
秋田市内で降っていた雨もやがてやみ、峠を越える頃には晴れ間も見えてきました。
法事にも無事間に合い、従兄弟たちとにぎやかに話に興じた1日を過ごしまして。
翌日。帰路のフェリーは、翌々日早朝6時半出港なので、秋田に前泊するため、この日はまた秋田へ戻ります。
てことで、来た道をそのまま戻ってもつまらないので、国道282号線を北上。
の前に、これまたここへ来たら寄らずにおれない、福田パンで今日のお昼を確保。
このコッペパンはスーパーなどでも売られていますが、直売店ではその場で中身を挟んでくれることもあり、美味しさが違うのと、オーソドックスなジャムやクリームなどの他に、キーマカリーやサラダなど中身のバリエーションが豊富なのは、直売店ならでは。
しかも組み合わせ自由なので、バナナとメロンクリームのように、ダブルのオーダーも可能。
無事お昼と翌朝分を仕入れて、当初は八幡平の山岳地帯を抜けようかとも思いましたが、天気が今ひとつなこともあり、めったになく国道を真っ当に走ることにしました。
八幡平あたりの風景は、それまで東北道を北上する時に眼下に見えていて、あそこをのんびり走ってみるのもいいかなあと思っていたので、並走する東北道を見上げながら走るのも、なかなかに楽しいものでした。
走るのに集中したので、途中写真を撮るのを完璧に忘れていたので、写真はありません。^^;
平日でしたが、国道は意外とクルマが多いこともあり、あまり流れが良くありません。そこで、鹿角市内には入らず、八幡平市から県道22号に入り、大館までショートカットすることに。
県道は趣はあったものの、なにしろ道が狭く、途中で停まれそうな場所がまったくありません。どこかで停まって昼食をのんびり摂ろう、と思っていたのですが、これは想定外でした。
結局、国道へ復帰したところで駐車帯を見つけ、ここで遅いお昼となりました。
道路沿いですが、山に向けてクルマを停め、コッペパンを味わえたので良しとしましょう。(笑
そんなわけで、途中トイレもないまま走っていると、道の駅の標識を見つけたので、トイレ休憩に寄ることに。
標識どおりに左折して敷地に入ってみると。おお、これは大館能代空港ではありませんか。
なんと、能代の道の駅は、大館能代空港併設なのです。
秋田港のセリオンとか、網走のように港に隣接というパターンは識っていますが、空港と道の駅のコラボは全国的にも珍しく、ここと能登の2か所しかないとか。
なので、駐車場は空港のもの。もちろん無料。
そしてターミナルビルが、道の駅になっています。そのため、当たり前ですがあまり道の駅っぽくありません。(笑
とは言え、お土産の売店や、レストランも当然併設されています。
せっかくなので、トイレを借りたついでに、展望デッキへ上がってみました。
と、フューエラーが来たので、これはもしかして…と思ったら。
ANAのA320が降りてきました。
ちょうど羽田からの便が、到着する時刻だったようです。これはラッキー。
飛行機成分(笑)を補給したので、さらに西へと進みます。
最初は、男鹿半島あたりにでも立ち寄ろうかと思っていて、それは時間的にも可能ではあったのですが、日暮れが早くなったのであまり楽しめる時間がなさそうなのと、意外と全体にクルマが多く、流れがあまり良くなかったことと、今回はちょっとお疲れ気味なこともあって、珍しくまっすぐ秋田市内へ向かいました。
このあたりを走るのは、数年以上ぶり。国道をそのまま進むつもりでしたが、秋田自動車道が並走していたので、これを使うことにしました。
てなわけで、このあとはひたすら走ったので、写真はありません。
今日の宿は、7月にも泊まったスーパー銭湯内に併設のカプセルホテル。
前回は安けりゃなんでいい、で、利用したのですが、駅前のホテルよりフェリーターミナルに近い、宿泊者用の広い休憩スペースにマンガがたくさん置いてあってくつろげる、居酒屋風の飲食コーナーの料理が意外なほど美味しい、もちろん温泉も好きなだけ入れる、とあって気に入ったので、今回も利用することにしました。どうせ翌朝4時には起きなくてはならず、船でゆっくり眠れるのでカプセルでの仮眠程度で良いのです。
施設内の仮眠スペースだとさらに安いのですが、カプセルスペースだとテレビもあり、何と言っても静かなので、ひとり旅ならコスパは良いと思います。
ゆっくり温泉に浸かって、夕食は唐揚げ定食をオーダーしてから、そう言えば昨日の夕メシも唐揚げだったと気づいたり。(笑
おなかを満たしたあとは、22時の消灯時刻まで、休憩スペースでのんびりマンガを読んで、久しぶりにゆっくり過ごせた夜だったのでした。
-つづく-
Posted at 2023/11/24 21:48:11 | |
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