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2016年09月10日 イイね!

ペーパークラフト2016 その4「ダンボルギーニ」

ペーパークラフト2016 その4「ダンボルギーニ」いよいよ文化祭当日を迎えました。



何とか開けたドアの向こうには,運転席のスペースがあります。

ここに,ウチで転がっていたこいつを持ち込みました。



ホンダS2000純正シートです。
ちなみにこれは助手席用。
運転席用は,4期生CB5に装着しています。その片割れということですが,
使い道がなく,部屋で使ってました(笑)

このたび,見事に「運転席」として演出してくれます。



実物大でつくってきた甲斐があったというものです。
もっとも,本音は・・・席もダンボールでつくれたら,とか,本物のカウンタックの座席なら,ということも一瞬考えましたが(笑)

それを言えば,やはり作業工程を簡略化したため,
様々な点でやり残したところはあります。



そこまでディテールはこだわってはいませんでしたが,
やはり本物を見て見たかったです。



結局,リヤ周りは,作りかけの部分をあえて残し,車体の中がどうなっているのか見えるようにしました。



サスまでつくろうとは言いませんが,できればタイヤでボディを支える構造にしてみたかったです。

また,カウンタックは一見直線基調に思えますが,ボディの横面は実に美しい曲面で絞り込まれています。その絞り込みを再現できなかったのも悔やまれます。



それでも,運転席に乗り込めるように,30cmほどのサイドシルをつくり,「座ってみてください」の表示を付けました。



当日の展示時間,多くの方々が訪れました。
代わる代わる座席に乗り込んでみたり,ウインドウが無いので座席に立ち上がってみたりする人も(笑)





あまりの低さに,皆さんかなり驚かれていました。もっとも,シートは教室の床に置いたままですので,本来のカウンタックより明らかに低い座面ですが(笑)



ところで,最後に,どうしてもやりたかったものを紹介します。

女川のダンボルギーニ展示コーナーで手に入れた,あるものを,あるべき場所に貼りました。





このステッカーが,これ以上ふさわしい場所はありませんね。
もう,このクルマのために存在するかのようです(笑)

こうして,文化祭展示は終わりました。

この後,役目を終えた車体は,皆の手で解体されました。
毎年思いますが,この解体作業だけは,何度やっても慣れないモノです。
せっかく手がけたものですから。

印象的だったのは,たとえば家族連れのお客様でした。
小さな子どもを運転席に乗せて,記念撮影をしていました。
もし将来,大きくなった時,本物のステアリングを握る日が来たら・・・
なんてことを思い描きながら,そのほほえましい様子を見させて頂きました。
運転席に座ってみた中学生たちも,ひょっとして,これをきっかけにクルマに対する興味を持ってくれたら,こんなにすばらしいことはないと思います。

私自身も,今回は大変勉強させてもらいました。
ランボルギーニをはじめ,スーパーカーと呼ばれた名車達のことを知る機会になりましたし,カウンタックそのものについての知識を学ぶにつれて,当時の設計者達の熱意を感じずにはいられませんでした。
ミウラ,カウンタック,ディアブロ,ムルシエラゴ,ガヤルド,アヴェンタドール,ウラカン。名前を聞いただけでもワクワクするクルマ達について学ぶのは,とても楽しい時間でした。
奇しくも,新型NSXの登場の時期に重なったことも,私の中で何かの機会になったのかもしれません。

以上,4回に渡ってお送りしてきた,原寸大のカウンタックを模したペーパークラフト製作記を終了したいと思います。
また来年,このような素晴らしい機会があることを祈って。
このブログをご覧くださった皆様に,深く感謝申し上げます。
Posted at 2016/09/10 00:58:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 学校関係 | 日記
2016年09月04日 イイね!

ペーパークラフト2016 その3 追い込み編

ペーパークラフト2016 その3 追い込み編いよいよ時間がなくなってきました。

骨組みが固まりましたが、これに段ボールを外装として載せて大丈夫なのかどうか、心配です。

とりあえず載せてみたのがこちら。
遠目ではわかりませんが、段ボールの重さに少しずつ傾き始めてます。

各部の補強と、寸法違いが生じた所を現物あわせをしていきます。

タイヤは、細かく作ると全体の出来がグッとアップするのですが、これが難しい!何しろ丸いものを段ボールで作るのはちょっと大変。
しかし今回は、良いものを見つけました。段ボールロールです。これなら曲面もいけそう。
というわけで、出来たのがこちら。

スタッフにお任せしましたが見事な出来栄えです。綺麗に転がるほど円形が整っていて、とても感心しました。

なお、タイヤサイズはこっそりアップさせてます。ディテールが作れない分、サイズで迫力を演出します。

ちなみに本物だと,
LP400: F:205/70R14(外径642mm)  R:215/70R14(外径657mm)
LP400S, LP5000S: F:205/50R15(外径586mm)  R:345/35R15(外径622mm)
QV, Aniv:: F:225/50R15(外径606mm)  R:345/35R15(外径622mm)

これをもとに,
フロントは外径620mm,幅220mm
リヤは外径650mm,幅350mm
としています。
しかもオーバーフェンダーなしで収めてしまおうという計画(笑)

それではご覧ください。



フェンダーの隙間ゼロの,すさまじい迫力になりました!

さて,左右分割状態の屋根ですが,ここにきて左右の高さが違うことが判明。
早速手直しです。


基本は,プラダンとガムテープor梱包テープです。


こんなかんじで,何とか修正できました。


リヤセクションも,大詰めです。


左側に段ボールを貼ってみたところ,ゆがみ始めたので考え中。
ついでにセンターのエンジンフード部分もどうするか。

こうしてみました。



大きなプラダンがちょうど収まる幅でしたので,これで埋めます。
本当は細かい造形を駆使したいところですが,とにかく時間がありません。

そして,どうする運転席。
ガルウィングも再現したいが,どう考えても開閉機能なんて段ボールでは無茶です。
イラスト書いて考え中。


思い切って,運転席(左席)だけ,やってみることにしました。


まずは,ドア部分を切り取りました。
正直言うと,屋根の高さ調整と同時進行です。



多少は見栄えを何とかしたいので,プラダンで形を作っていきます。


同じ段ボールでも,プラダンだと値段も違いますが仕上がりもなかなか。
ちなみに青いサイドシル,幅約30cm!とコミック「カウンタック」にありました。
暇さえあれば読み漁って,もう頭の中はカウンタック一色です(笑)

で,ガルウィングは,開いたままで固定することにしました。


裏から補強を入れてたわみを抑え,接合部はシャトルの筒を加工してボディ側の筒に差し込む形です。いつでも取り外しできます。閉めることはできませんが(笑)


というわけで,いよいよ当日を迎えることとなります。

果たして,展示時刻に間に合うのか?(注:例年間に合わない)

次回,展示当日の報告です。
Posted at 2016/09/05 21:32:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 学校関係 | 日記
2016年09月03日 イイね!

ペーパークラフト2016 その2 製作編

ペーパークラフト2016 その2 製作編文化祭に向けて,ダンボルギーニをつくることにした今回。
果たして,間に合うのか?

というわけで第2回です。

実は,ここで想定外の事態が発生。

2016年を騒がせた,大型台風10号の襲来です。

仙台は,台風こそ通過することもありますが,
まさか,太平洋から「上陸」の可能性があるとは,あまり遭遇しない事態。

早い段階で,臨時休業の措置が採られることとなりました。

職員は何かあったときのため,待機していますが,
この時間を利用し,製作を進めることができました。



こんなに一気に進みました。


大体の寸法のみで,あとはミニカーや資料写真と見比べながらの仮組ですが,
なかなか悪くない感じです。

繰り返しますが,この青いのはプラダンですので,これだけの大きさになると強度が足りません。そこで,3本を組み合わせて三角柱のようにし,それで組むと劇的に剛性が改善しました。
それでも,接合部はただガムテープで貼っているだけですので,心配です。

場所を移して,ここまでの出来をチェックします。

スーパーカーらしい,低さとワイドさが次第に姿を現してきました。

なんだかワクワクします。
一応原寸大を目指しているので,現段階で全長4.2mほど,全高1.1m,全幅1.9m程度にしています。

運転席は,時間的に厳しいところですが,一応スペースを空けています。

ドアも,今は形だけですが,その気になれば開くようにできる余地を持たせるため,ドアのラインも入れてあります。


仮に運転席をつくるとしても,シートは難しいですね。人の体重を支えるものをダンボールでつくるのは,ちょっと困難すぎます。

でも,だいぶ形になったので,見通しは立ったかな?

次回,追い込み編に続きます。
Posted at 2016/09/04 11:33:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 学校関係 | 日記
2016年09月02日 イイね!

ペーパークラフト2016 その1 骨組み編

ペーパークラフト2016 その1 骨組み編毎年,文化祭の出し物として,ペーパークラフトを行っています。
といっても,目玉はいつも「大物」。



今までの経緯を振り返りますと,
一昨年はこちら。
実物大のSR400。


で,昨年はこちら。
半分サイズの,ジャガーmk2。



という感じで,今年はどうするか。

はい,もう決めていました。
お手本は,こちら。


ただ,あまりにレベルが高すぎます(笑)

それでも,
「ダンボルギーニ(ダンボールでつくるランボルギーニ)」
そして
「原寸大」
の2つは,譲れないと思いました。

そこで,このようにしました。


言うのは簡単です。
決めてから,さてどうしようと思いました。

では,とりあえずその寸法をイメージできるようにしてみましょう。

バドミントンのシャトルの筒をつなげ,全長4.2m,幅1mの枠をつくりました。
本来,幅は2mに達しますが,タイヤをこの枠の外に付けるつもりでレイアウトしています。
とりあえずの仮フレームは,プラスチックダンボール(プラダン)を細く切って組んでいますが,もちろん強度不足は否めません。

うん,でかい。この大きさは,一度つくったら教室に入れるのも出すのも無理。

というわけで,再度検討したのがこちら。


2m×4.2mの巨体を,真上から見て4分割します。
つまり,右前,左前,右後ろ,左後ろと,別々にすれば,
1つ1つが1m×2.1mサイズなので余裕で校内を動かせるということ。

これが右後ろセクションです。
ついでに,構造上の補強も進めていきます。

たったこれだけでずいぶん剛性がかわるので,やって損はありません。
手間暇かかりますが,下回りはこうしてガッチリと。

上のほうは,まだ手探りの状態なので,ラインを修正できるよう簡単に組んであるだけです。

というのも,今回は最初の寸法のみ(全長,全幅,全高,ホイルベース)を採っただけで,あとはすべて見た感じというか感覚と手探りが頼りという原始的手法。

お手本はこいつです。前に缶コーヒー2個セットに付いてきた,見事な出来のミニカーです。
それと,コミック「カウンタック」を全巻買って熟読,とにかくカウンタックのフォルムを頭にたたき込みます(笑)

さて次回,更に作業は進みます。
Posted at 2016/09/02 23:30:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | 学校関係 | 日記

プロフィール

「ダンボルギーニの作り方、公開します(3) http://cvw.jp/b/1591020/47213309/
何シテル?   09/11 20:56
vigor2000です。このたび,みんカラにてまとめていこうと思いました。よろしくお願いします。

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