フィアット５００（トポリーノ）のフランス版、シムカ５（サンク）。

こんばんは♪

今回はシムカ５（サンク）です。

Ｓｉｍｃａ（シムカ）は１９３４年にアンリ・テオドル・ビゴッツィ氏が設立した自動車メーカー、１９２０年代に鉄鋼取引を始め、その時最大の顧客がフィアット、当時フランスは国内の自動車産業育成のため、高関税をかけていました。

そのため、フィアット車をそのまま販売することが難しくなるのですが、

ビゴッツィ氏はほとんど完成車に近い状態でのフィアットのクルマを“パーツ”として輸入しフランスで販売、自動車メーカー　シムカの始まりです。

シムカはフィアットから援助もあり、フランスに大きな工場を建設、１９３６年にはフィアット５００（トポリーノ）、外観のかわいらしい見た目の姿からイタリア語で“小さなネズミ”の意の愛称からＴｏｐｏｌｉｎｏと言われているクルマをシムカ社でノックダウン生産され、販売されたのがシムカ５（サンク）となります。

 







フロントにフィアットとシムカ…（笑）

ボディのサイドから出ているのは当時の方向指示器、矢羽式方向指示器ですね。

日本では年配の方などで矢羽式方向指示器のことをアポロ工業製のものが主流であったことから「アポロ式」という呼び方をされることもあるようですね。







メーターもシンプルですね～。