
既に先週の話ですが、蘭越町とニセコ町で行われた、ラリーカムイを観戦してきました。
昨年は、コロナウイルスの影響で中止になったので、前回以降2年ぶりの開催です。
このご時世なので、ラリーそのものの開催はともかく、これまでの全日本戦のように無観客なのだろうなと思っていたら、意外や制限付きではありましたが、ギャラリーステージが設定されました。
ご存じのように、昨年の全日本戦観戦は全滅で、今年も2月の地区戦以来ラリー観戦をしていないので、すっかりラリー成分枯渇です。
となれば、これは行かずにおれません。(笑
というわけで、ひさびさに足を伸ばしてラリー観戦へ向かいました。
前述のように、ラリー観戦はもとよりですが、長距離ドライブそのものも実にひさしぶり。
7/3の土曜日から向かったので、がんばればこの日のギャラリーステージも観戦できなくはありませんでした。しかし、前日まで2泊3日の出張で、約600㎞を往復したばかりで、今回も往復の距離が約600㎞。そんなわけで、さすがに4時5時出発となる観戦はパスして、今日は移動日としてのんびりドライブを楽しみます。
十勝はどんにょり天気でしたが、日高町まで走ると日が差してきて、夏らしい陽気になりました。
で、とある目的で川沿いの施設を見にちょっと寄り道。
これは、流沙(るさ)頭首工と言い、竣功したのは実に106年前、大正4年だそうです。
天気も良く、人通りのない静かな川沿いとあって、お弁当でも持ってきて食べるのも気持ちよさそうでしたが、どーしても食べたいものがあったので、とっとと移動。
はい、この近くにトンカツがおいしいお店があるので、こちらもひさびさに食べたかったのです。いつもはメンチカツか、カツ定食ですが、この日は卵とじが食べたかったので、カツ丼を堪能。
満足してさらにのんびり走り、16時過ぎにニセコ町のサービスパークに到着。
パルクフェルメに並ぶラリーカーを見ると、やっぱりテンションだだ上がりになります。^^
最も、この日の競技はすべて終了していたので、現場にいらしたランサーWRC05ワゴン!さんとひさびさに少しお話させていただいてから、早々に宿へ引き上げました。
今日の宿は、HQからほど近く、なのに格安だったので、ひょっとしてドミトリーなのではないか、とすら疑っていましたが、もちろんそんなことはなく、シンプルながら広さ十分な個室で、なにより館内がとてもキレイだったので、大満足。本当は夕食を食べに出かけるつもりでしたが、疲れたのでコンビニで夕食を買い込み、快適な部屋でのんびりしたのでした。
で、ラリーあるあるで、翌朝は4時起き。なにせギャラリーステージの集合が5時です。これでも我々ギャラリーはこんなものですが、オフィシャルのみなさんは、3時半集合とか。^^;
2年ぶりのマグノリア・リバース。スペースは広めですが、駐車場から約800mあり、しかもそこそこの急勾配の登りなので、ヲッサンの朝イチ運動にはいささか堪えます。(笑
しかしそんな苦労も、SS観戦の迫力を思えばこそ。
実のところ、陣取った場所が、安全柵がちょっと高めで、木と木の間だったので、撮影しやすいとはあまり言えないポイントでしたが、そんなのはちいさなこと。JN-1爆走の生の迫力が見られるだけでもじゅうぶんです。
地元のたくろー選手も、絶対王者、天野/井上組を猛追走。最終的には惜しくもクラス2位でしたが、LEG2はデイ1位を獲得!
今回の注目は、オープンクラスのハイラックス。2台出走していましたが、この48号車は、JAOSのマシンで、調べるとどうもオーストラリア仕様のガソリン・クロスカントリーラリー仕様だった模様。道理で甲高い、明らかにディーゼルと異なる排気音がしていたわけです。おそらくはクロスカントリーラリーのデータ収集が目的の参戦だったと思われますが、なかなかに迫力の走りを見せてくれました。
この日はSS7とSS10の2本がギャラリーでしたが、アイテナリーの後半だったため、SS10が終わったら、リエゾン観戦は無理かと思っていましたが、移動してみるといいタイミングで間に合いました。競技車が公道を移動するリエゾンは、ラリー観戦の楽しみのひとつでもあるので、見られたのは予想外に嬉しいことでした。
サービスに戻ってみると、各選手達も競技を終えて戻っており、少しだけご挨拶することもできました。
今回はJN-6の吉原選手のコドラを務めた石田選手。クラス優勝おめでとうございます。
れいぽんさん謹製の応援ボードにご満悦。^^
JRCの公式ビデオでも吉原選手とこのボードを掲げていたので、気に入っていただいたようです。
そんなこんなで、2年ぶりのラリー・カムイ、しっかりと堪能できて帰途へ就いたのでした。
この時期、ギャラリー観戦の設定は、オーガナイザー、オフィシャルのみなさんには、かなりの負担だったと思われますが、実現していただいたことは、ギャラリーとしては、感謝しかありません。
そしてなんと言っても、現地でラリー仲間のみなさんと、ラリー談義ができたことがなにより嬉しいことでした。
あらためて、選手のみなさま、現地でお世話になったみなさま、ありがとうございました。
いやー、ラリー観戦ってほんっとーにいいものですね!^^
Posted at 2021/07/10 23:11:21 | |
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