最近デカールを貼り替えた事もあり皆様から色々と質問を頂いていたので少しでも参考になればと思いブログにしてみました。
今年の春に初めて貼った
カレラのサイドデカール(シルバー)ですが、その後剥がれる事もなくお気に入りだったのですが、サイドシルの修理のため一部を剥されてしまい、11月23日に
現在のデカール(ブロンズ)に衣替えをしました^^
以前のシルバーのデカールは知り合い方が個人輸入した物を購入したのですが、在庫を大量に抱えているわけでもないので、欠品中との事だったので今回のブロンズのデカールは知り合いの業者さんにお願いしてデカールを作成してもらいました。
つまり、
完全オリジナルのデカールを自分で発注できるという事です^^
デカールなどを作成する際は"版下"というカッティング用データが必要になり、今回お世話になった業者さんでもAdobe社の"イラストレーター"で版下を作成しています。
※実際の制作にはイラストレーターで作成した版下を基に、専用のパソコンやプロッター(カッティングマシン)入力用ソフトなどを使用しています。
イラストレーターを自在に使える方なら、それこそデザインを起こすところから始め自由自在にデザインを決める事ができます。
また、イラストレーターなんて知~らない!って方でも「こんなの作れる~?」と悪戯書きを渡して作成してもらう事も業者さんによっては可能です^^;
また、車メーカーのロゴなどであれば業者さんがオリジナルロゴをトレース(なぞる)して版下データを作成してくれますし、運よく既に版下がある車種やメーカーのロゴなどであれば版下データを施工場所のサイズに調整するだけで制作できます。
ここまでは業者さんに依頼する際の豆知識ですが、実際に発注する場合は施工場所によって使用するシートの種類も違うので極端な例ではシートのメーカー選びから始まりますが、
重要なのはシートの色選びです。
ここで重宝するのがシートを販売しているメーカーが用意している"色見本"です。
この色見本は無料で配布しているメーカーもあるので入手しておくと大変便利です。
色見本を入手できたら施工場所に色見本を合わせてみると完成後のイメージが掴み易くシートの色選びも楽なはずです。
現在私のサイド(カレラ)デカールは住友3МのスコッチカルXLシリーズ(不透過タイプ)を使用していて、
住友3Мのサイトには色見本のページがあります。
http://www.mmm.co.jp/cg/color_var/index.html
また、
色見本サンプル帳もHP内から取り寄せる事ができます。
https://www.mmm.co.jp/mailform/cg/catalog/form.html
住友3МのスコッチカルXLシリーズで希望の色が無かった場合は
リンテックのビューカルシリーズ製品もスコッチカルXLシリーズと同等の耐久性がありますので、こちらで探してみてもいいかもしれません。
http://www.lintec.co.jp/index.html
内容が前後しますが、シート選びはデカールを制作してくれる業者さんに施工場所などを伝え相談すればオススメのシートを選んでくれると思います。
施工後に役立つネタとしては、カットしたシートに鋭角な角がある場合は洗車後の乾拭きの際などに剥がれる原因となるので鋭角な先端部分をほんの0.数ミリでもいいので
R状に加工しておくと捲れにくくなります。
これは完成したデカールを施工業者の手作業で加工する場合がほとんどだと思うので事前にリクエストしておくといいです。
この角を落とす作業は市販のデカールを購入して貼る際にも、ひっかかりそうな部分があれば自分でハサミやカッターなどで角を切り落としておけば剥がれを防ぐ効果があります。
簡単に言えばテプラで印字されたテープの四隅の角を丸くするのと同じ様なものです(笑)
また、新車購入時にコーティングを施工してから納車する方も多いと思いますが、デカールを施工する業者からすれば、コーティングの上から施工するよりコーティングされていない状態の方が剥がれにくく都合がいいそうです。
とは言え、コーティングも1~2年で効果は薄れてくるので再施工すると思うので、その際はコーティング業者さんにデカール部分は細心の注意をして処理する様にお願いしましょう^^
ちなみに私は洗車の際、デカールの部分にはスポンジなどは使わず
"リアル手洗い"です(笑) 乾拭きも"拭く"のではなく軽く"叩く"ようにしています^^
デカールの大きさにもよりますが市販品や人とは違うデカールで遊んでみるのもいいかもしれませんし、びっくりする様な金額ではないので飽きてしまったら貼り替える程度の気持ちでドレスアップしてみてはいかがでしょうか^^
Posted at 2007/12/28 18:02:57 |
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