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かわねこのブログ一覧

2023年08月23日 イイね!

みずいろ・いろいろ

みずいろ・いろいろ あ~るくんのボディカラーは、ブリーズブルーという、水色です。カラーコードはZLU。
 街を走るワゴンRでも、それなりに見かけるカラーなので、ごく一般的なものだと思っていたのですが。

 タッチアップを探すと、意外なことにどのお店へ行っても在庫がありません。
 かなり探し回ってわかったのは、なんとこのカラー、市販ペイントの標準色ではなかったのです。もう古いから標準色ではないのか、台数が少ないから標準色ではないのか、判然としませんが。もっとも、それこそ星の数ほどあるのでは、というボディカラーのすべてをラインナップするのは、塗料メーカーとしても、現実的ではないでしょうけれど。

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 スズキ車の水色、というと、個人的にはHA36アルトの水色も連想し、こちらはフィズブルー(ZJH)という、ブリーズブルーより少し明るい水色で、現行型MH85ワゴンRの初期モデルにも設定がありますが、これは街で見かけても少し色合いが違うな、とは感じていました。

 ところが、同じMH23SワゴンRの水色でも、ブリーズブルー以外のものがあるのに気づきました。
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 画像上はアクアベールパール(ZPS)と言い、一見画像下のブリーズブルーに似ていますが、もっと明るい色になっており、MH23Sの後期モデルから採用されているので、よく観察するとこのカラーの車両もそれなりに見かけます。
 個人的には、あ~るくんのちょっとグレーがかった、落ち着きのあるブリーズブルーの方が好みなのですが。
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 ちなみに今回調べて、ブリーズブルーは、ジムニーの限定車クロスアドベンチャーにも採用されていたと知りましたが、スタイリングが違うためか、色合いも違って見えますね。

 もっとも、同じメーカーの同じ色記号であっても、車種によって実は微妙に色が違う、ということもあるそうで、その昔、先代のD21テラノを全塗装した時にこんな話も聞いています。

 そんなわけで、クルマのボディカラーあるあるですが、同じように見えても実は異なるカラーで、スズキの水色だけでも、けっこう種類があるのです。

 意外なことに、ブリーズブルーだけではなく、アクアベールパールも、フィズブルーでさえもあ~るくんの次世代、MH34Sから現行型初期までと、設定期間が長かった割に市販ペイントの在庫はなく、なぜかあ~るくんより古い、Kei用のスカイブルー(Z4A)は在庫があったり。
 これまでは、先代D21テラノのダークブルーとか、81スイスポのスペリアホワイト(いわゆる軽トラの白)とか、エスクのブルーイッシュブラックも、タッチアップ探しに困ったことがなかったので、これは予想外でした。

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 しかし、ソフト99では、カラーコードがわかれば、店頭で調色してくれるサービスを行っており、十勝のホームセンターでもこのサービスをやっていたので、さっそくタッチアップをつくってもらいました。
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 しかし、いざ塗ってみると…色が違います。
 タッチアップの方が明らかに濃いのです。

 外鈑塗装が、13年で色褪せて薄くなっていることもあるとは思いますが、それを考慮してもコレは厳しい。

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 前オーナーがベタベタ塗っていたタッチアップもずいぶん色が濃いので、もしかすると同じサービスでつくられたものを、わりと近年に塗ったのかもしれません。

 クルマの外鈑色は、どうしても紫外線で退色しますし、それどころか同じ車種の同じ色でも製造ロットによって、微妙に色味が違うことすらあるので、一般的に販売されている社外メーカーのタッチアップが、新車でも合わないことは、ままあります。
 プロの鈑金屋さんは、実際の外鈑に合わせて調色し、場合によっては、部位によって調色を変えて合わせてくれるものなので、市販品では多少の違いはあっても仕方ないとは言え、この差はちょっと大き過ぎます。

 そこで、つくってくれたホムセンに色見本を持ち込み、少し薄めに調色できないものか相談しましたが、色記号に合わせたデータで作るのみで、一切調整はできないと、けんもほろろな残念回答。
 この調色サービスでスプレーペイントをつくってもらい、外装傷をパテ盛りして修理するつもりでしたが、色が手に入らないので、計画が暗礁に乗り上げてしまいました。

 鈑金屋さんに調色だけを頼んでも、基本的には受けないはずで、仮にやってくれたとしても、今度はそれを塗装するエアガンなどが必要で、このためだけに塗装機材一式を購入するわけにもいきません。だからといって板金はDIYで、塗装だけプロに、というのもまず受ける鈑金屋さんはないはず。
 そうなると、鈑金一式すべてプロにおまかせコースになりますが、仕上がりは間違いないものの、金額を考えると、これも現実的ではありません。

 あとはいわゆる近似色、も考えましたが、だからといって片っ端から水色のタッチアップを購入して合わせるわけにもいかず、それこそ色が合う可能性の方が低いので、これも現実的とは言えません。

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 そこで、もしかすると塗料メーカーが変われば、色合いも多少変わるのではと、一縷の望みをかけて、ホルツのタッチアップを購入してみました。
 ホルツも標準色ではなく、オーダーカラーとなるため容器は無印ですが、ネットで普通に販売されています。
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 すると。
 画像下がソフト99のもの、上が今回のホルツ。
 やはり全体に色は濃い目なものの、ソフト99よりは薄いので、これならボカせばギリギリなんとかいけそうかなあ、というレベルであることがわかりました。 
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 そこでスプレーもさっそく購入。
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 と、スプレーの方は、タッチアップよりさらに薄く、意外なほど色が合っています。画像左側の方は、わざと濃い目に吹いたところで、そこのタレ部分以外はあまり違和感を感じなく、じゅうぶんに使えそうです。


 今回の話、ウチのは古いクルマだからとか、不人気色だからかな、と、友人にこの話をしてみたら、意外なことに、スバルのイメージカラーである、あのWRブルーでさえも、タッチアップは純正ですら、色が合わないのだと聞いて、驚きました。

 このように、塗装の世界は奥深く、難しいものなのでしょう。
 そう言えば以前、プロの鈑金屋さんに、「職人として活躍できるかどうかは、調色時のわずかな色の違いを見分けられるかで、それは経験だけではなく、天性の才能もあるのだ」と、聞いたことを思い出しました。

 ま、ウチの場合はどっちにしろ素人修理ですし、目標が「ぱっと見でも、明らかに素人が修理したな、とわかるレベル」というハードルの低さです。それでも「傷のままよりマシ」だからなので。

 一時は手詰まり感で、精神的にもかなり参っていましたが、これで資材のメドは立ち、素人修理が現実に向けて動き出しました。
 あとは、かわねこ基地作業場は当然露天なので、パテ盛り、塗装の工程に、2日間確実に雨が降らないお休みを確保できるかが課題です。
 しかし早くやりたいのはやまやまですが、今年の十勝の夏は例年以上に雨が多く、また、降っていなくても、塗装の天敵である湿度が異様なまでに高い日が続いているため、いつ作業にかかれるかは、天気予報をにらみながら、もう少し先となりそうです。

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Posted at 2023/08/23 21:30:34 | コメント(3) | トラックバック(0) | WAGON_R | クルマ
2023年08月09日 イイね!

祭を待ちわびて

祭を待ちわびて 先週末は、北海道も台風の影響を受けてか、全般的に雨もよう。
 しかしこんな時に限って、とりあえず家事など諸々がやっとひと段落。先日までの、各イベントに行けなかったのは悔しい限りですが。

 午前中は天候が安定していたことから、このあと降る、のが確実にわかってはいましたが、あ~るくんの小キズの誤魔化しにフクピカをかけてみることにしました。そのため、下処理で洗車。洗車したからフクピカをかけるのではなく、フクピカをかけるために洗車するという、本末転倒。(笑

 例の大傷修理も、時間的制限と、資材調達の関係から今のところ目処が立っておらず、そのため、たまの洗車も洗いざらしばかりでしたが、ここで初めて拭き取り洗車。
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 さっそくフクピカをかけてみると、なるほど、小キズが目立たなくなります。馬鹿にできませんね。
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 ダストが溜まりやすい、フロントホイールも拭き上げてやると、ずいぶんきれいになりました。

 そんなわけで、シェルパくんは入院中(どっちにしろ雨で乗れない)、エスクも前週の平日にひと走りして、洗車もしたのでここでまた雨中走行は遠慮したい、という消極的思考になり、どんにょり天気とは言え、結局、ちょっとだけキレイになったあ~るくんで、お出かけすることに。

 気づけば暦は8月に入っており、という事は、ラリホはもう来月。チケットも手配したので、今年のラリホ最大のトピックであろう、新コースが設定される、池田町を下見を兼ねて尋ねることにしました。

 ちょうどお昼だったので、せっかくならと、途中でお気に入りのお店を尋ねるも、2軒連続休業日で撃沈の引きの悪さ。しかたないので、そのまま池田を目指します。

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 道沿いのワイン用ぶどう畑には、「歓迎ラリー北海道」の文字が。ラリーファンはこれだけでアガります。(笑

 そして池田町内では、見つけた蕎麦屋さんを訪ねてみました。

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 民家を改造したお店なので、知らないと通過しそう。既に完売の帰り際に撮ったため、写真ではのれんが下がっていないので、余計そう見えますが、そののれんも、屋号も何も書いていない白い布なので、これまた地味。

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 メニューを見て、オススメと書いてあった「黒豚せいろ」をオーダー。かわねこ、冷たいそばを温かいタレに付けるせいろが好きで、昼時もとっくに過ぎた時間とあって、お腹が空いていたので、メニューに記されていた「ごはんが付きます」に惹かれました。(笑
 ちょうど最後の一食に滑り込めたようで、すぐ後に来られた常連さんが、完売と聞いて残念がっていました。

 味わい深いタレは、かなり濃い目なので、コシのある十割蕎麦は、少しだけつけていただくのが良さそうです。残ったタレに卵を入れて、豚すき風ミニ丼にするのがオススメと聞いて、やってみましたが、これが美味い!さらに残ったタレも蕎麦湯でしっかりいただいたら、すっかりお腹いっぱいになってしいまいました。^^


 ごはんの後は、さっそく新ステージが設定される場所の確認に向かいます。
 しかも、ラリホでは実に12年ぶりとなるスーパーSS。
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 入り口にある、池田清見温泉にもラリホの幟が立っているのが嬉しい。
 今回は、風呂セットを積むのを忘れて入りませんでしたが、露天はないものの広い窓があり、銭湯スタイルの味のある温泉で、なんどか入りに来たことがあります。

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 その奥左手に、かなりの広さの広場があります。まだ何も工事が始まっていないのですが、ここがスーパーSSの会場なのでしょうか。それとも。

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 さらに奥には野球場が。公式アナウンスでは会場は旧野球場、となっているので、ここである可能性が高いのですが、ただ、ここだとちょっとコース作成には狭いような気もします。

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 新城の総合公園のように、公園内の通路をコース化するのでは、という懸念もありますが、それだとかなり狭いのと立木で、ギャラリー的にはあまり良くありません。果たしてどのようなコース設定になるのか、楽しみです。

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 野球場前には駐車場がありますが、当然キャパは限られていますので、競技車のスタートグリッドと、関係車両のみでしょう。ひょっとするとプレミアムパス用くらいは確保するかもしれませんが。

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 野球場の南側が、広く空いていましたが、ここはパークゴルフのコースのようです。

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 近年整備されたらしい外観のトイレもありました。入っていないので、中はわかりませんが。

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 片隅には、ザ・昭和なベンチがありました。懐かしいなあ。(笑


 会場近辺には、駐車場になる広い場所はなさそうなので、池田市街地近辺に、特設駐車場を設けるのだと推察します。
 個人的には、利別川沿いに広大な河川敷があるので、そこが駐車場になるのではと見ていますが、そうだとすると、会場まで2㎞くらいあるので、シャトルバスが出るでしょうね。(徒歩だと昇りなので、距離的にもちょっとツラい)

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 ついでなので、市街地から東奥にある、展望台にも足を向けてみましたが、残念ながら向かっている最中に雨が降り出したので、展望台には寄らず。

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 放牧されている牛さんを見かけて、そういえば、公式サイトにも載っていた、牧草ロール看板ってどこなんだろう、と、思いつき、国道を帯広方面へ向かっていたら、市街地にでん、とありました。

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 これは目立つなあ。地元の歓迎ムードが嬉しい。

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 これで今日のミッションコンプリート。帰ろうとした時、国道沿いのお店にも、ラリホの幟が立っているのを見て喜んでいたら、入り口横のソフト看板を見つけてしまいました。これは寄らずにおれません。(笑

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 さっそくソフトなう!
 ミルク感がありながら、さっぱりした味で、美味。^^
 ちなみにコーンは3種類から選べます。これはワッフルコーン。しっかり堪能して、池田町を後にしました。


 十勝はあとひと月で、ラリー北海道という名のお祭りに入ります。

 今年はTGRのラトバラ代表がラリー2で参戦が確定しましたし、モリゾウさんと、あのユハ・カンクネン!もデモランをすると言うし、過去最高の盛り上がりになるのは間違いないところです。

 特に金曜日のラリーショーは、相当な人出が見込まれ、大混雑しそうですが、盛り上がりのためならば、それもまたやむなし。

 今から楽しみで仕方ありません。^^






Posted at 2023/08/09 21:32:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | RALLY | クルマ
2023年08月07日 イイね!

平日の夏ドライブ -後-

平日の夏ドライブ -後- そんな博物館を後にして、ちょっと移動。こちらも桜ヶ丘という、高台です。
 実は本当に行きたかったのは、こっち。
 ここ、炭鉱資料館ですが、残念ながらこの日は休館日でした。事前にわかってはいましたが、屋外展示は見られるのでは、と来てみたのです。
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 が、残念ながら屋外展示も、この掘削機のみ。これは機会を改めてリベンジですね。

 春採湖脇には、十勝のお菓子で有名な六花亭があり、喫茶室から春採湖が眺められて良い、という話を以前に聞いていたので行ってみましたが、なぜか既に閉店していました。これもコロナの影響でしょうか。

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 なので移動することに。道路脇に石炭が積まれているのも、釧路らしい風景ですね。
 ちなみに現在でも釧路では、採炭技術継承のため、国内で唯一商業採炭が行われています。

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 少し走って、隣町、白糠町の郷土資料館を訪ねてみました。
 以前から通るたび、国道から見えるので、この建物は何だろう?と思っていましたが、公民館だったのですね。中は図書館になっており、2階に申し訳程度に土器や矢じりなどが展示されているだけでした。
 職員の方から、向かいの施設2階にも少し展示がある、と聞き、行ってみると。

 こちらは、数は少ないながらも、主に昭和の生活用品が展示されていました。
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 戦前のラジオとレコードプレーヤーですね。現在、このデザインで販売したら、レトロブームとアナログブームで受けるかも。(←無責任

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 わずかですが、ここにも戦史資料がありました。
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 時は移って、これは、昭和55年製の電子レンジ。
 こんなにゴツかったのかと、ちょっと驚き。

 失礼ながら、あまりきちんと整理されておらず、簡易な衝立の後ろには棚があり、そこにも展示されない収蔵品が保管されています。
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 この馬具など、きれいなので展示したほうが良いのでは、と思ってしまいましたが。

 職員の方が、隣の西庶路地区の公民館にも、炭鉱資料が少しだけ展示してありますよ、と教えてくださいましたが、わずか数㎞とは言え、釧路方面に戻るのはなんとなくイヤだったので今回はパス。これも次回リベンジですね。

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 というわけで帰途へつきますが、夏なのでやっぱり海を見ながら走りたい。ので、まっすぐ帯広方面へ向かわず、厚内から海沿いのかわねこお気に入りのコースへ。
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 天候晴朗なれど波高し、で、少し霞んではいましたが、夏の海の風景を堪能できました。

 海を眺めた後は、内陸に向かいます。
 十勝管内に入ると、一気に気温が34℃に上昇。さすがにたまらず、窓を閉めてエアコンを入れました。

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 豊頃町では、お菓子屋さんへ寄り道。
 地元では、ここのドーナツが有名です。
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 暑いので、近くに噴水のある公園駐車場に移動し、そこでおやつタイムにしました。
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 ここのドーナツ、ふわふわで美味しいのですよ。思わず2個食べてしまいました。(笑

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 のんびり走って、ドライブの締めは、やっぱりソフトなう。

 まあ、閉館が多かったりと、相変わらず引きが弱いと言うか、残念モードのままではありましたが、幸い仕事の電話も掛かってこず、ひさびさのエスクでのドライブは、それなりに楽しめました。
 ストレスはすっかり解消、とはとても言えませんが、走らないよりはよっぽどマシな1日だったのでした。(笑

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Posted at 2023/08/07 21:02:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ
2023年08月06日 イイね!

平日の夏ドライブ -前-

平日の夏ドライブ -前- 7月後半からというもの、なにかと公私共にドタバタが加速し、トラブルが頻発しています。

 そんなこんなで、かなりストレスが溜まっていたところ、さらに突然、予定していた出張をキャンセルされてしまったりで、これはもう限界、と、先週の平日を1日お休みにしてしまいました。

 どーせ仕事の電話が掛かってくるんだろうな、とは思いつつも、基地に籠もっていてはストレスが溜まるばかりなので、ひさびさにエスクでドライブに出かけることに。
 本当はシェルパくんでツーリングできれば言うことなかったのですが、不慮のエンジントラブルにより、緊急入院中。これも憂鬱の原因のひとつですが、まあ、久しぶりにエスクでロングドライブできるのは、良しとしましょう。

 行き先をどうするか悩んだ末に、釧路へ向かうことに。
 なぜ釧路かと言うと、仕事で行くことがほとんどない地区だから。(笑
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 出発時の十勝はこの気温。さしものエアコン嫌いのかわねこもたまらず、スタート直後からエアコンをONにしました。あ~るくんと違って、エスクはエアコンを入れたくらいでは、まったく走りに影響しないのも助かります。
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 往きは真っ当に道東道を走りましたが、意外なほどクルマが多いですね。お仕事の方も多いとは思いますが、レンタカーなど、観光らしきクルマも多く見受けられました。

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 それにしてもさすが釧路。それまで30℃以上あった気温が、市内に入ると、25℃台まで下がってくれたので、エアコンを切って窓を開けると快適です。

 釧路市内は不案内なので、今回はナビを付けてきました。
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 で、指示通りに走ると、こんな急坂を下ったり。ふだん、国道などの幹線路しか走らないので忘れていましたが、釧路も港町なので坂の町なんですよね。

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 目的地はここ。釧路はなぜかそば屋が多いらしいですが、「そばの街」として有名な釧路の中でも、老舗のお店です。

 到着は11時を少し回ったあたりでしたが、既に席は8割近く埋まっていました。
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 オーダーしたのがこれ。「蘭切」という蕎麦で、黄色いのはつなぎに卵を使っているからなんだそう。確かに独特の風味と歯ごたえがあり、美味しいものでした。
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 そしてこれ。「蕎麦寿司」です。お茶を練り込んだ茶そばを海苔で巻いた1品で、普通の寿司のように少し醤油を付けていただきます。
 蕎麦と海苔の味わいの良さにくわえ、入れ込んであるのが、わさびではなく生姜で、これが絶妙に効いていて、実に美味でした。

 実は先日、仕事関係の方から、ここの評判を聞いていて、「あそこの蕎麦寿司は、行く価値あるよ」と聞き、食べてみたくなったわけでした。

 食べ終えると、数人の方が席待ちで並んでいたので、昼前に到着したのも正解だったようです。

 その後は、せっかく釧路に来たので、近くの市立博物館に行くことに。
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 春採湖を望む高台にありますが、実はかわねこ、春採湖を一望にするのもはじめて。

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 館内は、夏休みに入ったこともあり、子どもたちがたくさん来ていました。
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 ただ、クジラの骨格標本、とか、大型の展示物が多いこともあるかと思いますが、建物の大きさのわりに、展示品は思ったより少なく、少し寂しい印象。
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 復元品ですが、アイヌのイタオマチプ(板綴り舟)があったのは、さすが釧路。
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 ちょっと意外だったのは、終戦間際に空襲を受けた歴史があることから、戦時資料の展示が思ったより多かったこと。
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 アイヌ文化のコーナーには、鍔や刀が多数飾られていたのも、ちょっと珍しいかな。
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 取材に来られていたのでしょう。「ゴールデンカムイ」の野田サトル先生の色紙も飾られていました。

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 個人的にちょっとおおっと思ったのがこれ。船舶用の焼玉ディーゼルエンジンです。焼玉エンジンとは、プラグとキャブレターのかわりに熱した玉で着火する古典的な構造のエンジンで、昔の船が「ポンポン」という音を出すのは、この焼玉エンジンの特徴。
 しかもこれ、釧路製で、釧路にエンジンを製造する工場があったとは初めて知りました。

 しかしこの博物館、電力節約のためか、展示品の照明焼けを気にしているのか、館内がやたらと暗くて、撮影しづらい(撮影自体はOK)のと、説明板や細かなディテールが見えづらかったのが、残念でした。

 長くなったので、後半へ続きます。

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Posted at 2023/08/06 21:28:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ
2023年08月04日 イイね!

就航十一年目

就航十一年目 本日から、わがエスクの航海が11年目に突入しました。
 
 オドメーターは本日現在で152,174㎞、と、世間一般的には「もう乗り換えたら」と言われそうな年代に入ってきましたが、先月半ばには5回目の車検を通し、まだまだ乗り換えなど、微塵も浮かびません。

 絶賛びんぼーのさなかで、乗り換えのお金がないことも要因のひとつではありますが、なんてったって縦置直4、FRベース4WDのMTというパッケージがもう絶滅している昨今、これは手放せません。

 今回の車検は、昨年までにラジエーター交換など、比較的大きな整備は済んでいるので、そんなに大きな出費はないはず。いや、ありませんように、と祈りつつ入庫しまして。
 結果、幸いなことにリアブレーキパッドの減りと、スライドピンの動きが渋くなっていたことくらいで、済みました。
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 パッドは走行距離からそろそろ交換だなと思っていたので、今回もかわねこ的定番、ディクセルの「M type」を入れてもらいました。
 恥を晒すと、2019年の車検時に交換してもらっているのですが、発注時にお店に型番を間違えて伝えてしまい、これまでは、「Z type」が入っていたのです。
 「Z type」と言えば、サーキット走行などの高速、高負荷対応モデルで、そんなのエスクードに設定があったこと自体が驚きですが、やはりかわねこの使い方には合っておらず、ダストも出やすかったので、やっと戻ってきた、というかんじです。^^;

 スライドピンが渋くなるのも、なんでしょうね、エスクードに多いのか、スズキに多いような気がしますが、車検時整備のもはや定番と言ってもいいくらい。ま、固着するよりマシですが。

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 前回の車検では、ヘッドライトの光量不足を指摘されていたので、昨年LEDバルブに換え、さらに研磨剤でしっかりライトレンズを磨いておいたので、今回は問題なかったそうです。ですが、ということは、ノーマルバーナーだとまず車検に通らないってことですよね。
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 この当時多かった、プロジェクター式ライトは経年変化でプロジェクターレンズ内側が曇りやすく、しかも構造上曇りを取れず、最終的にはレンズユニットを交換するしかない、というのが欠点です。これ、ノーマルバーナーの方は、どうやって車検を通しているんだろう。

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 今回ちょっとつまづいたのが、運転席シート。新車納車の半年後くらいから10年も、レカロのLSを使い続けていて、これまで全く指摘されなかったのに、今回の検査員はやたらと細かったらしく、NGを出されてしまいました。正確にはシートそのものではなく、シートレールがレカロ純正ではないからという理由でしたが。
 やむなく10年ぶりに、ノーマルシートを引っ張り出す羽目になってしまいましたが、理由はわからないでもないけれど、検査員によって解釈が違うことで可否が分かれるのは、いかがなものか。
 レカロは、先代のD21テラノからもう28年使い続けていますが、ノーマルシートを保存しておいたのは、車検対応用というわけではなく、将来オーバーホールに出す時のことを念頭に置いていたのが、役に立ってしまいました。
 もっとも、まさか使うと思っておらず、第2ガレージの奥深くにしまい込んでいたので、シート一脚を出すためにガレージの大整理になってしまいましたが。(笑

 もう1点は、昨年交換したナンバー灯バルブ。これもLEDですが、照度不足と判定されてしまい、ノーマルバルブで通っていますが、あのバルブ、そんなに暗かったか?と思って、車検後調べてみたところ、本来は電球式よりかなりの照度があるはずなのに、うっすらとしか点いておらず、揺すると一瞬明るくなるので、どうもバルブ内部の接触不良のようです。事前の確認不足ですね。
 それにしても1年しか使っていないんだけどな、このバルブ。てなことで、あ~るくんのスモールに入れた、激安LEDを再発注してみました。あれだと安いので、すぐに壊れてもそんなに悔しくないので。(笑

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 あとは定番のシャシーブラック塗装をしてもらいました。このほかに、あ~るくん納車の際、先輩にノックスドールのスプレーをいただいたので、近々これをエスクのドア内などに塗布しようと思っています。

 ともあれ、これでまた2年は乗り続けられます。

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 ちなみに、車検証票ですが、今年7月から貼り付け位置が変わったことをご存知でしょうか。
 恥ずかしながら、わたしも車検前に友人のブログで知ったのですが、貼り付け位置が、これまでのフロントガラス中心上部から、運転席側上部に規定が変わったのです。
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 昨今、中心部にはカメラ等が付くようになったことと、車検期日を確認しやすいようにという理由からのようですが、2年にいちどしか来ない、車検期日を確認しやすくって…何?
 そのうち慣れるのかなあ、と思いつつも、目に入るとなんか違和感を感じて、助手席側でもいいのでは、と思ってしまうのはわたしだけでしょうか。

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 閑話休題。あ~るくんの配備で、すっかり出番が減ってしまったエスクですが、たまにロングドライブを楽しみたいものです。
 ということで、実は今週ドライブに繰り出しているのですが、長くなるので、そのお話はまた次回ってことで。

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Posted at 2023/08/04 21:44:20 | コメント(3) | トラックバック(0) | ESCUDO | クルマ

プロフィール

「シェルパくんで走りに行ったついでに、池田に寄ってみた。いよいよラリーウィークを実感するなあ。」
何シテル?   08/31 18:24
オートバイとクルマと、野遊びが大好きな「おやぢ」です。(^^ゞ 北海道のど田舎に住んでいます。どれくらい田舎かと言うと、地域で乗っている車種を言えば、...
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1991年にわがやへ来て以来、林道探索に活躍。現在はそのコンパクトさと2ストの加速力で、 ...
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