
年明け以降も平和が続いていた十勝ですが、ここへ来てついに冬景色になってしまいました。いや、冬なんだから当然なんですが。ここ数年、平和を装って、一気に大勢で来られるのには困ったものです。
そんなこんなで、除雪と現場に疲れて(そうじゃなくても)ブログをサボりがちでしたが。
さて、北海道の冬のモータースポーツと言えば、上士幌町の糠平湖氷上タイムトライアルが有名ではないでしょうか。
なにしろ、今回で開催45回を誇り、ダートラの全日本選手や哀川翔アニキが毎回参戦することでも知られています。
ここ数年は、コロナで無観客の時以外は、観戦に赴いていました。
と書くと、かなり熱心なギャラリーと思われそうですが、1月下旬の糠平とあって、日中でもマイナスふたケタ気温はごくふつうです。昨年だったか、最低気温がマイナス19℃でしたが、コースカーを務めた奴田原選手曰く「糠平にしては暖かい」と言わしめたほど。
風がなく、日が差していても、観戦なので動かずにいるとしんしんと冷えてきて、これが風が吹いたりするともう荒行の世界。
とは言え、いまや国内では唯一となってしまった、フルピンスパイクで氷上を爆走する競技車を見られる機会はここしかないので、見には行くものの、年々日和ってきて、第1ヒートがスタートした9時過ぎにノンビリ会場入りし、寒さに耐えられなくなったら途中退場するという、腑抜けぶりです。(笑
今回に至っては、前日の仕事疲れで20分寝坊したうえに、エスクのエンジンを掛けたら、なぜかオーディオの電源が入らず、あれやこれやと調べてさらに20分浪費。結局、なんのことはない、エンジンを掛け直したら、あっさり電源が入ったのでした。
そんなこんなで会場入りは実に10時過ぎ。
それでも駐車場から湖面に降りる通路から、パドックを見渡すと、それなりにテンションがあがります。(笑
競技はだいぶ進行し、もう90番台ゼッケンがスタートしていました。
個人的には、競技車同様ソソるのが、このプラウ(排土板)付ジープ。もうずいぶん昔から活躍していますが、今年も現役でした。
ノンビリしすぎて走るところを見るのはかないませんでしたが、フルピンスパイク履きのアルトってすごい。最強の営業車かも。(笑
エントリーリストを見て、おおっと思ったのが、このBNR32。以前はけっこうボロボロのキャンディグリーンのBNR32が爆走していたのでそれかと思ったら、こんなにきれいな個体でびっくり。こちらも凶悪なフルピンスパイク。
そしてかわねこ世代には懐かしい、ジェミニZZ-R。その昔は全日本ラリーを荒らし回ったものです。部品の入手が大変だろうなあ、と、いらぬ心配を。
コース脇には、いつものメンツが、なんとバーナー持ち込みで観戦中。おかげさまで、熱~いカフェオレをいただきました。糠平では、なによりもありがたい。
てなことで、スタートがゆるゆる過ぎて、気づけば第1ヒートももう終了。ダートラの荒井選手、谷田川選手くらいしか見られませんでしたが、まあいいのです。
いつも糠平で問題になるのがお昼。温泉街にはあまり飲食店はなく、スキー場のレストランくらいしかありません。
なので、第2ヒートは捨て、上士幌の道の駅に行くことになりました。
上士幌の道の駅は、2020年オープンしたばかりの人気の道の駅です。
お隣の士幌町の道の駅は、2017年にリニューアルオープンし、たちまち全道でも上位の人気になったことから、上士幌町も黙っていられなかったのでしょう。
おしゃれな雰囲気で、まさに町外の観光客がそこを目的として訪れる、道の駅になりました。
今回、初めてレストランに入りましたが、観光客向けにちょっとお高めの価格設定とは言え、特産の牛肉と、スパイスをたっぷり使ったカレーは、実に美味しいものでした。
ここに入っているパン屋さん「トカトカ」も、もともと国道沿いに店を構えていて、人気店だったのですが、道の駅オープンに伴って移転したので、さらに人気に。いろいろ美味しそうなパンを横目に、買い込みすぎないよう、食パンだけ購入。(笑
とまあ、そもそもどこへ何しに行ったんだっけ?と、当初の目的をかなり見失った感はありましたが、楽しかったので、これでいいのです!^^
Posted at 2024/01/27 21:34:45 | |
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