
先々週のことです。仕事であ~るくんを走らせていると。
この時期、十勝ではビート(ホンダのではなく、砂糖の原料となる甜菜)輸送がまっ盛りで、ダンプがたくさん走っています。
と、1台とすれ違った瞬間。ミシッとイヤな音が響きました。
あ、どこかに飛び石が当たったな、と思った30秒後に、さらにミシッという音がしたと思ったら、ダッシュボード上の右側にしっかりヒビが入っているではありませんか。オーマイガッ!
飛び石が当たるだけでも不幸ですが、それでも凹みで済めば、昨今はガラスリペアで補修可能です。しかし今回は無情にもこの有様なので、こうなるとガラス交換しかありません。
ちょうどオイル交換の時期でもあったので、いつものお店へ持ち込んで修理の見積もりを取ったところ、純正ガラスだと、せっかく数日前にクソ寒い日曜日の現場で、丸1日がんばって稼いだ売上がマイナスになる総額と聞いて、比喩ではなく、マジメに吐き気がしてきましたよ。
しかし、社外ガラスも探してくれ、そちらはほぼ半額とのこと。ならば選ばない選択肢はなく、発注してもらいました。
お店によれば、今年はなぜか飛び石が多いらしく、先月だけでもすでに5台入庫したとか。でもうちのに当たらなくてもいいじゃないか。(泣
かつてはガラス交換であれば、車両保険を使っても等級は変わらなかったものですが、昨今は1等級ダウンになるのですよね。不可抗力なのに。
念のため、保険会社に問い合わせると、免責があるため保険で出る金額より、翌年の保険料増額分の方が多いことから、全額自己負担となりました。
思えば昨年末も同じ頃に、エスクのラジエーター交換で大枚が飛んでいきましたし、いったいなんの嫌がらせなんでしょうか。(泣
クルマを預けると、最近これが多い、モコが代車で来ましたが、これ、ATはトロいわ、ヒーターが効かなくて寒いわと、なかなかにお疲れの残念車体。
昨年のエスク修理の代車もこれで、あの時は「軽自動車ってヒーターが効かなくて寒いんだな」と思っていましたが、あ~るくんだとそれなりに効いてくれるので、軽だから効かないわけではないのだとわかったり。(笑
もっとも、お店ではいつも代車料なしで貸してくれるので、文句など言えるものではありません。
しかも師走に入って忙しい時期だったのに、週末にも乗ると配慮してくれたらしく、預けた翌日の夕方には早くも退院してきたのは、ありがたい限り。
当たり前ですが、貼り直された車検票は、センターではなく、現在の規定位置である右端になっています。
その昔は社外ガラスだと、一部にゆがみが出ていたりするものもあったと聞きますが、さすがに最近のものではそんなことはありませんね。また、社外ガラスだと安いぶん、もしかするとルームミラー裏のサンシェードがないのではないか、とちょっと懸念していましたが、これもちゃんと付いていました。(笑
ちなみに、このガラス、右上に以前のにはなかった「A↓S1」の刻印があります。なんだろうと思って調べてみたら、ここから下は透過率が75%ある、という意味だそうで、逆にここから上は、信号が識別できればスモークフィルムを貼っても良いらしい。
以前のガラスにはなかった、てことは、2010年以降に規定されたものなのでしょう。
てなことで、復活したあ~るくん。本来は仕事用なので、主に平日しか乗らないのですが、日曜日には、ちょっとドライブに連れ出しました。
と言うのも、納車時にサービスで付いてきた、オートバックスブランドのスタッドレスが、圧雪路でどれだけ効くのか試したかったのです。
しかし十勝は幸いにして、と言うべきでしょう。12月のはじめは、いちど少し積もっただけで、どこへ行っても、オートバイでも走れるのでは、というほどアスファルトが出ていたのです。
そこで、足を伸ばして狩勝峠を越えることに。
その狩勝峠も、除雪と塩撒きのせいで、路面に雪はありません。
とは言え、さすがに峠とあって、それまで晴天だった空が曇り始め、粉雪が舞い始めました。
国道は除雪されているのと通行量が多いので、やはり雪は載っておらず、ならばとちょっと山の方へ向かってみました。
が。
確かに圧雪ではあったものの、その後に暖気が入ったと見えて、表面が融け、さらに風でそれが凍っています。悪いことにその後の積雪がなく、完全に表面が凍りついたスケートリンク状態。
少し前に、国道で大型トレーラーとバスの衝突事故が報道されていましたが、この路面状況ならば、もはやスタッドレスが効く効かないのレベルではありません。
なので残雪があるかな、と、さらに山の上の農道に行ってみましたが、除雪されていないので雪はあったものの、表面が固く凍っており、圧雪ではありませんでした。
雪は思ったより深かったのですが、農場の見回りでもしたのか、小型トラックらしいわだちは付いていたので走れそうです。もっとも、4駆のエスクならさて、いちおう、冬装備としてスタックヘルパーとスコップなどは積んでいるとは言え、2駆でオープンデフのあ~るくんでは、無理は禁物。
しかしこれも、踏み固められていない、グズグズの雪だったのでスタッドレスの効きがどうとか、わかるレベルではありませんでした。
しかも、わだち幅が合わないので、ステアリングを慎重に切らないと、直線でもリアタイヤが時々ブレークするので、これはどうにもならないと、ほうほうの体で引き上げてしまいました。
まあでもそのうち嫌でも圧雪を体験しなくてはいけないでしょうし、ふだんあまり行かないところへの、ドライブができたので良いのです。
てなことを言っていたら、その週明け。
降りましたよしっかりと。帯広市内でも圧雪になり、図らずもタイヤテストができる路面状況となりました。(笑
いやしかし、だからといって、これ以上降る必要はまっっっったくありませんので、誤解されませんように!!(←誰に?
Posted at 2023/12/13 21:36:08 | |
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