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2024年07月30日 イイね!

初夏の東北旅 -1-

初夏の東北旅 -1- 早いもので、7月ももう終わります。今月のはじめは、法事のために帰省することが確定していたので、合わせて少しお休みを取り、ついでにあちこち行こうかと春先から画策していました。
 そして法事の移動を含めて、少し長めに6月28日午後~7月4日の6日半を休みとしたのです。

 まだまだ先だと油断していたら、ありがたいことですが、6月は仕事が重なって忙しく過ごしているうちに、出発がもう眼の前。
 慌てていろいろと準備し、直前まで仕事を片付けて出発となりました。

 ちなみに今回の相棒はあ~るくん。エスクで行きたかったのが本音ですが、車長からのフェリー料金や燃料代などを試算すると、けっこうな差額になるため、経済性を優先して、あ~るくんを指名。これまで、どたばたとあ~るくんのかわねこ仕様化を進めていた理由が、これでした。
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 ひさびさに日勝峠を越えはじめたあたりまでは、戻ってからの仕事の段取りなどが頭に浮かんだりしたものの、日高に入ったあたりでやっとお休みモードになって、初夏らしい日差しの中、のんびりと下道を走り、18時過ぎにはフェリーターミナルへ到着。
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 週末とあって、意外なほど乗船するクルマ、そして北海道ツーリングを終えて帰るのであろう、オートバイが多かったのが印象的でした。
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 ちなみに今回も苫小牧東から秋田まで、新日本海フェリーに乗船です。
 計画当初は八戸航路や室蘭航路、青函航路なども検討したのですが、何と言っても料金が安くて快適なので、今回も往復で秋田航路を使うことなりました。
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 農産物の出荷が、まだ本格化する前のこの時期でも、大型トラックやトレーラーが、これまでは主に乗用車を搭載していた、2階甲板にも乗り込んでいたのは、2024年問題の対策で、物流も変わってきているのではないかという印象でした.
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 それでもぎっしり満載ではなく、積込みは順調だったので、定刻より10分ほど早い出港です。

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 初夏の夕暮れに染まる工場群を抜けて、北海道を離れるひとときは、旅が始まった実感に包まれて、幸せな気分。
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 そして今回の船室は、実に久々の個室だったのです。

 以前は、年末遠征で新潟航路に乗船する際は、1年分の自分へのご褒美で、個室を取っていたものですが、昨今はびんぼーと、深夜出港早朝到着便を使う機会が増えて、寝るだけなことから、個室を取る機会はかなり減っていました。
 しかし今回、新日本海フェリーでちょうどキャンペーンをやっていて、個室を予約すると車両を含めて3割引になるため、正規料金で2段ベッドを使うのとほとんど料金差がなく、そうなると快適な個室を取らない理由はありません。

 新日本海フェリーは、いつの頃からか「ステート」というよくわからない名称になりましたが、いわゆる「1等個室」。もっとも、1等というものの、4畳半程度の狭い部屋です。トイレはこの上級の特等以上にならないと部屋に付きませんが、洗面台は付いていて、さして不便ではありません。

 そして「ステート」には、和室とツインベッド洋室の2種類があります。かわねこ的定番は和室で、ふとんを敷いてごろ寝しながらの読書が好きなことと、部屋の配置関係から、和室だと窓から海が見えるのがメリット。

 夕食は、これもお楽しみの、船のレストラン。
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 今回のメニューは船の定番、シチューです。厨房機器の進化で、昔に比べると揚げ物等も美味しくなりましたが、こういう煮込み系の料理は昔から外れがありません。
 ただ、以前に比べるとメニュー数がかなり減ったのは、時代の流れでしょうが、少し残念です。
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 夕食後は、これまた船の定番、波打つお風呂。もっとも今回は海が穏やかすぎて、あまり波打ちませんでしたが。
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 風呂上がりにはこれがなければ、のアイスクリームは、まだ売店が開いている時間だったので、ちょっぴり贅沢に、ハーゲンダッツ。
 一緒に売られていた、特製のジェラートが500円だったので、370円のハーゲンダッツが安く感じられる謎。(笑

 船の個室のいいところは、季節を問わず暑くなりがちな船内で、好みに温度調整できること。
 今回もエアコンが程よく効いた部屋で、ふとんでごろ寝して、ゆっくり読書…のつもりだったのですが、やっぱりお疲れだったのでしょう。ごろ寝の時点で睡魔に襲われたので、22時には早々に就寝し、翌朝6時までみごとに爆睡。
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 翌朝も嬉しいことに晴天。
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 そして秋田港沖では、北海道へ向かう僚船の「らべんだあ」とすれ違います。
 この大型船が航行している姿が間近で見られるのは珍しいので、船内でも案内放送が流れ、後部デッキは賑わいます。
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 着港までは、船首にあるお気に入りのフォワードサロンで、入港を眺めながら過ごしました。
 秋田の入出港の際は、これまで天気が悪いことが多かったので、今日は晴天なのが嬉しい。
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 やがて秋田港に入港。
 毎回書いていますが、この狭い秋田港内で、全長200mの大型船を転舵とスラスターで180°転回し、着岸させる技術はなんど見ても見事です。
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 なので着港風景を堪能してから、車両甲板のあ~るくんのもとへ戻り、出発準備となりました。


つづく


Posted at 2024/07/30 23:01:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | 遠征 | クルマ

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