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かわねこのブログ一覧

2020年04月30日 イイね!

フライホイールを外してみた

フライホイールを外してみた 世間は大型連休だけど、かわねこの日常はさして変わりません。まあ、昨日29日は祝日だったのでお休みでしたが、言うまでもなくStay Homeとやらなので、というかそれ以前に引きこもりなので、さらに言うと日中雨模様だったので、いつも通り引きこもるつもりが、意外に早く先日発注したちびくろのリアタイヤが届いてしまいました。


 思わず、雨を押して(もちろん雨の合間に)組み直そうかと思った次の瞬間、エアバルブを発注し忘れていたことに気付くぢぶん。^^;

 これ、前回のタイヤ交換時も発注を忘れて使い回しているので、事実上28年モノ。さすがにヤバイので、発注し直し。

 しかし、なにかはやりたくなってしまったので、急遽フライホイールを外すことにしました。

 それというのもどうも最近、走行中の足元から「ビィーンンンン……」という共振音が響くのです。いや、以前から少しは聞こえていたよーな気もするのですが、以前は加速中の一定の回転数の時だけだったのが、最近は巡航中にも聞こえるようになった気がします。

 シュラウドやラジエータースクリーンといった樹脂部品など、どこが共振しているのかとあちこち探ってみましたが、どうもジェネレーターカバーのあたりから聞こえるような気がします。ここはそれこそ新車以来開けたことのない「開かずのカバー」。(笑

 ならばフライホイール内にゴミでも溜まっているのかと思い、開けてみることにしました。

 てなことで、ジェネレーターカバーを外します。ボルト4本で留まっているだけで、ガスケットの張り付きもほとんどなく、外してみると、なぜかカバー裏側にステッカーのはくり紙みたいなクッション材が貼り付けてあります。

 パーツリストで確認すると、ダンパとあるのでなんらかの音か振動(あるいは両方)の吸収材のようです。もしかするとこのダンパ自体の劣化が異音の原因かもしれませんが、カバーを閉じてから気付いたのと、この部品自体が既に製廃なので、確認のしようがありません。どなたかこのダンパについて知見をお持ちの方は、ぜひご教授ください。

 とまあ最初に結論めいたことを書いてしまいましたが、とりあえず作業の続き。^^;

 カバーの中はこんなふうになっています。これがフライホイール(正確にはローター)で中心のシャフトがクランクシャフトに連結されていて、エンジンがかかると回転します。まずは真ん中の14㎜ナットを外しますが、そのままソケットで外そうとしても供回りするので電動インパクトで外すのが吉。

 
 さらにフライホイールを外すためには専用のプーラーが要ります。で、買いました。(笑

 2000円弱で、4種類のボルトサイズに適合します。フライホイール側に逆ネジが切ってあるので、このようにプーラーの先端をねじ込み、十字の部分を回すと真ん中のボルトが締め込まれて外れるしくみです。

 ボルトがいっぱいまで締め込まれたら、モンキーレンチをかけて一気に締め込みます。
 これまで外したことがない部位なので、相当苦労するだろうなと、あらかじめネジ部にラスペネを吹いていたこともあり、力を入れると「ぱきっ」という音と共に意外なほどあっさり外れてくれました。


 フライホイールが外れると、中のジェネレータ(ステータ)が現れます。


 この時気をつけなければいけないのは、シャフトの上に乗っている沈みキーを落とさないこと。小さな部品なので落とすとかなり苦労すること必至。なのでフライホイールを外す時は気を遣ってそっとやりました。


 ちなみにフライホイールの裏側はこんなかんじ。内側がマグネットになっていて、これがコイルの周りを回転することによって電力を発生します。


 で、見ての通り、中が意外なほどキレイだったのには驚き。
 ガスケットのシール性が良かったのでしょう。ジェネレータも驚くほどキレイです。
 ちなみにジェネレータは外していません。目視では裏側もキレイそうだったのと、古い部品なのでヘタに外して振動を与えると、コイルが切れるのではと恐れたからです。これが切れるとエンジン始動不能になり、ジェネレータの交換となります。

 そんなわけで、フライホイール内側のホコリを軽く拭いて組み直しました。カバーのガスケットも用意していましたが、キレイに外れたので今回はそのまま再使用です。

 エンジンをかけてみた感じでは、なんとな~く共振音が少なくなったような気がしたりしなかったり。…まあ、プラシーボの範疇です。(笑

 で、本日乗ってみましたところ。

 なんと、あの共振音がなくなっていました。

 最初は気のせいなのではと、ギアチェンジを繰り返しいろいろな回転数域を試しましたが、加速中、巡航中を問わず異音が出ていません。

 うーんなんだったのだろう。フライホイールの共振音だったのか、ジェネレーターカバーが共振していたのか。実のところ、もともと聞こえていた共振音が、シールチェーン装着でドライブ系のノイズが減った分、聞こえ始めたのかとさえ思っていたのですが。(笑

 いずれにせよ、異音がなくなったので良しとしましょう。(←いいのか?

 安かったとは言え、わざわざフライホイールプーラーを買ったかいがありました。次にいつ使うのかは不明ですが。いや、使う事態にもなりたくはありませんが。^^;
 
 




Posted at 2020/04/30 23:48:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | ちびくろ | 日記
2020年04月27日 イイね!

覚醒はしたけれど

覚醒はしたけれど 4月も末というのに、さっぱり気温が上がらない十勝の日々です。いや、気温の数字的にはそれなりに上がっているので、日が差すと暖かいのですが、風の冷たさが抜けないので、体感的には3月の方が暖かい感じが続いています。

 とは言え、もう路面が凍る心配はほぼないし、別に薄着で耐えているわけではなく、ガッチリ着込んでいるので、他人が思うほど寒くはなく、晴れていれば乗って楽しいので、人間の移動だけならちびくろが活躍しています。ま、燃費がエスクの1/3というのが大きな理由ですが。^^;

 そんな状況ですと、やはりシェルパくんも覚醒させてやりたくなります。
 しかしながらシェルパくんも車齢としては19年なので、整備をしないまま乗りたくないという事情がありまして。
 てなことで先日の土曜日に、かなり久しぶりにタンクを降ろしての覚醒整備となりました。

 ほんとーはプラグコードを先日の残りに交換しようという魂胆でした。が、今のコードは前オーナーが交換した社外品なのですが、これがイグナイターの根元で切断して接続してるので、どうもぁゃιぃ。接続金具がどういう構造なのかがわからず、調べても現行商品の接続金具は形状が変わっているので、参考になりません。
 無理にやって再接続不能になると、イグナイターごと交換になってしまうので、今回は諦めました。


 続いてはフューエルホース。
 シェルパは負圧コックということもあり、何本かホースがあり、傍目でたぶんちびくろと同じ規格だろうと思っていたのですが、内径は同じなのに外径がわずかに違う=クリップが合わない、ということもあり、結局画像矢印のこれ1本のみ。


 あとは通常の覚醒整備で、エアクリーナー洗浄とキャブクリーナーがけ、エンジンオイルの交換。
 ちなみに今回、オイルエレメントも換えています。

 セオリー通り、オイル交換2回に1回としていますが、走行距離そのものが少ないので、オイル交換はいつも年に1回の覚醒整備のときだけです。そんなわけで、昨年換えなかったので今年は交換。安かったのでデイトナのフィルターにしました。

 ちなみにシェルパのフィルターは、エンジン右前方にあり、フィルターの下に見えている、格納スペースのフタに付くタイプです。

 フィルターが入るスペースがこれ。入り口に見えている小穴がオイルが循環する通路で、フタ側にもここに繋がる通路が付いています。こんなかんじなので、フィルター交換が超ラク。^^;


 ちなみに抜いたオイルは、以前は交換ボックスを買っていましたが、最近は空き箱にコンビニ袋を2重にかぶせ、中にウエスを詰め込んだものに受けています。ちなみに中身のウエスは着なくなったワイシャツと靴下。(笑 このままウエスにオイルを吸わせてこぼれないようガッチリ縛れば、かわねこの住む地域では燃えるごみとして処理できます。


 写真はありませんが、アクセルとクラッチワイヤーにインジェクターをかけ、各部の点検と給脂をして完了。


 …と思ったらば。

 なんとフロントタイヤがこの状態。


 スリップサインこんにちはまで、あとわずか。(汗

 同時に交換したリアタイヤはここまで減っていなかったので、まさかフロント側が先に減るのはノーマークでした…。
 通常は駆動輪である後輪から減っていくものなので、シェルパはフロント荷重なのかなあ。
 このタイヤはダンロップのD605というタイヤで、4輪で言うとATタイヤのようなもの。オフ専用タイヤではないので、こんなに早く減ってしまうのは意外でした。と、愚痴を言ってもタイヤは戻らないので、新しいタイヤを発注中。


 近所をひとまわり試走してみましたが、やはり楽しいですね。

 というわけで、無事覚醒はしたシェルパくん。このご時世なので、ツーリングに行くというわけには行きませんが、近隣移動の予備車として、その日に向けて待機となります。

 待機なら覚醒させなくてもいいじゃん、と言うなかれ。冬眠状態と、いつでもすぐ乗れる状態にしてあるのは、やはり違うものなのです。^^;






Posted at 2020/04/27 22:04:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | シェルパくん | 日記
2020年04月21日 イイね!

今年の飴投入その2

今年の飴投入その2 車齢28年。もうすぐ29年に突入する、わがちびくろくん。実に調子よく走ってくれるのですが、そこはやはり後期高齢車。あちらこちらと気になる部分が出てきています。

 すぐに整備しないとヤバい状況ではないものの、ふだんの足に使っていていきなり走行不能になっても嫌なので、今回は予防整備をいくつか行うことにしました。

 というわけで、その1のプラグコード、フューエルホース、タンクキャップの交換に引き続いての作業は、ケーブル(ワイヤー)類の交換。

 きっかけは覚醒後、クラッチ操作時の違和感。どうも昨年に比べてクラッチが重くなった気がするのです。
 もともとが原付なので、クラッチ自体は軽いはずですが、昨年の記憶と比較しても少し重さを感じます。そこでワイヤーインジェクターをかけてみましたが、さして変わらず。

 考えてみると、新車からの28年間いちどもワイヤー類を交換していないので、よく今まで切れていないなあと。昔のオートバイなら、ワイヤー類が切れるのはさして珍しいことでもなかったのですが、と、ヲッサンは感傷に浸ります。 ^^;
 しかし昨年、初めてメーターケーブルが切れたこともあり、どのケーブルが切れてもおかしくない状況なのは明白。

 そんなわけで、さっそく部品を発注。ケーブル類は消耗部品とあって、問題なく出ます。

 ちびくろの場合、バークバスターのフレームが付いているので、まずはそれに付いているハンドガードを外し、クラッチレバー根元に引っかけてある、ワイヤーを外し、続いてクラッチ側の根元を外します。これ簡単。



 上が新品のケーブル、下が今まで付いていたもの。当然のことながら古いものは曲がり癖が付いていることと、定期的にインジェクターをかけていましたが、さすがにワイヤーが渋くなっていました。

 続いてはエンジンコントロール系のケーブル2本。


 ①はスロットルバルブ開閉用のケーブル。
 ②はオイルポンプ開閉用のケーブル。
 この2本は途中で繋がっており、1本にまとまってスロットルグリップに付けられます。

 ③はキャブレター内のスタータプランジャに繋がる、スタータケーブル。いわゆるチョークですね。

 新品のケーブル単体だとこんな感じ。


 まずはスタータケーブルを外してみたところ、キャブのスタータプランジャ側の部分が、錆びていました。


 むむむ。これ、よく切れずにいてくれたものです。あまり渋さを感じていなかったので、交換しなくてもいいかとも思っていましたが、冷寒時のエンジンスタートの時しか使わないとは言え、コレが切れるとエンジン始動不能になります。ましてキャブ側で切れられるとお手上げなので、発注したのは正解でした。

 続いてスロットルケーブル。


 ケーブルが繋がっている先端はキャブの頭で、このフタを外すと円筒状のスロットルバルブに繋がっています。バルブの先はジェットニードル。間にスプリングが入っています。
 ワイヤーを引っかけてあるバルブから外せば、フタの部分から抜ける…はずですが、なぜかその上の45°ほどに曲がった部分にワイヤー先端の太くなった「タイコ」と言われる部分が引っかかり、抜けません。
 フタの部分もバラしてみましたが、どうも曲がった部分で引っかかっているので、ここが通ってくれないと抜けないのです。
 フタと曲がった部分は見たところ一体化していますが、もしかしてバラす方法があるのではと、整備書をめくってみてもそんな記述はありません。困ってネットで検索してみると、同じような症状の方がネットの質問室へ投稿していましたが、どの回答者もバルブから外せば抜ける、としか書いていません。
 仕方なく、曲がった部分に潤滑剤を少量吹き込んで、えいやっと引いてみるとすんなり抜けてくれました。
 新しいワイヤーは引っかかりもなく、スムーズに通ります。どうもワイヤーのタイコが公差よりわずかに大きめだったのでは、と思っていますが。^^;

 バラしたバルブにワイヤーを通すのもちょっと難儀で、ワイヤーをスプリングに入れる→スプリングを縮める→ワイヤー先端を引きながらバルブに通す、という行程を同時に行わなくてはならず、手が3本要ります。(笑
 しかもワイヤーは柔らかい上に引っ込みやすく、さらに内部の部品がいずれも固定されていないので、うっかり落としたり飛ばしたりしようものなら確実に行方不明。
 なので一考を案じ、タイラップでスプリングを縮めてバルブにワイヤーを通してから、タイラップを切って入れましたが、これは成功。いえぃっ!


次いで分岐してオイルポンプへ繋がるワイヤー。2ストエンジンはガソリンにエンジンオイルを混入する必要があるため、アクセル開度と同期してオイルポンプの吐出量も変える仕組みになっています。

 このワイヤーは外した経験がなかったので、単にポンプに接続されているナットを外せば抜けると思っていましたが、どうも中で固定されているのか引っ張っても抜けてきません。仕方ないので、ポンプのカバーを外すと、あーこうなってるのね…。

 ワイヤーはポンプの端でかしめられており、しかも奥まっているので固定ボルトをゆるめて、ポンプを手前に引き出しーの、かしめをはずしーの。まあ、めったに換える場所ではないと言うもののちょっとめんどい。
 ワイヤー先端をかしめ直してポンプを固定。さくさく組んだはいいものの、はて、ワイヤーの張りってどの程度だったっけ…?

 ポンプのレバー部に、マーキングが2箇所打ってあり、アクセル全閉と全開の位置らしい。合わせマークは…とよく見ると、支点のそばに出っ張りがあって、その登頂にうすくマークが打ってあるので、これでしょう。アクセル側を全開にして、マークを合わせるように調整するはず。古いワイヤーよりけっこう張ったのでちょっと不安にもなりましたが、張る=ポンプの吐出量が増える、ので、多すぎたら白煙モクモクになるかもしれませんが、焼き付くことはないハズ。後で整備書をよく確認したら正解でした。^^;

 前後しますが、アクセルグリップ部もワイヤーを通すために分解。グリスを塗り込んで組み付けして遊び調整しましたが、さくさく組んだので、写真を撮り忘れました。

 ケーブルの取り回しも無理がないことを確認し、キック一発。
 エンジンは軽やかに2スト独特の音を奏でます。

 試走を兼ねて、近所の農道をちょこっと走ってみましたが、クラッチもスロットルももちろん軽くなっています。そしてなにより、加速力とトルクが向上しています。プラシーボではなく、あきらかに。
 新しいプラグの効果もあろうかと思われますが、プラグコードとキャップ交換の効果が大きいようです。排気量がちいさいだけに、ちょっとした違いがハッキリわかるのは、小排気量ならではの楽しみですね。


 とまあ今年の飴投入はこれにて終了…にはならず、まだもうちょっといじり残りがあるというか、出てきてしまったというか。時間と気力とお金があれば、手を入れるかも知れません。(ぇ

 
Posted at 2020/04/21 22:44:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | ちびくろ | 日記
2020年04月19日 イイね!

今年の飴投入-その1-

今年の飴投入-その1- てなことで(←恒例の手抜き)、今期の就航を開始したちびくろくん。
 しかしながら、なぜか4月に入ってから晴れていても風が冷たかったりと、3月の方が暖かかったのですが…。(泣

 でもまあ、ゆっくりではあるけれど春らしさは増していますし、なにしろ十勝は晴天の日が多いので、雨さえ降らなければちびくろは移動の足に活躍しております。

 そんなわけで老体に鞭打たせてこき使っているので、毎年書いているように「飴」と称してちょこちょこ手を入れています。4年計画の今年は4年目。本当はフロントフォークのオーバーホールをして一段落…のはずでしたが、なにかと予定外の整備が発生しているので、計画はもう1年伸ばしに。
 覚醒整備時のドライブチェーン交換を皮切りに、いずれもやらないとヤバい、という切迫した状況ではないものの、気になるので片付けることにしました。(フォークオーバーホールが面倒なので、現実逃避と言う説もあるとかないとか ^^;)

 まずは先日のプラグ交換の時に気付いた、プラグコードとキャップの劣化。これも本当はイグナイターごと換える方がいいのは道理ですが、既に製廃になっており、オクで売っている社外品もいまいち信用しがたいので、今回はコードとキャップだけ換えることに。
ちなみに純正品はイグナイターとコードが一体化しており、キャップしか外せません。

 
 なので、NGKのパワーケーブルを購入。

 ごらんのように、専用のアダプターで新旧コードを繋ぐものです。取説には、元のケーブルを8~15㎝残すこと、と記されていましたが、そもそもちびくろのコード長が10数㎝しかないので、それではコード交換になりません。
 そんなわけで、アダプターに差し込まれる部分を残してギリギリまで切り落とし、新しいコードを繋ぎました。
 残ったコードの方がはるかに長く、あと数セットは作れそう。(笑

 狭いので、キャップがちょっとはめづらくなりましたが、無事装着完了。


 蒼くしたので、シュラウドの隙間からチラリと見えるのが、セクシーカッコイイ。はい、自己満足です。^^;

 続いては、整備でガソリンタンクを脱着するたびに気になっていたのが、フューエルホースの硬化。コックから外れにくく、はめにくいのと、もしも亀裂でも入ろうものならそれこそヤバイので換えることにしました。

 これも既に製廃になっていますが、同規格の汎用品があります。しかも長さが1mもあるので、何台分取れるやら。(笑

 もっとも、プラグコードとホースは、シェルパにも使おうという魂胆なので、いいのです。

 てことでヤレていたホースクリップごとさくっと交換。

 交換後のホースはコックに差し込みやすいのなんの。面倒がらずに早くやれば良かった。

 そして次は、2ストオイルタンクのキャップ。
 覚醒整備の際に、なんかキャップが濡れているな~と思っていましたが、よく見ると割れているではないですか。こりゃ漏れるわけだし、危険でもあります。


 これは部品が出たので、新品に交換。バンドで締め付けるし、約30年も経てば割れてもおかしくはないか。^^;


 そんなこんなでタンクを外したついでに、他の作業もやることにしましたが、長くなったので「その2」へ続きます。




Posted at 2020/04/19 21:07:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | ちびくろ | 日記
2020年04月08日 イイね!

春の道東ぶらりドライブ

春の道東ぶらりドライブ 未だに終息が見えないコロナ騒ぎ。ついに首都圏をはじめ、緊急事態宣言が出されてしまいました。早く落ち着いて欲しいのは、誰もが願うことと思います。

 北海道は少しだけ落ち着いたようにも見えますが、3月中は緊急事態宣言で、外出自粛だったのはみなさんご承知のとおり。

 まあそんなこと言われなくても、年中びんぼーヒマなし状態のかわねこ。なかなか遊びに行く余裕もありませんが。^^;

 本当は3月の連休には、ちょっと帰省しようかと思っていたのですが、この状況では移動が心配なので、残念ながら延期しました。
 と言いつつも、十勝にも春がやって来てやっと基地前の氷も融けたので、スタッドレスタイヤをケチろうと、いつものなんちゃってスタッドレスに交換しました。


 となると、タイヤの減りを気にせず走れるし、この時点で北海道の緊急事態宣言は終了していたのと、まあひとりでクルマを走らせるだけで、人が密集しているところにいくわけでもなし、コロナの影響もそうはないだろうと。
 ということで、これはもう2週間以上前の話です。念のため。^^;

 行き先はなんとなくの道東方面。しばらくそちら方向は走っていないから、と言うのが主な理由で、例によって特にここ、と言う行き先も決めず。


 ただ、ちょっと仕事がらみの用事を片付けねばならず、十勝を出たのは少し遅めの9時過ぎ。なので釧路までは無料の高速を使ってジャンプし、そこから標津方面へ向かいました。実のところ釧路を過ぎるまでは仕事のストレスが頭から抜けず、今いち楽しめていなかった気分も、少し霞んでいるとは言え遠くに山が見えるとやっぱり心が和みます。


 いつもならあえて国道を使わず、道道や町道を乗り継いだり、気ままに右左折して迷走してみたりするのを好むかわねこですが、この日は素直に国道をのんびり走ります。そもそもこのルート自体数年ぶりにですし、逆走(標津から釧路行き)はありますが、釧路から標津に向かうのは本当に何年ぶりになるか。そのためけっこう新鮮な感じ。
 そんなわけでいつものクセで、もう停まらず走りっぱなし。本当はちょうど昼が中標津で、店が多いここで昼食を摂るつもりでしたが…あれ?なんか市街地を通過してしまったっぽい。(笑

 まあ、ならば標津に行くまで。と、さらに走り山間の道を下ると、ふいに水平線が見えてきました。
 そう、標津到着です。しかしながらドライビング・ハイになってしまっているので、停まるのがめんどくさく、ここもそのまま通過しかけてしまいましたが、この先はたぶん斜里まで店がありません。さすがにマズいなと、市街地を出かかったところでUターンし、見かけた郷土料理のお店に入ってみました。
 ひとりなのでカウンターでも良かったのですが、このご時世か4人がけテーブルがふたつある個室に案内されました。
 なんか店構えから高そうで、ちょっと選択を誤ったかな…と思いつつ、席に着いてメニューを見るとそんなことはなく、1000円前後のふつーのお値段のものも多い。よしよしこれなら大丈夫。(←びんぼー人)
 意外やカレーとかカツ丼もありましたが、せっかく海沿いなので、鮭の漬け丼をオーダー。

 これが当たりでなかなかの味とボリューム。美味しかった。飛び込みで店を選ぶと8割くらいの確率でハズすかわねこにしては珍しい。(笑

 お腹も落ち着いたので、再スタート。天気も良いので野付半島にも少し心惹かれましたが、時間と距離の兼ね合いからやむなく割愛。ただ、海沿いに国後島がよく見えていたので、少しだけクルマを停めました。


 根室から近く見えることは知っていましたが、よくよく地図を確認すると、標津の方が距離的には近いのですね。
 こちらへ来るといつも実感しますが、この近さだとこれがロシア領だと言われても、納得し難いものがあります。^^;

 知床横断道は5月の連休まで冬期通行止めなので、久々に根北峠を越えて斜里へ。
 ということで斜里へ来たならば、やはり海岸へ出ない手はありません。なんと言ってもふだんは内陸住まいなので。


 海岸に残るのは、流氷の融け残りか。遠くには羅臼岳も見えています。ここの風景はなんども見ていますが好きですね。

 水平線に目を移すと、沖へと離れゆく流氷が見えます。風も思ったより暖かく、春だなあ。


 海を堪能したのでさらに北上し、小清水を目指す…のですが、ここは国道を走っても面白くないので、以前ずいぶん走った農道を走ります。で、ここの前を通ったのですが、やってないんだろうな、という予想に反して店が開いていたのでは、寄らずにはおれません。(笑


 その昔は、年末道東へ仕事に来る際には必ず寄って、土産用と忘年会用の鮭とばを必ず買ったものですが、ここ何年かは鮭が不漁でとばの種類が減ってしまっているようです。
 今回は宴会の予定もないので、自分で食べるようにちいさめのコレを購入。


 お土産もしっかり買ったので、さらにのんびり走り、網走市内に入ったのは、ちょうど16時。だいたい予定通りでしたが、思ったより日が長く、まだ明るかったので、ならばと予定になかった能取岬へも久々に行ってみることにしました。


 ここも来るのは何年ぶりでしょうか。
 さすがに風も冷たくなってきているので、遊歩道はフルに歩かず、灯台の周りを少し散策。ここからも流氷が点在する海が見えました。


 さて、日も傾いてきたので、帰途へ就きましょうか。


 
 基本は日帰りでとは思いつつも、翌日も休みなので気が向いたら泊まりもアリかなとは思いつつ、実のところ、エンジンオイルの交換時期が迫っており、超過したくなかったのと、けっこうまだ元気というか、まだもう少し走りたい気分だったので、帰ることにしたのです。
 この日の総走行距離は、偶然にもぴったり600㎞。さして走っていないつもりでしたが、気付けばエスクでは納車直後のファースト・ドライブの612㎞に次ぐ、歴代2位。^^;


 ここ最近、走ると言えば仕事での出張ばかりだったので、ひさびさに気ままなドライブを楽しめました。
 さて次回はいつになるやら。



Posted at 2020/04/08 23:02:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ

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「急に夏らしく暑くなってきた十勝。ちょっといろいろ仕事面でイライラが募っていた帰りに、スーパーに寄ったら、5歳くらいの男の子を連れたお母さんが、店外に出たところで「今日はムシムシするねえ」と言ったら、男の子が「虫虫?どこにいるのっ!?」と反応していて、癒やされた。(笑」
何シテル?   06/13 20:22
オートバイとクルマと、野遊びが大好きな「おやぢ」です。(^^ゞ 北海道のど田舎に住んでいます。どれくらい田舎かと言うと、地域で乗っている車種を言えば、...
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1991年にわがやへ来て以来、林道探索に活躍。現在はそのコンパクトさと2ストの加速力で、 ...
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