
つい先日まで、麦茶を飲みながら暑いと言っていたよーな気がするのですが、気づいたら、温かい玄米茶がデフォルトになっている昨今。
などと、来なくていいとあがいても、来るべきものはやってくる、というわけで、いよいよスタッドレスタイヤの時期になってしまいました。
エスクは先日既に交換したものの、街乗り中心のあ~るくんは、まだいいか、と先延ばししていたのですが、さしもの十勝も最低気温の数字の前に、横棒が入るようになってしまったので、腰を上げました。
この日は朝から強風でしたが、見ると窓の外には、時折なにか白いモノが舞っています。
先日、道都など道内の西側で、雪虫が大発生したのもニュースになりましたが。
これは先日の定期出張時に撮影したもの。煙っているように見えるのは、実はぜんぶ虫です。(汗
これが脳裏に浮かんで、ついに山脈を越えてきたか、と思ってよく見ると「虫」が付かない、融ける方でした。これはこれでイヤだけど。(笑
そんなわけで、北風ピープー吹く中、作業開始。
最近、ジャッキスロープに使っているのがこれ。雪道のスタック時に使用する、ゴム製のヘルパーですが、スロープ代わりになります。
あ~るくんだけでなく、エスクもガレージジャッキのマウント位置が意外と奥まっていて、フロントスカート部にジャッキハンドルが当たって上げにくいので、重宝しています。
タイヤは納車時に、先輩が新品4本を付けてくれました。
オートバックスのPBですが、ダンロップでおなじみ、住友ゴムのOEMとか。
雪道でのフィーリングが、ちょっと楽しみ。
ホイールは中古のアルミをオクで仕入れてきたものを、先輩が組んでくれました。
このタイヤは方向性があると聞きましたが、サイドの矢印マークがありません。実は回転方向ではなく、ホイールの内外でパターンが異なっていたのです。
ブロックが細かいほうが、内側。なので、タイヤを組む時に間違えなければ、回転方向は気にしなくても大丈夫そう。
夏タイヤは中古で購入したので、8,000㎞ほど走行して、3部山というところ。来年は入れ替えが必要かも知れません。
先日の下回り塗装の際に、リアのバンプラバーがヘタっていることに気づいていたので、部品を取り寄せて、これも交換しました。
これ、スズキ純正ですがワゴンR用ではなく、KeiとかHT系スイフト用らしい。81スイスポも適合なので、なにか縁を感じたり。(違
ネットで取付実績のレポートがあったのと、こちらの方がかなり安かったので、これにしました。
タイヤが新品なので、慣らしを兼ねて試走という名のドライブ。
あ~るくん、夏タイヤは14インチ化していますが、このスタッドレスは標準サイズの13インチ。扁平率も65から80になったので乗り心地が変わって、またぶわんぶわんとボディが揺すられるかな、と覚悟していましたが、意外やサイドウォールの剛性が高めで、乗った印象は14インチとさほど変わらなかったのは嬉しい。
交換したバンプラバーも、他車種流用で全長が20㎜長いため、わざとこういう段差を減速せずに通過してみたりしたものの、底付きはありません。
もっとも、資機材を積んだりすると、また変わるかも知れませんが。でも問題があればウレタンなのでカットすればいいので、 当面はこのままです。
しかしなんでしょうね。ホイールが黒くなっただけで、あ~るくん、ずいぶんと印象が変わり、ポンコツ車もカッコよく見えるのは、なぜでしょう。(←自画自賛
ちょこっと足を伸ばして、峠のふもとまで来てみると。
前日にでも降ったのでしょう。路肩には白いモノが残っています。
山腹に見えているのは、国道38号線の狩勝峠。山肌も白くなりつつあります。
走っていると、道端に古いフォードのトラクターが停まっているのを見かけました。
1980年代後半から90年代にかけて販売されていたモデルで、昔はよく見かけた覚えがあります。
懐かしくて、クルマを停めてよく見てみると。
後ろに井戸から水を引くパイプがあるな、と思っていたら、なんとこのトラクターは、井戸ポンプとして使われていたのです。
シンプルな構造だけに、長い年月使われて、トラクターとしての役目を終えても、まだこんな使い方があるのだなあ。
11月ももう半ばになり、ほとんどの畑の収穫作業も終わっていましたが、最後の追い込みに、まだ大型コンバインが動いていました。
その畑を横切るキタキツネ。動物たちも冬支度で忙しいのでしょう。
陽が山の向こうに落ちてしまうと、気温も一挙に急降下。撮影しに、車外へ出ても風が冷たい。
日高山脈には厚い雲がかかっています。山ではもう既に雪が降っていますね。
この時期、日暮れがほんとうに早いので、17時前でももう暗くなってしまいます。こうなると、なにか早く家に帰らなくては、という気分になるから不思議。
さて、基地に帰りましょうか。