
ということで(←なにが?)、巷で話題の映画「OVER DRIVE」観てきました。
ラリーを題材にした映画自体、ことに邦画では非常に希少で、主題となったのは1967年の「栄光への5000キロ」以来ではないかと思います。
(「SS」は未視聴ですが、主題としては峠なのではと思います)
よくもまあ、こんなマイナーな題材(笑)を、とは思いますが、ラリーファンとしてはここは素直に喜ぶべきでしょう。^^
かわねこ的には、映画館へ足を運ぶことも2014年のブルーインパルスの映画以来で、帯広市の映画館に至っては「千と千尋の神隠し」を観て以来ですが、その映画館自体が今はもうありません。
閑話休題。
映画自体は、ヤリスの迫力ある走りを楽しめただけでも、大スクリーンで観る価値はありますね。
ネイティブ批評も聞こえてきますが、わたし的にはそれほどヒドイとは思いませんでした。
まあ、ストーリーはちょっとありきたり&単調かなとも思いますが、後半の盛り上げはなかなかのものだし、ラリーファンなら思わずにやりとするシーンも盛り込まれ、何より前述のラリーシーンだけでもクルマ好き、ラリー好きは、木戸銭払って小屋がけを観る価値は、じゅうぶんにあると思いました。
サービス風景や走行シーンは、ちゃんとラリーしていましたし「もしもラリーが日本でも、メジャースポーツとして発展していたら…」という夢も見ることができました。
正直ツッコミどころは多いですが、そこは「映画」です。昨今なにかとリアル感を要求する風潮が目につきますが、文句ばかり付けても楽しくありません。
娯楽作品と割り切って、楽しむのが吉と思いますね。
ただちょっと心配なのは、日曜昼前の時間帯にもかかわらず、10名ほどしか客がいなかったこと。
そのうちラリーファンなんだろうな、と思えるのは自分ひとりだけだったので、普通の映画好きだろうとは思いますが。
もうちょっと盛り上がってくれれば、ラリー人気にも影響するのに、と、邪なことを思ったり。^^;
今週末の全日本ラリーモントレーでは、劇中車そのもののヤリスがJSRで優勝するなど、盛り上げにひと役買っていました。
ラリーファンとしては、エンドロールに見知った名前が見られるのもオマケのお楽しみ。^^
観ておいて損はないと思いますよ。
Posted at 2018/06/11 22:19:32 | |
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戯れ言 | クルマ