年明けの十勝の大雪に驚いていたら、今日は札幌近郊が、記録的な大雪に見舞われているそうで、お見舞い申し上げます。m(_ _)m
以前は、仕事が少し落ち着く冬には、あちこちと走り回ったものですが、金欠と加○による出不精、とどめにコロナ禍でラリー観戦もできず、このこところすっかりヒキコモリになってしまっているかわねこです。
そんなわけで遠距離ドライブは、今やほとんど仕事の移動になってしまいましたが、それでもたまにクルマを走らせるのは(エスクではないにしろ)それなりに楽しいので、遠いのと、現場がしんどいので誰も行きたがらない萌街出張には、かわねこだけが喜んで行っています。^^;
その萌街出張からの帰り道、狩勝峠で除雪作業をしていました。
あまり見たことのないロータリー除雪車だったので、思わず写真を撮ってしまいましたが、この先に職員らしき一団がいて、撮影なども行っていたので、実証実験かなにかかな、と、思って調べたら、やはり開発局による最新型除雪機の実験作業でした。
ちょうどこの日の朝の、テレビニュースでも報道されていたのですが、道路用の除雪機は、画像のようにかなり大型なので、運転する作業員と、除雪機を操作して雪を飛ばす方向を調整したりする、オペレーターの2人一組で行なわれています。しかし昨今、人材不足で作業に影響が出始めているため、GPSや画像解析を組み合わせて、運転手ひとりでも作業できるシステムを作ろうとしているのだとか。
大型除雪車は、人家や道路脇の設備に雪を飛ばしてしまわないよう、作業機の細かな調節や、道路幅ギリギリに寄せ過ぎて脱輪しないような操縦が必要なので、こういう先端技術が今後の除雪を支えるのかもしれません。
個人的には、乗用車の自動運転なんかより、実用的で役に立つものではないかと思っています。
さて、道路除雪と言えば、この日朝いちに高規格道路に乗ったとたん、渋滞が始まり、わずか10km/h~20km/h程度の流れになってしまいました。
*画像はイメージです
なにかと思ったら、前方で除雪作業を行っており、そのため渋滞したのでした。…が、1車線で追い越しもできない高規格道路で除雪するなら、通行止めにすれば良いものを。なまじ通行させておいて、除雪に付き合わされたために、かなり時間をロスしてしまいました。
こういう後方をブロックしておいて除雪するやり方は、高速道路でも見かけますが「どの程度の規模の除雪なのか」「どこで追い越し禁止が解除されるのか」と言った情報がまったく発信されず、IC付近の「除雪中」というまことにざっくりした表示のみなので、乗ったほうが良いのか、迂回したほうが良いのか、判断が付きません。これなら国道を走ったほうがよほど早く、こまかな情報発信もできないなら、通行止めにした方がむしろありがたい、と思うのはわたしだけでしょうか。
うがった見方をすれば、今回のこれは、前日に通行止め情報が出ていたので、これが朝までの除雪が間に合わなかったまま、通行止め解除した失態ではないかと思っていますが。
ついでに、以前から不思議に思っていること。
北国の高速、高規格道路では、気象状況により50km/hの速度制限がかかることが、ままあります。
しかしこれ、一般国道は速度規制などないので、60km/hで走行することも可能なのに、高速や高規格道路だけ50km/hに規制してしまう、というのはどうなんだろうか。
そもそもが、規制する条件もはっきり明示されておらず、圧雪になっていなくても、酷いときには路面上の雪が融けて、完全にアスファルトが出ていてさえも50km/h規制されていることがあります。
あの速度規制、誰のなんのための規制なのか、これも不透明ですね。歩道も信号もない高速、高規格道路の方が、路面状況が変わったら、そんなに危険なのだろうか、と、思ってしまいます。
まあ、そもそも民家などまったくない、北海道のど田舎の郊外でも、60km/h規制って、昭和20年代のクルマの性能を基準に…と、書き出すと長くなるので割愛。(笑
などと、ひさびさのブログで毒を吐いてしまいましたが、圧雪路を走ること自体は、決してキライではありません。
十勝に来てからと言うもの、あまり圧雪路を延々と走る機会も激減(それはそれで平和ですが)したので、やっぱり仕事ではなく、自分のエスクでのんびりぶらぶらと、走りに行きたいなあ…などと思ってしまうのです。ビョーキですね。はい。^^;
Posted at 2022/02/06 22:12:46 | |
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