
10月に入り、モタスポギャラリー活動もそろそろ終盤の時期に入りました。
ダートラ地区戦の最終戦が、10月6日に行われたので、吉川選手の私設応援団員としては、行かずにおれません。
そして前日の土曜日がお休みで、天気予報が好天だったこともあり、8月に続き、今回も前半を幕営で過ごすことに決めたのです。
とは言え、この日はあ~るくんのオイル交換や、基地のこまごまメンテナンスなどやることも多かったので、出発が昼を過ぎてしまいました。
こうなると前回泊まった吉野はちょっと遠く、夏ならさて、日が暮れるのが早まってきた今時期、のんきに構えて到着が日暮れになると、設営が面倒になるので、手前の上芦別での幕営を考えます。
前回は、地元のイベント準備をしていたのでパスしたのですが、今回はいつも通り静か。
先客が既に5張りほどもいたのが少し意外でしたが、サイトは広く、まったく問題なくゆったりキャンプができるので、さっそく展張開始。
クロノスキャビンは、設営が楽なので使いやすいのです。
巣作りを終えたので、サイト内を散歩。
キャンプサイトからは見えませんが、実はここ、野花南湖のほとりに位置しているのです。ちなみに人造湖で、すぐ近くにダム堤体と発電所がありますが、この方向だと、ダム湖には見えません。
なにかディーゼルのエンジン音が響いているな、湖で作業船でも走っているのかと思ったら、対岸で稲刈りをしていたのでした。
北海道の稲刈りももう後半。ラストスパートなので、日暮れまで忙しそうにコンバインが動いていました。
山も紅葉が始まっています。
ところで、前回の幕営会で、れいぽんさんが工夫されておられたのを見て、かわねこも真似をして、今回テントの小改良をしてみました。それは、ガイロープの取付け方。
ノーマルはこのように、フライシートのタブにガイロープの端が結びつけてありますが、これがまとめてあるとは言え、フライシートをたたむ時にちょっと邪魔になるのです。そこで、ガイロープの端にカラビナを付けて脱着式にしました。
カラビナは100均のものですが、壊れるほどの張力はかからないと踏んでいますし、もし心配なほどの強風時は、カラビナを外してガイロープを結び直せば良いのです。
ガイロープは、長さと形状により取り付け位置が違うので、見分けやすいよう、カラビナの色を変えてみました。
ふだんはちいさなポーチにまとめて、テントケースに収納しています。
ちなみにこのポーチが派手なのは、地味カラーだと地面に置いていてもわかりにくいので、置き忘れ防止です。
今夜は風もない予報で、ガイロープを張る必要はなさそうなので、前室シートを上げて、ひさしを作る部分だけ取り付けました。
ここも、最初はシートのループに直接カラビナを付けたのですが、やや取付しにくいため、細引きでループを作り、それに引っ掛けるようにすると、使いやすくなりました。
なんてことをやっていると、17時過ぎ。山の向こうに陽が沈むと、あっという間に暗くなります。夏は陽が長くて良かったなあ。(しみぢみ
そして日が暮れると、日中はTシャツ1枚で過ごせたのに、急激に寒くなってきます。
長袖シャツにフリース、ジャケットを着ても足元が冷えるので、カセットヒーターを点火してみました。
これももうずいぶん昔、年越し野営をしていた時代から持っていますが、昨今使う機会が激減していたので、動作テストを兼ねてです。もっともガス式なので、ガソリンと違ってノズル詰まりなどもなく、一発点火。
足元にちいさなぬくもりがあるだけで、これが快適この上ありません。テストのつもりが消せなくなってしまい、降りてくる夕闇の中、ぼぉっと過ごしていると、快適すぎて寝落ちしそうなほど。(笑
ランタンは、ジェントスのLEDも持ってきましたが、メインは今回もコールマンのガソリン。火を焚くので温かみがあり、今時期にはLEDよりも重宝します。
夕食は、片付けの手間を考え、ハヤシメシとサラダとコーンスープ。実はカレーメシも持ってきていたのですが、この時ちょっとお腹の調子もイマイチだったので、少し優しいハヤシにしました。あまりガッツリ食べたいわけではないので、これくらいがちょうど良いのです。
場内には、水銀灯が設置されていますが、入口のみ点灯して、他は消灯していたのが幸い。
キャンパーに配慮して点いていなかったのか、単に電気代の節約で点いていなかったのかはわかりませんが、余計な灯りはない方がいいのです。
星空がきれいだったのは、月が出ていなかったためでしょう。夕食後はローチェアをシートの外に出し、ランタンを消して、うっすらと流れる天の川を見上げて楽しみました。
小1時間ほどで、流れ星は大小3個ほどでしたが、人工衛星のほうが多かった。まあ、上空には1万2000基以上もあるそうなので、当然と言えば当然か。(笑
ここは、焚き火台使用で焚き火OKなので、他のみなさんも焚き火で暖を取っています。
焚き火は大きな魅力がありますが、ここは灰捨て場もなく持ち帰りなので、明日の後片付けを考えると、今回はカセットヒーターにしました。
もっとも、そもそもここは正式には公園であって、キャンプ場とは名乗っておらず、市のHPにも載っていないので、おそらくは事実上の黙認状態のようです。
実際、前回も広場はイベント準備中でしたが、その脇のスペースでキャンプしている人がおり、別に追い出されたりはしていませんでした。
トイレも整備されていますが、キャンプ場ではないため炊事場はなく、水は水飲み場1か所だけなので、汚さないよう使う必要があります。
広場脇に、古い炊事場らしい跡があったので、推測ですが昔はキャンプ場として運営していて、正式にはクローズされた後も、開放しているので自己責任でどうぞ、というスタンスではないかと思います。
今回はソロキャンなのと、夜露が降り始めたので、早々にテント内にもぐり込むことに。
いつもの封筒型シュラフに毛布を掛け、カイロをふたつ放り込むとじゅうぶんに暖かく、快適です。テントシューズも履いていたのですが、暑かったらしく、朝には脱げていました。
なので、本を一冊読み終える頃には眠くなってしまい、22時前には爆睡してしまうのです。
が。
真夜中に鳴り響くホーンの音で起こされました。どうもセキュリティを誤作動させたようで、パニクっているらしく、なかなか音が止まりません。近くにZZTセリカとアクアがいたのですが、ダブルホーンの音なので、セリカの方かな、などとどうでもいい分析をしたり。(笑