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2009年05月23日

ひひょうの会 新型レガシィ その1 アウトバック2.5i Lパッケージ

ひひょうの会 新型レガシィ その1 アウトバック2.5i Lパッケージ ひひょうの会新型レガシィの試乗を通常の1店舗だけでなく2店舗ハシゴして来ました。

1店目:平塚市内
レガシィツーリングワゴン、B4、アウトバック3台勢ぞろい。
※アウトバックの画像は撮り忘れました。
今回試乗車として乗ったのは、アウトバック2.5iLパッケージなんですが、初めて試乗車を撮り忘れました。面目ない。

まずはB4の外観舐めまわし…いや見まわしから。







基本的に水平基調のスタイリングですが、サイドウィンドウのグラフィックは先代まで特徴のあったサッシュレスドアを止め、クウォーターガラスを廃したおかげで、ごく一般的なセダンデザインになりましたね。どことなくV36スカイラインっぽい。斜め後ろから見るとレクサスGSのテール廻りに近い構成ですね。
全体的に抑揚がなく、ベターっとした印象。フェンダーもフレア調で存在感を示しているものの、日本仕様は北米仕様と違って全幅が狭いためフェンダーの存在感もどことなく希薄に感じますね。この点、全幅が北米仕様と同じアウトバックの方がフェンダーの存在感がありますね。
先代までのサイズの制約があった方が凝縮感があり、塊としてまとまっていましたが、解放されたとたんだらけた印象がしますね。大沢親分に喝ッでも注入された方が引き締まるかも。



ヘッドランプは先代のようにプロジェクターランプを採用していますが、バンパー側にライトの球体がかかった先代に比べ、外側にくさびを入れて上方へライトを伸ばしたデザインになっています。日産車のようにL型の形状にしたかったようでいて、折れ曲がっているわけでなく、シャープでもないので、どことなく曖昧な感じがしますね。実車はそれほどでもないですが、写真で見ると結構鈍く見えます。



ツーリングワゴンの外観。ボディカラーがブラック系のため引き締まって見える分良いのですが、先代のようにサイドウィンドウがサッシュレスでブラックアウトされていた頃に比べると、メッキモールやCピラーのカラード化それとウィンドウグラフィックのデザイン自体を大幅に変えてしまったため少々ごてついていますね。賑やかでゴージャスと言えばゴージャスですが、レガシィならではの独自性は消えうせ、アコードワゴンやアテンザワゴンとあまり変わらなくなりましたね。



インテリアへ。最近のスバル車と共通するセンターコンソールのレイアウトを取っていますね。時計や温度計を表示するディスプレイもエクシーガやインプレッサと同じ位置にあるし、オーディオ、エアコンの位置もそれほど変わらない。かと言って共通部品を使っているようにも思えない。ごくごくオーソドックスなもので、これまた特徴はない。目を引くのは、ステアリングのデザイン。まるで日産のZかと思ってしまったほど、センターパッドのデザインは丸くなっている。それにステアリングサイドのスイッチが配置されている部分が、異様に目立つ。お決まりのアルミ調の加飾処理ですが、全体的なトーンが落ち着いている分目立つし、木目調のパネルを選ぶとバランスが悪いですね。
それよりも、いくらオーディオレス仕様とはいえ、オーディオスペースの中をそのままにしてハーネスをむき出しにしておくのはいかがかと…こんな試乗車初めてです。



ステアリングに続き、これまた目立つシフトノブ。ガンダムっぽい操縦桿ですね。シフトノブに続き、ミッション、エンジンの制御をドライバーが望む状態に制御できるSIドライブのダイアルスイッチがあり、全車標準装備。CVT車でもスポーツ走行ができるし、さらなる省燃費走行もできるようになっています。



一番進化した場所で、唯一褒められるのがリアシート。とにかくホイールベースを伸ばした効果は絶大で、足元は十分広い。しかもシートの座面長も長くなっているのでゆったりと座れる。先代まではちょっときつかった。これは褒めてつかわします。

そして試乗へ…
平塚と言えば、下水処理場を1周する河川敷サーキット。
ここでレガシィ初のCVTを試しました。
ここからは突如画像なし、箇条書きでレポートします。

・エンジンはとにかく静か。トルクフルってわけではなく、スムースな印象が強い。以前のようにスバルの水平対向エンジンにありがちなボコボコいっていた共鳴音もなく、非常に普通になりましたね。
・CVTは完全にスムースかと思っていたのですが、加速時に若干ワンテンポ遅れる場面がありましたね。これはごく稀で、普通に走らせる分には現れることはないと思いますが…
・マニュアルモードを使用する際、すべてステアリングのパドルスイッチでの操作になりますが、Aポジションに入れたままでもこのパドルでの変速が可能。マニュアルモードでポジションを固定するときだけシフトノブをAからMにして固定変速が可能になっています。
・ハンドリングは穏やか。ボディが大きくなったから鈍い印象はなく、重量もそれほど増えていないので重ったるい印象もないですが、歴代レガシィが持っていた俊敏でスポーティなものでもなかったです。
・シートポジションが高くなって視点が高くなり、より遠方を眺めてストレスが少なく運転できる環境ですね。残念なのは、エクシーガに乗った時にも感じたのですが、妙に天井と頭が開き過ぎていて、頭上が逆に落ち着かない印象があります。
・シートはスバルが宣伝する低反発クッションの採用で乗り心地はいいです。なんとなくですが、これなら長距離でもいいかと…クッションの山の部分が結構張り出していて、僕には気持ち良かったです。

ざっとその1アウトバックに試乗したレガシィのレポートでした。

レガシィもアメリカ市場が好況の時に開発してしまったため、随分と大きく、ある意味まともになったのですが、レガシィ、あるいはスバルのコアなファンに対して少々ブーイングが出そうな雰囲気のFMCですね。
レガシィの販売を支えるのは一般的な人なのか、それともコアなユーザーなのか、わかりづらいところですが…
もしスバルが100万台規模の生産メーカーでなければ、コアなところを追求してプレミアム感を訴求すればいいのですが、それでは商売がなりたたないことを承知でFMCをしたのでしょう。
でもスバルはもう少し独自のメカニズムと商品性をセンス良くデザインとして表現でき、調整できる人が仕切ってモデルチェンジできれば、スバルらしさもありながら、新しいユーザーへの訴求も図れるのではないかと思うのですが…
このあと、2軒目のスバルへ行って試乗前に他のスバル車を長々と見る時間があったのですが、その点はレガシィ同様思わずにはいられませんでしたね。
ブログ一覧 | ひひょうの会 | 日記
Posted at 2009/05/25 20:33:49

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この記事へのコメント

2009年5月25日 20:40
たっぶり読ませてもらいました。
ステーションワゴンが好きで、レガシィはずっと乗りたかった車です。
ですが途中ミニバンで15年過ごし、さあステーションワゴンという時
3ナンバーで高価になってしまい手が届きませんでした。
なぜかウイングロードに化けてしまいました。
トヨタが初代エスティマの5ナンバー版、ルシーダ、エミーナを
出しましたが、レガシィも、このデザインのまま5ナンバーに縮小した
ステーションワゴンを出してくれないかな?
でもそんなの出したら、スバリストから怒られるかな?
コメントへの返答
2009年5月25日 21:11
いやスバリストこそ、小さいレガシィが欲しいはずでしょう。先代のレガシィは3ナンバー化しましたが、知的でシンプルで整理されたいいデザインでしたね。でも先代もマイナーチェンジでごてつきましたね。今回のFMCのためにやったと思えるほど小細工をして不細工にしましたね。最近のスバルはどこに目をつけてデザインしているのか不思議に思います

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