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もんちっち_♂のブログ一覧

2017年11月15日 イイね!

IAAフランクフルトショウ2017レポート フォード

 IAAフランクフルトショウ2017レポート フォード第9ホール、そろそろですが、まだまだです!なフランクフルトショウ2017レポート。
今夜はフォードです。アメリカのメーカーながら、本場アメリカでの主力商品を扱いつつ、欧州を主力とする商品も欧州メーカーに負けじときっちり取り扱っています。GMはオペルを手放し、本体もシボレー、それもコルベットやカマロがメインのニッチになってしまったし、クライスラーはフィアットに見かけ対等合併のような吸収合併ですし・・・
フォードは、ムスタングの2018年モデルと欧州市場で一番売れているフィエスタの40周年記念の展示をメインにしておりましたので、そこんところをレポートいたします。

ムスタング2018モデル



マイナーチェンジですが、デザインの端々にエッジが立っていますね。なかなか詳しい情報がないのと、撮った画像もたまたまで、あまり詳しく取れていないのでレポートはここまででございます。
すみません。

フォードGT






フィエスタ40周年ヒストリー























センターに2階建てのステージを設けて、正面向かって左手の階段から初代フィエスタが展示され、右手の階段に2017年の最新フィエスタが展示されているなかなか凝ったヒストリー展示。フランクフルト特設のフィエスタミュージアムですね。
歴代フィエスタには、意外と2000年前半までフォードの傘下にいたマツダのファミリアに共通するようなデザインを感じますね。
最近は、エッジデザインで欧州市場でデザイン的に注目を浴びるフォードですが、新型フィエスタもさらにエッジが立っています。最強スポーツモデルSTに、プレミアムグレードヴィグネイルも展示されていました。
ひとつの車種をこうして歴代車を並べ、その歴史をつぶさに見れるのはいいですね。まさにミュージアム狂な自分にとって打ってつけの展示でした。




フォードのブースは、ドイツメーカーよりにも負けず劣らずそこそこ広いスペースがありますね。
そしてうまいのは、ブースを立体的に使って、過度にデジタルなディスプレイに頼らずうまく展示しているところがいいですね。
フォードのブースはフランクフルトだけでなく、ロサンゼルスやデトロイトでも見たことがありますねが、アメリカの大衆メーカーであってどんなにプレミアムではないけど、そのプレーンで一般的に好まれるイメージをうまく作っていますね。ドイツメーカーほどキャラクターは強くないけれど、その中庸とか汎用さはなかなかいいものです。
2017年11月14日 イイね!

IAAフランクフルトショウ2017レポート Borgward

 IAAフランクフルトショウ2017レポート Borgward今夜も第9ホールからのフランクフルトショウ2017レポート。
久方ぶりのドイツメーカーでございます。Borgwardと書いて、ボルグヴァルトと読むメーカー。
これでも歴史は創業から97年経っている老舗のメーカー。しかし、1961年に経営破綻し、2015年、創業者カール・ボルクヴァルトのお孫さんが復活し、中国資本の下で経営されている。前回のフランクフルトショウで市販車をお披露目し、現在中国市場で発売され、年内にはドイツ国内でも発売されるそうな。
ではそんな復活したボルグヴァルドのブースをざざっとご紹介いたします。

イザベラ











イザベラ。これは1950年代、ボルグヴァルドが発売していた2ドアクーペの名前であり、同社のヒット作。4ドアクーペという形コンセプトカーとしてその再来を狙ったようですね。
ディメンションは全長5000mm、全幅1920mm、全高1400mmで、パワートレインはフルバッテリーのEVだそうです。
う~ん・・・スポーツカールックの4ドアクーペに前後スライドドアか・・・いくらインテリアにも最新のコネクティッドカーとしてデザインしているところをきちんと見てもらおうというのはわからんでもありませんが、スポーツカーとしてやることなのかな?ドイツメーカーというより、中国メーカーがドイツの老舗ブランドを利用したのがよくわかるデザインですよね。

BX7







現在中国で市販されているSUVのトップモデルBX7。確かにドイツ車っぽいというより、中国車っぽいデザイン。でもインテリアはフルデジタルのメーターに、大型のモニターと日本車よりは進んでいるかも・・・まだまだ復活したばかりなのに、結構先端は行っているメーカーですね。
大きさやセグメント、詳しいパワートレインはわかりませんので、これ以上はなんとも言えませんが。

BXi7









BX7をベースにしたフルバッテリーEVも出展。つい先日ドイツデザイン賞を受賞したそうです。
確かにEV車にありがちなブルーのアクセント入りで、らしいデザインですがそんなにデザイン賞の大賞になるほど、ベースのBX7との違いもないんですが・・・




そのほかにBX7TSやBX5などのSUVも展示されていました。

ボルグヴァルドは前回のフランクフルトショウから出展していたので、なんとなく気にはかけていたので、今回も撮り収めましたが、やはり中国市場だけでの展開だと日本ではその情報がなかなか伝わっていませんね。しかも今回のフランクフルトショウは前回よりも、全体的にニュースや記事として伝えられていないのでなおさらです。
見たところ、これでドイツ国内にも復活と言っても、新興国メーカー的な扱いになるのかな・・・
でもドイツってスーパーとか行けばわかりますが、日本市場に中国産の物があふれかえっており、中国とかなり密接なんですよね。ボルグヴァルドが復活に当たり、中国資本を仰いだのはわからんでもない気がします。
さてイザベラはじめ、今後のボルグヴァルドはどのように進むのか?
2017年11月12日 イイね!

IAAフランクフルトショウ2017レポート KIA

 IAAフランクフルトショウ2017レポート KIAフランクフルトショウ2017レポート、引き続き第9ホールからサンヨンに続いて、KIAをご紹介。
ヒュンダイグループの一員でありながら、元VWグループのデザイナーであるペーターシュライヤー氏がデザイントップに就任し、ヒュンダイと並んでデザイン力の高さを誇る商品展開を図っています。今年は、GTコンセプトを量産化した5ドアファストバックの高級車スティンガーとコンセプトカーPROCEEDを発表してきました。

スティンガー



ペーターシュライヤー氏自らがチーフデザイナーを務めたGTコンセプトを基に、5ドアファストバックとして市販化したのがスティンガーである。ライバルは、アウディA7やBMW 6シリーズGT、VWアルテオンが当たり、今までKIAにはなかった高級セグメントのクルマであり、ライバルに負けない流麗で一目でKIAブランドであることが判るキーデザインを打ち出し、欧州でライバルに互角に戦える性能を兼ね備えている。
全長4830㎜、全幅1870㎜、全高1400㎜、ホイールベース2905㎜で、コンポーネンツの多くは、ヒュンダイグループの高級ブランドジェネシスG80をベースに使っている。
とにかくファストバックでありながら、スポーツカーに迫る低重心のデザインとなっている。

PROCEED











マツダの魂動デザインで採用されたソウルレッドクリスタルに近い深紅で、真っ赤なバックに、真っ赤なボディカラーのおかげでちゃんと全体のフォルム、ディテールの映り込みがうまくなかったですね。スティンガーをシューティングブレークにしたようなクルマですが、これでも次期CEEDのワゴン版として用意されるPROCEEDのコンセプトカーでした。
サイドウィンドウのグラフィックは、クロームで輪郭が美しく表現されており、さすが欧州専用車として勝負になるデザインをしていますね。

NIRO







Cセグメントに属し、ヒュンダイアイオニックとコンポーネンツを共用するNIRO。ハイブリッド車専用で、プラグインハイブリッドを用意している。アイオニックは、ハイブリッド、プラグインハイブリッド、EVとパワートレインの電動化三タイプを用意しているが、このニロにはまだEVは設定されていません。

SOUL EV



サブコンパクトのSOULにEVを設定。81.4kwのモーターと27kwhのリチウムイオン二次電池を搭載し、CVTを組み合わせている。充電口は電動開閉式フロントグリルの奥に設置され、一回の充電で約148km走行できる。充電時間は急速充電で24-33分、通常充電でも4時間20分ほどで完了するとのこと。キューブみたいなスクエアなフォルムですが、全幅は1800㎜もあり、サブコンパクトとはいえ大きい。でもルノーのカングーも1800㎜前後なので、欧州なら許されるのでしょうね。
2017年11月10日 イイね!

IAAフランクフルトショウ2017レポート サンヨン

 IAAフランクフルトショウ2017レポート サンヨン今夜は迷宮の第5ホールからワープして、いきなり第9ホールへ飛びます!フランクフルトショウ2017レポート。
第9ホールのトップバッターは、サンヨンです。韓国メーカーですが、今ではインドのマヒンドラの新本傘下に入り、SUV専業メーカーとして展開しております。
ただし、このサンヨンも昨晩お伝えしたThunder Power同様情報が少ないので、、またもや断片ながらレポートいたします。

Korando



コンパクトなSUV、コランドン。もともとはジープタイプのクルマとして1983年に誕生し、現在は3代目。なんんと初代コランドンには、コランドンファミリーとしていすゞ初代ビッグホーンがライセンス生産された過去もあったそうな・・・
現在はCセグメント相当のクロスオーバー型SUVとして、2.0リッターや2.2リッターのガソリン、ディーゼルエンジンを搭載している。

Tivoli



今年マイナーチェンジを迎えたサンヨン最小のコンパクトSUVチボリ。1.6リッターのガソリン、ディーゼルエンジンを搭載し、ライバルはサイズからすると、日産ジュークやマツダCX-3に相当する。ちょいと背の高い、角ばったスクエアなハッチバックとも言え、アクティブなSUVにしてはコンサバティブでもある。

Rexton



日本でも過去に売られていたサンヨンをSUVメーカーとして有名にしたミドルSUVレクストン。
2代目になりますが、今でもメルセデスからミッションの供給を受け搭載しているそうな・・・
デザインがルノーのクロスオーバー、コレオスやカジャーみたいです。ルノーも韓国にルノーサムスンという傘下のメーカーを抱えているせいか、どこか似通っていますね。

欧州では日本以上にSUVが市場を旋風しているせいか、こうしたSUV専業メーカーでも十分成り立っているんでしょうね。マヒンドラが今後、どのようにサンヨンを活かしていくのか?インド、中国資本はボルボやジャガー&ランドローバーを見ていると、とにかく金は出すけど、口と手はそんなに出さずにうまくコントロールしているのを見ていると、どうなのか。
2017年11月09日 イイね!

IAAフランクフルトショウ2017レポート Thunder Power

 IAAフランクフルトショウ2017レポート Thunder Power迷宮の第5ホールのレポートが続くフランクフルトショウ2017レポート。
今夜はその中でも格別なメーカーをご紹介いたします。Thunder Powerでございます。
台湾で電動工具の生産メーカーであるThunder Power社がクルマの開発、生産を手掛け、そろそろ欧州でも発売に漕ぎつけるとか・・・
ただし、情報が少なくちょっとあまり詳しくレポートできないので、画像とちょっと古い情報になりますが、断片的ながらレポートいたします。

SUV







Thunder PowerのSUV。市販レベルにあるようでいて、コンセプトモデルの域を出ないディテール。中国メーカーが手掛けるような緩そうなデザインですね。オリジナリティをディテールで出そうとして、フロントグリルは渦のような楕円で構成されていたり、ボディサイドのキャラクターラインにかなり凄い曲線を使っていたりしている。でもEV専用のボディの割に、既存の他社のガソリン車にあるようなフォルムで、EV専用車としてのデザインを感じませんね。






エクステリアのデザインから一転して、インテリアのデザインはパッケージともども、斬新。フロアがフラットであることはEV専用車としてのメリットを生かしていますが、それ以上にコクピットやダッシュボードのデザインは全面ディスプレイと言っても過言ではないくらいです。ITが得意な台湾企業らしいデザインですね。

セダン









セダンもフォルムは既視感あふれるものですし、この開発途中のカモフラージュ調のデコレーションはなんとも凄いですね。アルファロメオのジュリアを開発車両に使って出展したのかと目を疑いたくなりました。このような段階で、Thunder PowerのEVセダンをうんぬんするのはどうかと・・・






シャーシも展示されておりましたが、こちらを見るとまぁしっかり開発はしているのかと・・・
それにしてもリアホイールのハウスが異様に高いのには驚きました。フレームは異様に太いですね。

台湾企業が手掛けるEVですが、アジア版テスラにでもなろうとしているのか?これでも技術者に元テスラやロータス、ブガッティに在籍していたメンバーがいたり、ザガートに在籍していたデザイナーがいるようですが、まだよくわかりませんね。
でも元日産自動車でGT-Rを開発していた水野さんが、台湾のレクスジェンの開発トップになって、日本と台湾を開発圏方式と称して、欧州のトップメーカーのように車両開発に乗り出していることを考えると、いずれ日本でも台湾だけではなく、アジアの諸外国のメーカーと提携してクルマの開発をしていくことになるのかも知れませんね。
そういうことを見越して、Thunder Powerのようなメーカーを見れることは大事なのかも知れません。東京モーターショウには台湾や、韓国、中国メーカーの出展は特になかったようですが、いずれそう遠くないうちに、東京モーターショウでも出展していくのか?それとも日本の市場なんかはなから及び出ないのか?
でも鴻海のような電気のトップメーカーがある台湾ですから、いずれクルマの分野でも世界のトップに出てくるのかも知れませんね。

プロフィール

「流浪の遠征2022秋、欧州フランス編その2 ルマン24hrミュージアムその3 http://cvw.jp/b/174658/47015200/
何シテル?   06/10 20:36
いすゞビークロスオーナー&ファンクラブ【VehiSQUARE(ビースクエア)】の世話人にして、国内導入が見送られたいすゞ最後のSUV「AXIOM(アクシオム)」...
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