
そんなこんなはあったものの、快適過ぎて、今回も見事に6時半まで爆睡してしまいました。
起き出してみると、思ったより暖かかったのですが、フライシートが内側もびしゃびしゃ。外へ出てみると、見事に朝霧に包まれています。
陽が昇ればこの霧も晴れるはずですが、果たして出発時刻までにテントが乾くのか。
残念ながらスナガワへ向かう必要があるので、あまりのんびりもできず、朝食後はさっそく片付けに取り掛かりました。
しかし、ギアというギアがすべて濡れてしまっています。雨よりたちが悪いかも。
8時頃にはやっと陽が昇って来ましたが、風がまったくないため、撤収は楽なものの、テントが乾いてくれません。
テントを拭いた雑巾を、なんども絞るほどの水量で、フライシートを外してみると、したたりでテント本体も濡れている状態。
テント本体はなんとか乾きましたが、とうとう出発時刻を過ぎてしまい、フライシートは帰投後に乾かし直すことにして、強引に撤収。
スナガワへ急ぎましたが、残念ながら吉川選手の第1ヒート出走には間に合わず。応援団員失格です…。(ToT)
第2ヒート前に吉川選手が来られたので、いろいろ伺いました。
前日までのけっこうな雨量が響いて、コースは水分が残っており、ウェットタイヤながら、ところどころ予期せぬ滑りをすることがあるそうです。
見ていると、最終の手前コーナーで、けっこうアンダーが出ている選手もおり、そこまでが直線でスピードが乗るだけに、コントロールが難しそう。
コース作成上は避けているものの、かなりの水たまりも残っており、ドライなら状況も変わっただろうな、とは思うものの、これも勝負なのがダートトライアル。
しかしクルマも調子良く、メンタル的にもノッている、と頼もしいお話。なにより、とても楽しそうでした。
そしていよいよ2ヒート目。
より近くで応援しようと、コントロール脇に移動しましたが、雑草が多いので、撮影向きではありませんね。
しかも枯れ草が風で揺れるので、AFをサーボモードにしていると、カメラがクルマではなく、草の動きを追いかけてしまいます。(←言い訳
渾身の走りでしたが、わずかに届かず。残念。
競技終了後、吉川選手がパドックで、ライバル同士の和泉選手、田中選手らと笑顔で握手を交わして、和気あいあいとしていたのが、印象的でした。ラリーやジムカーナもそうですが、タイムトライアル競技は終わってしまえば、ライバルも良き友人になって笑顔を交わせるのが、いいところですね。
今年はまさに惜しい、という感じのシーズンでしたが、ご本人は意気消沈しているわけではなく、むしろ来期に向けて意欲満々なのが、頼もしいところ。こちらも元気をいただきました。来期の応援も楽しみです。
山口選手も、序盤のトラブルをはねのけて、見事優勝。
J-2クラスシリーズチャンピオンも手に入れました。おめでとうございます!
ということで、今回も早めの解散となり、スナガワを後にしたのでした。
帰りは道々135号美唄富良野線を走ることにしました。
この道路は実に40年もの期間をかけて、今年8月末にやっと開通したものです。
実は前回のEZO DARTの帰りに通ろうかと思ったのですが、開通日はその翌日で、通れずだったのでした。(笑
道央道の美唄ICを過ぎ、東へ向かいます。この開通を見込んでいるのか、付近に新しいコンビニやホームセンターなどが立ち並んでいたのが印象的でした。
美唄ダムを過ぎて山中に入ると、中速コーナーの多めなワインディング。うーん、これ、エスクでも楽しいけど、シェルパくんで走ったらもっと楽しそうだなあ。(笑
雰囲気は当然ですが、山ひとつ越えた向こうの、富芦道路のそれとよく似ています。
開通直後とあって、通行量も思った以上にあり、観光バスまで走っていました。
全長55.8㎞で、国道452号富芦道路に接続します。
これまではここにゲートがあり、長い間開かれることがありませんでした。というか、開くことがあったんだ、という思い。
国道へ合流して富良野側へ左折すると、すぐ近くにはトイレと駐車場がある、三段滝公園があり、かなり混んでいました。
今年は夏季だけの通行だそうで、この開通により、札幌~富良野間の所要時間が、これまでの三笠経由より4分短縮されるそうです。短縮時間はわずかなものですが、三笠経由より高低差が少ないので走りやすい印象なのと、災害時などを考えると、ルートの選択肢はあったほうがいいでしょうね。
砂川からだと時間的には、真っ当に歌志内を通ったほうが速いのですが、しかしかわねこ的には、なるべく同じ道を戻りたくない性分なので、スナガワ帰りのルートには良さそう。
そんなこんなで、のんびりドライブも楽しめた週末でした。
早めに帰投できたおかげで、懸念していたフライシートも干せ、エスクの洗車もできたのは幸いです。(笑
かわねこの今季ダートラ観戦は、これで終了しました。また来期が楽しみです。
現地でお世話になったみなさま、ありがとうございました!
Posted at 2024/10/11 21:25:50 | |
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