
誰かが火起こしをしていて、薪が爆ぜる音で目を覚ましました。テント内が明るくなっているので、もう夜明け。5時前くらいかな、と、時計を見ると、なんと6時半を過ぎていて驚きました。
外に出てみると、曇り空。陽が差さなかったのでほどよく暗く、暑くもない快適な気温だったので、夢も見ずに爆睡して見事に寝過ごし。
辺りを見わたすとまだ静かなので、他のみなさんもけっこう爆睡しているようです。
スナガワまでは30分ほどで行ける近さと、昨夜の夜露と曇天、風もないのでテントが乾かず、撤収できないのを言い訳に、朝食後もだらだら。
9時前ころから陽が差し始め、やっとテントが乾いたので撤収を開始しました。
最悪グランドシートは濡れていても撤収してしまいますが、テント本体はカビるので、乾くのを待ってから撤収しないといけません。
幸い、グランドシートも乾いたのですが、出発予定時刻を10分ほど過ぎてしまいました。
なので、スナガワに直行。
到着してみると、今回の目的、吉川選手の出走にぎり、間に合いました。
コースは少し前の降雨の影響もあり、まだウエットが残っていながらも、乾き始めているもよう。
まあ、スナガワなので300㎜でも遠くて、ウデのせいもあり、例によって大した写真は撮れません。
なので、画像はレタッチしています。
1ヒート目が終了したところで、パドックへご挨拶に行こうと思ったら、なんとご本人が登場。
ひさしぶりにいろいろ話せましたが、FRの挙動の話やドライビング理論の話など、やはりクルマの運転は物理学なのだという、興味深いお話を聞くことができました。しかも解説がわかりやすいのです。さすが本職。(笑
2ヒート目前には、ご家族にも、ほんとうに久しぶりにお会いできました。
幼かったお子さんが、大きくなっていたどころか、すっかり大人になっていて驚き。同時にいかに自分が歳を取ったのかを痛感させられました。気分はもう親戚のおじさんです。(笑
そしていよいよ2ヒート目。
吉川選手のBRZは、昨年エンジン修理と、クロスミッション化をしていて、戦闘力が上がっていることもさることながら、吉川選手のテクニック向上とメンタル的にも、ノッている時期です。
1ヒート目を上回る好タイムを出したので、もしやこれは…と思いましたが、ライバルは全日本にも参戦している強者。
さらに上回るタイムで、惜しくも優勝とはなりませんでしたが、好走を見られて嬉しい思いです。
風が吹けば寒く、吹かなければ暑いスナガワなので、そこそこに暑かったのですが、時折風も吹いてくれたので、これまでよりは過ごしやすかったのも幸いでした。
そんなこんなで14時離脱。
のんびりながらも順調に走れたので、十勝はどんにょりながらも、まだ明るいうちに帰投することができました。
しかしなんとしたことか。早めに帰れたら、盆はじめに刈ったばかりなのに、盆中の高温で一挙に伸びた基地の芝を刈ろうと、温泉にも入らず帰ってきたのに、芝刈機のバッテリーを充電し忘れていたという、大失態。(笑
まあでも明るいうちにエスクの洗車もできたので、いいのです。
幕営も応援もできて、充実した週末だったのでした。
現地でお世話になったみなさま、ありがとうございました。
Posted at 2024/09/03 21:39:59 | |
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ダートラ | 日記