
最寄りの漁港の年に1度の「水産祭り」に出掛けてきました。
水産祭りには、数年ぶりに訪れてみましたが、様々な催し物がある中で、今年は「体験乗船」に参加するのを最大の目的としました。
水産祭りでは、かに汁やいわしのつみれ汁の無料振る舞い、鮮魚や水産加工品の即売会、飲食や物品の販売、マグロ解体ショー、歌手や大漁太鼓のステージイベントなどなどの催し物があり、毎年多くの人出で大変賑やかになります。

そんな中で、催し物の一つである「体験乗船」に注目して訪れてみました。
朝8時半、水産祭り会場から少し離れた臨時駐車場のなるべく奥にカマロを停めて。

そこから徒歩で水産祭り会場へ向かう。 この日はとても天気が良く暑いくらいでした。
かに汁の無料振る舞いを求める長蛇の列を横目にスルーして・・
メイン会場とは裏手にある体験乗船の受付テントへと向かった。

こちらは人気(ひとけ)が少なく全く行列無し。 なお、体験乗船を体験するのは初めてです。
体験乗船は無料。 3隻の船から選択出来ました。 どの船に乗ろうか悶絶するほど迷った。
① 水産科高校の実習生が乗る高校実習船(海洋練習船)の 「若鳥丸」

乗船定員80名で3隻の中では一番大きな船です。
② 水産試験場に属し、主にスルメイカ漁の調査をする試験船 「第一鳥取丸」

乗船定員36名
③ 操業ルールに違反する漁船を追いかけ検挙する漁業取締船 「はやぶさ」

乗船定員20名で、3隻の中では最も小さい船。
カッコいい船名に惹かれたのと、乗船定員が少ない希少さで、「はやぶさ」の乗船券をもらいました。

しかし、その後思い直して・・
やっぱり一番大きな 「若鳥丸」に乗せてもらうことに。 乗船券を交換してもらった。

白丸で隠したところは整理番号です。
受付テント前には既に1隻、「第一鳥取丸」が停まっていました。

「若鳥丸」と「はやぶさ」は後ほどやってきます。
漁業試験船「第一鳥取丸」

全長:43.05m、総トン数:199トン
試験船第一鳥取丸では、鳥取県沖合海域の海と魚の状況を常に把握するために、船員11名と漁場開発室又は海洋資源室の研究員が乗船して様々な調査を行っています。
受付は8時半からでしたが、実際の体験乗船は10時半からです。
まだ時間があるので、水産祭りのメイン会場を覗いてみます。
ステージでは、東京から来られたというプロ歌手の方の昭和歌謡ショーが真っ最中。

あまり歌番組とか視聴しないもので、存じ上げないお名前の歌手の方でしたが・・
昭和歌謡をこよなく愛する平成生まれの歌手として、知名度も急上昇中?! 大ブレイク直前?!

最新シングルは昨年2016年9月より絶賛発売中!
かに汁は、無料振る舞いの行列に1時間並ぶのが嫌で、普通に売ってるのを買いました。

一杯300円です。 かに足と格闘しながら黙々と食べる。 まいうー(^^♪
かに汁を食べていると、目の前に「若鳥丸」が到着してきました。
この若鳥丸に体験乗船します。
高校実習船(海洋練習船)「若鳥丸」

全長:50.5m、総トン数:516トン
水産科高校の実習船で、グァムやオーストラリアにも実習に出掛けたりするのだとか。
主な実習内容は、長期航海実習、イカ釣り漁業実習、計器実習、船用機関学習、ダイビング実習、マリンスタディなど。
続いて、漁業取締船「はやぶさ」も到着してきました。
漁業取締船「はやぶさ」

全長:30.2m、総トン数:66トン
沖合海域では、いか釣り、刺網、底びき網などいろいろな漁業がそれぞれルールを守りながら操業しています。 それを監視しているのが、水産事務所に所属する漁業取締船「はやぶさ」です。
ルールに違反している船を見つけたら全速力で船を追いかけ、指導や検挙をします。
これで体験乗船の3隻が揃い踏みです。

左から、第一鳥取丸、はやぶさ、若鳥丸。
はやぶさと若鳥丸。 後方に隠岐汽船の高速船「レインボー」が通ったのでパチリ。
体験乗船は10時半出港。 もう少し時間があるので、またも買い食いをします。
さばの照焼串が美味しそうに照り輝いていたので1本頂きました。

まいうー(^^♪
それではこの後、高校実習船「若鳥丸」に体験乗船します。 ブログは後編に続きます・・。<(_ _)>
Posted at 2017/10/19 07:51:29 | |
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