好の幕営日よりです。
ロケーション的には晴れたほうが良いのはもちろんですが、北海道とは言え、晴れると猛暑になってしまうので、曇っているくらいの方が過ごしやすいのです。
そしてひさびさに、十勝管外へのロングドライブも楽しみのひとつでしたが、ここで問題が発生。
なんとエスクが車検のために入庫してしまいました。
本当は、これを見越して7月1日に車検の予約を入れていたのですが、葬儀に重なってしまったため順延となり、入庫可能だったのが、幕営会前日の15日だったのです。
せっかくひさびさに、エスクでのドライブを楽しもうと思っていたので、かなりがっかりでしたが、工場が混んでいたのと、車検期日が迫っていることもあり、これ以上日程をずらすのは無理でした。
せめて代車が、某ディーラーさんのようにGRヤリスとか、某競技車系整備工場のように、ガチのラリー車とかなら、喜んで乗りますが、そんなことはもちろん望めるわけもなく。(笑
てなことで、代車に来たのは、前回ラジエーター修理の際にもお借りした、初代ノート。なかなかにポンコt…お疲れの車両なので、コレで幕営地まで往復するのは、楽しいとはとても思えず、それならと、あ~るくんを代走に指名しました。
なんかほんとに最近、あ~るくんにばかり乗っているなあ。ま、帰省でも、フェリー代やガソリン代が安くついたり、実家でも細かい用事に出歩くのに、小回りが効いて大活躍だったのですが。
問題は、キャンプギアがどれだけ積めるか。シェルパくんでのキャンプツーリングも一瞬頭をよぎりましたが、ビッグタープのような大型のギアを持ち込むわけではないとは言え、今回わずかですが、薪があったり、暑いのでクーラーボックスが必需だったりと、それなりに機材が多いのです。
オートバイでのキャンプツーリングの感覚からすると、軽自動車でもスペースはじゅうぶんですが、昨今キャンプと言えばクルマで参加、になっているので、すっかりパッキングがヘタになってしまいました。^^;
しかし。やはりあ~るくんは優秀でした。
ラゲッジスペースには、マットやシュラフ、ランタンなど縦積みしたく、かつ軽めのモノを中心に載せ、テントやギアコンテナ、クーラーボックスなどの比較的重量のあるものは後席足元に、残りを後席上に収めてみると、すべて積み込めたばかりか、まだ余裕すらあります。
ことに、運転席後部に、エスクと同様にコールマンの45Lクーラーボックスがすっぽり入ったのには驚きました。
もっとも浮かれていたらしく、やっぱり抜けていて、テーブルと椅子を積み忘れて出かけてしまったのは、痛恨のミスでしたが。^^;
仕方なく、途中のダイソーでキャンプチェアを買ったので、せっかく減らしたキャンプチェアがまた増えてしまいました…。
ま、このチェアは軽いので、あればなにかと便利なことから、あ~るくんに常備することにします。
いつもより若干重いとは言え、仕事の資機材フル積載と同等くらいなので、ノンターボのK6Aでも、軽快に走ってくれます。
仕事&足グルマですが、オーディオもそれなりにいい音だし、なによりMTなので、これでも代車よりはずっと楽しいのです。
今回は羊肉の仕入れも前日に済ませていたので、順調にスタートが切れ、かなりのんびり走っても、会場へいちばん乗り。
連休というのに、サイトにはファミリーがひと組いるだけで、閑散としているのはやはり穴場ならでは。
最終的には我々のほかには、ツーリングライダーさんがひとり来ただけで、相変わらず、驚くほど人がいません。
今回は、もちろんテント泊。いくらフルフラットになるからと言っても、あ~るくんで車中泊はしません。キャンプには来てしまったけど。
そして始まるいつものダベリング&おやつタイム。このあと肉大会だというのに、やっぱり食べずにはおれません。(笑
この、何もしない、馬鹿話に興じるだけ、の、時間がなんと至福なことか。
暑いので焚き火ではなく、炭火での焼肉大会となりましたが、いつもの炊きたてご飯も食べたのに、やっぱりとうきびも食べてしまう、とどまることを知らない食欲。喋るくらいしかしていないんですけどね。
日が落ちると程よく涼しくなったので、炭火のぬくもりが嬉しい。
降らないはずの予報とは言え、時折ポツポツと雨粒が落ちてくるのは、やはり山ならでは。そして炊事棟の屋根下に避難すると止んでしまうのもキャンプあるあるです。^^;
時期が早いので、今回は昨年のように、巨大クスサンの集団攻撃にも遭わずに済みました。毛虫は場所によってそれなりにいて、帰投後にクルマの中にも侵入してしました。
やはり8月に入ってしまうと、蛾も活発化すると思われるので、7月の開催は正解でした。
足元になにか動く気配を感じて見てみると、大きなカブトムシが。小学生か哀川翔アニキなら、喜んで捕まえたと思いますが、写真を撮った直後に、飛んで行ってしまいました。カブトムシが飛ぶのを見るのって、それこそ小学生以来かもしれません。
過ごしやすいので、1時近くまでなんだかんだと盛り上がり、いつもの封筒型シュラフもジッパー全開の掛け布団状態で、ちょうど良い暖かさ。これ以上気温が上がると、寝苦しくなるので、これもベストコンディションでしょう。
朝方、鳥たちがにぎやかだなとは思いつつも、かなり快適に爆睡。他の方は、カラスがうるさかったと言っていましたが、それすら気づかないほどに。(笑
朝ごはんは、炭火焼のソーセージを挟んだホットドッグ。フライドポテトにサラダ、コーンスープも付いた豪華版。炭火の効果もあるのか、ソーセージがメチャうまで、おなかいっぱい。デザートが入りませんでした…。
時折日が差すものの、相変わらずのどんにょり天気なので、撤収を早めに行い、後は積むだけ、の状態にしてダベリング続行。
この時点では、すでに他の方は撤収済みで、サイトには我々だけになっていますが、これだけ人がいないのは、ほんと不思議です。
やっと腰を上げて積み込みを完了したとたん、待っていたかのように、バラバラと雨が降ってきたので、本当にいいタイミングでした。
しかし、参加メンバーは変わっていないのに、参加車両が3台中2台変わっているという。(笑
帰りもいつものように、上川から層雲峡を抜けましたが、三国峠でも、エアコンを入れるとかなりパワーダウンするものの、走っていてストレスになるほど遅くはなく、それなりに楽しいロングドライブとなったのでした。
いつもながらに、参加のみなさま、お世話になりました。
いやあ、キャンプってやっぱりいいですね。^^