
節分とは、本来季節の変わり目を表すので、2月3日だけではありませんが、旧暦で新年の始まりになることから、春である2月を重視するようになったとか。
豆まきは中国から伝わったとされていますが、明確な時代は不詳のようで、江戸時代にはすでに定着していたそうです。
てなことを書き並べても、まだ1月じゃねーか、と、ツッコまれそうですが、昨日、豆まきを行ってきたので。
本別町では、例年特産である豆を盛大にまく「ほんべつ豆まかナイト」なるイベントを行っています。第◯回とは謳っていませんが、10年以上はやっているはず。
以前から気になっていましたが、今回も2トンもの豆まきをするというので、行ってみることにしました。
イベントそのものは正午から開始していますが、豆まきは午後4時半からなので、それを目掛けて、ちょっと遠回りののんびりドライブ。
農道には、今週半ばのドカ雪の影響がまだ残っていて、これでは車高の低いクルマは通れそうにありません。
そして異様な暖気のせいで、ところどころ水たまりができています。これ、本来3月の風景なんですが。
開始前には会場に着いたのですが、しかし会場の駐車場は、予想通り満杯で、近くの農協の駐車場を案内されたので、会場に入ると、すでにこのにぎわい。
大音響のノリノリ音楽と照明、アゲアゲのMCで盛り上がっています。
会場中心に花道が、その奥にステージが設置され、そこから「鬼」が出てくるので、会場内みんなで豆を投げつけます。
会場入口で、紙袋に入った1kgはあろうかという大豆を渡されるので、これを花道の鬼に向けて投げつけます。しかもMCのおねいさんは「まけ~っ!もっとまけ~~~っ!!」と煽る煽る。(笑
こーゆーのは、ノッたもの勝ちなので、かわねこも遠慮なく豆を投げました。
目を保護するゴーグルも貸し出してくれるのですが、それもそのはず、こっちから投げるだけではなく、壇上からも来客に向かってばんばん豆が飛んできます。
ふだん、ラリーやダートラで泥かぶり、石飛び、雪かぶりは経験していますが、豆かぶりは初めて。
しかも、当たるとこれがけっこう痛い。
豆まきの時間はひと組3分程度で入れ替わります。
床も豆だらけ。というか、袋の豆はすぐなくなるので、インターバルの間に、みんな拾い集めて袋に入れます。
会場は入口で靴を脱ぐのですが、地元の方はみなさん上靴を用意していました。
鬼、と言ってもオーソドックスな鬼だけではなく、農協青年部はこんな牛のコスプレ。
コスプレだけではなく、本別町のマスコット「元気くん」
の着ぐるみも。豆の町だけに豆の姿をしています。
なんかさっきから、この後ろ姿、見たことがある気がして気になっていましたが。
あ!やっぱり
安田さん「onちゃん」だ!水曜どうでしょうでおなじみ、onちゃんは道内テレビ局HTBのマスコットです。
やはり道内局STVのアナウンサーも、マスコットの「どさんこくん」のお面を被っていましたが、飛び交う豆の多さに、ずっとうつむいたまま。
チェンソーマンも登場。
鬼滅の鬼コスのコスプレイヤーお姉さんにも、容赦なく豆が飛びます。
ちなみにこのレイヤーのお姉さん、常連のようでした。
そして満を持してonちゃんも登壇!
でもやっぱり容赦なく豆が飛びます。(笑
onちゃんと元気くんのコラボ。
なんかこの豆の量、凄くないか?
着ぐるみシリーズの最後は、北海道警察のマスコット「ほくとくん」。旗の陰に隠れているのは、本別警察署の警察官。公僕に容赦なくモノを投げる機会など、そうあるものではないので、ここぞとばかり(?)豆を投げたのは、言うまでもありません。(笑
最後にオールキャストが勢揃い。お疲れさまでした。
帰投すると、服の間から豆がぽろぽろと。(笑
報道では、700名ほどの参加だったそうです。
いやあ、ものすごーく馬鹿馬鹿しいお祭り。(←褒め言葉)でも、豆を投げる側ばかりではなく、壇上の鬼役もみんな楽しそうで、こういうの、いいですね。
日中は、鬼コスプレコンテストとか、豆スライダー、農産物のプレゼントなどもあったようなので、次回はもう少し早めに行ってみよう。
これで今年の厄は払えたことでしょう。たぶん。
Posted at 2024/01/28 22:12:53 | |
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