
本日で、わがエスクが13年目の航海に入りました。
オドメーターは、173,300㎞。2024年度の走行距離は、11,300㎞でした。
既に新たなパーツの投入はなどはなく、幸いなことに、昨今は大きな故障とかのトピックもないので、整備と言えば車検くらいでしょうか。
そんなわけで、先月、6回目になる車検も無事終了。
代車は20年落ちの初代ノート。なので、コレで走り回ったりはせず、ほとんどあ~るくんに乗っていました。
ただ、猛暑の最中だったので、ノートはエアコンが効くのと、エアコンを作動させてもあ~るくんのように、とたんに走らなくなるわけではなかったのは幸いか。
さて、今回車検のために、常設の車営台を取り外し、運転席シートをノーマルに戻しました。
13年ぶりに座ってみたノーマルシートは、座面の柔らかさなど、けっこうな違和感。(笑
近年、アフターマーケットのシートレールに対する車検基準が厳しくなり、前回の車検から、これまでのレカロシートが車検に通らなくなってしまいました。
個人的には、それまで10年間(先代テラノの時代からはさらに遡って20年)問題なく車検に通っていたのに、既得権もなくいきなりNGはおかしいのでは、と思うところですが、文句を言っても通らないので、今回もやむなくノーマル戻し。
もちろん、車検対応の純正シートレールを購入しようと思ったのですが、車検用書類の申請には、シート本体のシリアルナンバーが必要です。
なので取り付け状態で、ライトを当てたりしてかなり探したのですが、ナンバーが見つからず、時間切れで今回は断念しました。
しかし取り外してからも、本体を裏返したり、付いていたカバー類を剥がしたりしても、どこにもナンバーがありません。思えば
この時、シートを分解しているので、ナンバーがあれば写真を撮っているはずなのですが、それもないところを見ると、そもそもナンバーがなかったのでは、という疑惑が浮かびます。
というのも、シート裏にラベルらしきものが貼ってありますが、なぜか黒く塗りつぶされているのが発見されました。
このレカロは、もう30年以上も昔に購入したので、もはやどこの店で購入したのかなどがわかりません。並行輸入品だった可能性も高く、事実上追跡不可能。
30年も使ったんなら買い換えろよ、と言われそうですが、この「LS-F」は今はもう絶版モデルで、張り出した大きめのサイドサポートが気に入っているので、換えが効きません。
今回取り外してみても、内部のウレタンがわずかに粉化は起こしているものの、座面などにも特にウレタンの欠けなどもないため、今後も使い続けたいのです。
そんなわけで、不本意ながら車検時のノーマル戻しがデフォルトになりそう。
しかし、シートを付け替えること自体は簡単ですが、問題はシートベルト警告灯の配線をする必要があり、それがシートヒーター回路から分岐されているのです。
シートヒーターは、発熱体をハーネスごとレカロに移設しているので、ノーマル化するとハーネスがないことになります。
前回は、車検時にNGとなってノーマル化の必要が生じ、ノーマルシートをお店に預け、車検後レカロに戻してもらっての納車だったので、シートベルトの警告灯はどうしたのだろう。
まさかシートヒーター本体をレカロから剥がしたのか、と思ったら、メカさんが配線を作ってくれていたのでした。
ので、次回は忘れないように、配線にマーキング。
今回はこの他に整備では、フロントブレーキのスライドピンが固着しており、交換となりました。
これは春先から、少し引きずりっぽい傾向があったので、想定内。リア側はサビ落としで対応可能でした。これも塩害の影響ですね。
あとはいつものシャシーの防錆塗装をしてもらったのが、整備メニュー。
今回は幸い、あまり大きな整備はありませんでしたが、13年が経過したことにより、重量税が、なんと12,800円も増税になっていました。
この上げ方はないだろうという増額ぶりで、そもそも年数経過で、自動車税のみならず、重量税も重課する考え方が理解できません。
まあこのあたりも、書き始めるとキリがないので、このへんで。
引き取りの翌日、さっそくレカロと車営台を戻したのは、言うまでもありません。
やっぱり馴染みある、かわねこ仕様がいちばんです。
でもこれで2年は、安心して乗ることができます。
いやもちろん、あと2年どころか、できるものならあと7年、つまりは20年乗りたいと思っているので、航海はまだまだ続くのです。
Posted at 2025/08/04 22:02:59 | |
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