
いつも通勤で走っている国道。
川を渡る橋の段差がそこそこ大きく、特に後輪にそれなりの衝撃が来ます。
出勤時のそれは、「どんっ」くらいだったのが、今は「とんっ」と軽い衝撃。
途中の樹林帯でのコーナーでも、あきらかに車体のロールが減少して、コーナリングがスムーズ。
ショックアブソーバーというもの、テラノ時代から数えると何度となく取り替えているのに、ひさびさに感動です。^^;
スイスポのそれも、既に2セット目ですが、車重の違いなのか、今回は思った以上に効果が体感できています。
と言うことで、エスクのショックアブソーバーを取り替えました。
先日アップしましたように、フロント側は
ビッグカントリーエキップの4段調整式、リア側は
モンロー・アドベンチャーを入れたので、取替を依頼したいつものお店では「前後で銘柄が違いますが、いいんですか?」と聞かれました。だって、リア側のビッグカントリーエキップは手に入らなかったんですよ。(泣
今回のシェルケースは、フロント側のビッグカントリーエキップが白色、モンロー・アドベンチャーが黒色なので、2012年にスイスポのショックを取り替えたときと同様、エスクも白黒になりました。^^;
エスクの純正ショック設定は、2型までと、3型以降で少し変わっているようで、フロント側のみ、3型以降は減衰力が低めになっています。
どうやら当初「乗り心地が悪い」との評価もあったようで、改良されたとみられますが、それでも標準装着のショックとしては、なかなかいいところを突いた設定でありました。
個人的には、伸び側の減衰力がもう少し高めで踏ん張ってくれると好みですが、ラフロードでの足の動きを制限することに繋がりますので、まあ次第点でしょう。
そのエスクもオドメーターが5万㎞を越え、時折、リア側のギャップのいなしがバタついたり、コトコト異音が出ているのが気になっていました。
フロント側も、夏場にルーフキャリアに積載物があったりすると、以前よりロールが大きく感じられ、そろそろかなあ、という印象。
ま、これも「こんなもんだよな」と思えばこんなもん、で、ガマンできるレベルでもあったのですが。
しかし、ショックアブソーバーというものは、やはり消耗品です。それも乗り続けていると少しずつ劣化していくので、身体が馴れてしまい、その劣化度がわかりにくくもありますので、興味のない一般の方は消耗品だという認識すらないことでしょう。
そのため、今回ショックを取り替えてみて、冒頭にも書いたようにあきらかな変化がありました。
純正よりも減衰力の高い、スポーツ用を選択したから、というのもあるとは思いますが、やはり純正ショックは劣化していたのでしょう。
先日、野暮用で道都へエスクで行き、峠越えなども含め、350㎞ほど走らせたのでその印象など。
先にも書いたように、フロント側の減衰力は、4段階に調整できますが、スイスポに付けていたスズスポに比べると、変化幅はごく小さく、段数を「1」→「4」にすると、ギャップの突き上げが変わってくるのはわかりますが、1段ずつの調整だと、意識しないとわからないかも、というレベル。
ちなみになぜか、「2」の減衰力だけが公表されており、それによると、突き上げ感を抑えるために、縮み側は純正に比べて20%ほど低くなっており、逆に伸び側は37%ほど上がっているので、乗り心地と足の動きを確保しつつ、ロールを抑える設定のようです。
設定した4×4エンジニアリングは、オフロード用品専門メーカーなので、オフでの使用も考慮しているのだと思います。
ほぼノーマル設定に近いと思われる「1」でもロールの減少はハッキリわかり、リア側のモンローも純正に比べ、どの程度減衰力が上がっているのか、データがないので若干固め、という印象ですが、乗り心地が悪いほどではありません。
純正から交換するのであれば、違和感なくお勧めできる設定ですね。
走っていて気付いたのは、やはりリア側は少し異音が出ていたので、車内が静かになった印象です。
走行中の固有振動も変化したと見えて、これまで鳴っていなかった、キーホルダーの金具とかが振動していましたが、これは単にポケットへの入れ方が悪いだけかも知れませんが。^^;
ともあれ、クルマ全体のしっかり感も増し、ますます走るのが楽しくなったことは、間違いありません。
なんと言っても、フロント側の「白足」が、フェンダーの間からチラ見えするのに、萌えます。(←馬鹿
Posted at 2016/03/31 22:10:06 | |
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