そんな中、ありがたいことに、ここへ来て急に仕事が入るようになり、先月末も紋別までの長距離出張で、その後に別の仕事が入って旭川経由になったので、何年ぶりかで浮島峠を通ったり。
そしてその最中に、オドメーターが3万㎞を越えました。
オイル交換の時期なのに加え、タイヤもかなり減っていて、雨そぼ降る中でのドライブは、あまり楽しいものではありませんでしたが、540㎞ほどの移動をこなし、さっそく整備入庫。
ルーティーンのエンジンオイル交換と同時に、今回はミッションオイルも換えてもらいました。
走行距離もですが、間違いなくこの14年間換えられていないと思われ、昨冬には気温が下がると、シフトに少し引っかかりを感じるようになったことからです。
そしてちょっとした課題だったのは、夏タイヤの摩耗。
昨年の納車時に履いていた13インチタイヤは、おそらくは新車時から13年間そのままだったと見えて、ひび割れが生じていたので使う気になれず、たまたまアルミ付きで出ていた中古の14インチにインチアップしたものでした。
ブリヂストンのネクストリーというエントリーモデルですが、扁平率が下がったぶん、ノーマルのぶわんぶわんした乗り心地が、少しシャキッとして気に入ってはいました。しかしなにぶん中古だったので、だいぶ減ってきており、交換を視野に入れていたのです。
当初は、ネットでまた中古品を探していたのですが、なかなかこれというのが見つからず。安いなと思ったら、片べりしているとか、パンク修理歴があるとか、4本の製造年がバラバラで、しかも古いとかで、ある意味当然ですが、いいものは新品より少し安い程度なのです。
比較的サイズが大きいものなので、ネット購入だとこれも当然、送料がそれなりにかかります。ならばと、十勝の中古タイヤ屋さんも見に行ってみましたが、多分に時期としてはもう遅いのでしょう。夏タイヤはほぼ売れてしまったと見え、ほとんどサイズがありません。
もっとも新品タイヤも組み込み費用込で、それなりにお得そうだったので、それも検討はしていたのですが。
アジアンタイヤでも、ナンカン、クムホ、ハンコックあたりは、かなり浸透した感があり、履いてみてもいいかな、と思っていたのですが、昨今激安のアジアンタイヤは、全く聞いたことのないブランドが増えています。さすがに安けりゃなんでもいい、でもないので、激安ブランドは遠慮しました。
探してみると、新品でも住友ゴム製のものは、意外と安いのもあり、送料を入れても、アジアン3ブランドにほんの少しのプラスで買えそうです。というわけで、オクで格安の新品を見つけました。グッドイヤーのEG01で、もちろんこれも、エントリーモデルです。
事前にショップに確認は入れていましたが、ちゃんと2024年製。
しかし住友ゴムも、今や中国工場製なのは、時代を感じますね。
なにしろエントリーグレードなので、特に特長があるわけではなく、可もなく不可もなく。でも、格安のこのグレードで、さしたる不満がないというのは、実はけっこう優秀なのではないかと思います。
あ~るくんは、もともとサスが柔らかめで、ノーマルの80扁平だと、段差でぶわんぶわんとボディが揺すられるのが嫌で、65扁平にしたのですが、今回も思ったより少し硬質な乗り心地だったので、かわねこ的には気に入っています。
そしてついでにと言ってはなんですが、タイヤの履き替えに伴い、ホイールも交換することになりました。
これまでのトップランR7でも、実用的には問題ないので、そのまま使うつもりでいたのですが、スタッドレスに履かせたZACの黒が、かなりイメージが変わったので、やはりガンメタか黒に換えたくなってしまいました。
当初は、トップランR7をホイールカラーで色替えすることも視野に入れていたのですが、いかにシンプルなデザインとは言え、これを4本足付けして塗装…というのは、塗装作業が得意ではないかわねことしては、さすがにやる気が起きません。
そもそもがポンコツ車なので、まあ別にトップランのままでもいいじゃないか、と、いちどは思いとどまったものの、たまたま中古の安いホイールを見つけてしまいまして。
シュナイダーのホイール、スタッグです。ガンメタ色に10スポークのデザインで、さすがに激安アルミと違って、スポーツタイプなので、ちょっとだけ、いやかなりスポーティーになりました。(笑
これまでのトップランには、1本ガリ傷があったのですが、こちらは擦り傷程度なのも決め手です。
ビフォーのTOPURUN R7。
SCHNEIDER STAGは、やはり印象が精悍です。(←自画自賛
ついでにエアバルブも、サービスらしい新品が付いていましたが、キャップが当然色気のない黒のプラスチックだったので、安物ですがアルミに換えました。
色が蒼なのはお約束です。(笑
また、ステアフィールが少し軽くなったかな、という印象で、トップランから減ったタイヤを外して処分してもらったところ、持った感じが重いので、試しにホイール単体の重量を測ってみると、トップランは、スタッグより1本当り1kgも重いことがわかりました。
あのサイズで1kgの軽量化は、けっこう大きいと思います。このあたりはさすがスポーツホイール。買ったかいがありました。
予定外の出費にはなってしまいましたが、これで向こう数年、タイヤ・ホイールについては、何も心配しなくて済みそうです。(笑