
広島県三原市の尾道糸崎港で催された海上自衛隊の掃海管制艇「ゆげしま」&「くめじま」一般公開の見学を12時に終えましたが、三原市ではもう一仕事こなすことにしました。
この日は日曜日でありましたが、三原市消防本部を訪ねて全国消防カードをもらってみます。
お昼ご飯も食べずに、全国消防カード活動を開始した。
ナビを頼りに、市内中心部にある三原市消防本部を訪ねました。

しかし、そこは既にもぬけの殻であった。 誰もいない。 人の気配が無い。
日曜日とはいえ、工事中で立ち入り禁止のようなガードが置いてありロープが張られている。
まるで廃墟のようだった。
すると、そこに移転を知らせる案内と移転先の地図を見つけました。
三原市消防本部は庁舎移転したようです。 地図を頭にインプットしてから移転先に向かってみる。
移転先は市の中心部から少し離れた郊外にありました。

12時半、三原市消防本部の新庁舎に到着の図です。 赤い車たちと並べて停めた。
玄関に回りますが、なんと玄関前に受付テントが設営されていました。
何故か、受付の人たちに歓迎される。 「新庁舎のご案内」の資料を手渡された。

訪れたのは10月1日(日)、なんとこの日は新庁舎の開署日でありました!
そして、偶然にも13時より、市民向けに新庁舎見学会が開催されるところでした。

どうやら、見学会に一番乗りした防災意識の高い熱心な市民と思われてしまったらしい。(汗)
しかし、見学会があるのを知ってて訪れたのではなく、ただ消防カードをもらいに来ただけなのです。
受付でその旨を正直に訴えて消防カードをもらいました。 (これで消防カード7枚目です)

三原市消防本部の消防カードは、旧庁舎の前に並ぶ消防隊員と消防車両のデザインでした。
現在は、この日から開署した綺麗で立派な3階建ての新庁舎となっています。

コンクリート打放しのグレーと消防カラーの赤による力強いイメージの外観です。(案内資料より)
勝手に裏手に回って消防車両を眺めてみます。
そして、間近に寄ってみて拝見したりもする。
新庁舎ビルの向かいには、2つの訓練塔も建てられています。

西塔(左)は、一般住宅、マンホール、地下水路、高さ7mの岸壁など、様々な場所での救助活動を想定した訓練を行う。 東塔(右)は、高さ15mまでロープや梯子を使って上る登はん訓練を行う。
西塔から東塔へロープを掛けて渡るロープブリッジ救出訓練も可能。(案内資料より)
見学会開始時刻が近付くにつれ、続々と市民の皆さんが集まりだしてきました。

13時から始まる新庁舎の見学会、とても興味を惹かれ気になりましたが・・。
ちょっとこの後にお勤めの予定があり、ケツカッチンな状態なので困りました。
とても迷って悶絶した末、非常に残念ですが、見学会参加を諦めます。
後ろ髪を引かれるように三原市消防本部から出動しました。
それからお昼ご飯を食べる時間の余裕も無く、黙々とひたすら走り続けて北進・・

いつもの対岸に到着の図です。 寄港してるのはいつものコスタ・ネオロマンチカ。
この日は、大型クルーズ客船おもてなしサポーター活動の大事なお勤めがあったのです。
しかし、いつもの対岸は釣り客で混んでました。 これではいつものような2ショット撮影は無理。

出港まであと1時間。 遅れ気味で着いて時間が無いので、対岸での撮影はすぐに諦めて。
大型クルーズ客船おもてなしサポーター活動のため寄港岸壁に入場しました。

おもてなしサポーターとは、国内外から寄港する大型クルーズ客船を歓迎しおもてなしして、地域のイメージアップと寄港定着(リピーター)につなげていく観光ボランティアの活動をしていくものです。
コスタ・ネオロマンチカ

これで今年22回目の寄港です。 (過去最多の記録更新中)
船籍:イタリア、全長:220.52m、総トン数:56,769トン、乗客定員:1,800名、乗組員数:622名
今回のクルーズ航路 : 博多~舞鶴~金沢~境港~釜山(韓国)~博多・・・・・以降繰り返し

乗客見込み:約1400名(主に日本人・韓国人など)
いつものように他の車と並べて停め直しています。

出港までは岸壁内をぶらぶらしつつ待機します。
出港前のお見送り催事は、和太鼓のパフォーマンスでした。

周辺の各市町村から様々な和太鼓の演奏グループが特色あるパフォーマンスを披露してくれます。
今回の和太鼓の演奏グループは自分自身は初見で新鮮でした。
屋上デッキや部屋のベランダに出てる乗客の皆さんを見上げて撮影。
岸壁に繋いでたロープが外されて。
サイドスラスターで大きな船体が真横の方向にゆっくりと離岸。

ここで手を振ってお見送りするのが、おもてなしサポーターの主たる役割です。
もしもあの時、三原市消防本部の新庁舎見学会に参加していたら、

この出港の瞬間に立ち会えなかったかと思います。
なんとか間に合って無事におもてなしサポーター活動を全うすることが出来ました。

それにしても、午前中は瀬戸内海で海上自衛隊の掃海管制艇一般公開、午後は日本海で大型クルーズ客船おもてなしサポーター活動という・・。 とても忙しい充実した一日となりました。