
パリサロン2014 お次は、おフランスの巨頭PSAプジョーのご紹介。

おフランスメーカーは本場であるせいか、ここプジョーも激混み!
これで写真や動画を撮る方が至難の業です。
クォーツコンセプト
プジョーが未来のSUVを提案したコンセプト。次世代のプジョーデザインに、パワフルなハイブリッドパワートレインを組み合わせるクロスオーバーモデルである。
ハイブリッドパワートレインは、エンジンが1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「THP」。最大出力270hp、最大トルク33.7kgmを発生する。モーターは2個。前後に、それぞれ最大出力115hpのモーターを配置する。トータル出力は、500hpと強力。ZEVモードでは、最大50kmのゼロエミッション走行が可能のようです。

いすゞが1997年に発表したVX2を彷彿とさせるラリーレイドでも活躍できそうなスタイルに酔いしれました。おフランスメーカーのコンセプトカーでは一番の傑作だったかも…

インテリアも泣かせます!まさしくおフランス版VX2!
2008ダカール
昨年発表した208ベースのクロスオーバーモデル2008のパリダカ出場車?2008ダカール。
完全なモンスターです。2008の意匠を借りて、ここまでデカくなりました。

208をベースとしたサーキットモデルとラリーモデル。
308GT
昨年モデルチェンジした308の高性能版GT。208だとGTiですが、308はGT。こちらはよりグランドツアラー的なラグジュアリーな性格が強いんでしょうか?ちょっと地味目で気づきませんでした。
赤と黒の縦割りツートンで派手だった308Rが市販されると思ったんですが、先にGTのようです。

合計62個のLEDで構成されるヘッドライトを専用装備。リアバンパーのブラックラッカー仕上げのディフューザーと、ツインエグゾーストパイプも、308 GT専用。ボディカラーには、マグネティックブルーが専用色として用意。
足回りには、18インチアルミホイールと、ミシュラン製「パイロット・スポーツ3」タイヤを装着。サスペンションは強化チューニングを受けており、車高はフロントが7mm、リアが10mm低められる。大径ブレーキも採用。
搭載エンジンは、ガソリンが直噴1.6リットル直列4気筒ターボ「THP」。最大出力205ps、最大トルク29kgmを発生する。最大トルクは1750‐4500rpmで引き出される特性。トランスミッションは、6速MTを組み合わせた。欧州複合モード燃費は17.8km/リットル、CO2排出量は130g/km
のようです。
208 ハイブリッド エア2L
208ハイブリッド FEの進化版。PSAプジョーシトロエンが開発した新世代ハイブリッド技術、「ハイブリッド エア」を採用。空気(圧縮空気)を使ったハイブリッドシステムという点が特徴。また、カーボンファイバーやアルミ素材の採用により車両重量は、市販車の208の960kgから860kgへ、100kg軽量化。
ハイブリッド エアのシステムは、1.2リットル直列3気筒ガソリンエンジン(最大出力82ps)、ギアボックス、モーター、圧縮空気タンクなどで構成。ハイブリッド エアでは電池を使わず、圧縮空気がバッテリーの役割を果たす。
走行モードは3種類。ガソリンエンジンで駆動する「ガソリンモード」、ガソリンエンジンとモーターで駆動する「複合モード」、モーターだけで駆動する「エア(ゼロエミッション)モード」の3種類の走行モードを備える。エアモードでは、圧縮空気によって、モーターを駆動する。
208 ハイブリッド エア2Lの欧州複合モード燃費は50km/リットル。車名の「2L」が意味するように、100km走行して、わずか2リットルの燃料しか消費しない燃費の良さを備える。
新型508
デビューから3年半にしてビッグマイナーチェンジをセダン、SW(ワゴン)とも実施。
フロントフェイスは、グリル、ヘッドランプ、バンパー、ボンネットが新デザインとなり、表情を一新する。バンパー内のLEDデイタイムランニングライトも新形状。

リアは、テールランプやバンパーが新しい。

インテリアは、ダッシュボード中央に、7インチの新型タッチスクリーンをレイアウトし、各種情報表示を集約。従来よりもスイッチ類の数を減らした。センターコンソールには、新しい収納部を採用。各種素材を見直し、クオリティが向上していた。
508RXH
508のクロスオーバーモデルであり、ディーゼルエンジンとモーターによるハイブリッドシステムを組み合わせた4WDモデルでもある。こちらも508のマイナーチェンジに伴った変更を受けている。
108
トヨタアイゴ、シトロエンC1とともにモデルチェンジを受けたプジョー108。
基本的な骨格は共通だが、フロントフェイス、テールゲートのデザインをプジョーのアイコンデザインを取り入れて独自の仕様に仕立てているが、3車の中で一番シックであり、ある意味地味にも思う。

208XYのようなエレガントで艶めかしい仕様にするとなかなかおしゃれである。

インテリアもシック。

テールランプの意匠は、508や2008を彷彿とさせる。
エグザルト コンセプト
北京モーターショー14で初公開され、今回のパリサロンで一部仕立て直しで展示されたコンセプトカー。プジョーが4ドアクーペを提案した1台。2012年秋、パリサロン2012において発表したスーパーカーコンセプトカー『ONYX』のデザインモチーフを導入しながら開発された。
こちらもハイブリッドシステムを導入し、、「ハイブリッド4」のガソリン版で直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力270hpを発生。最大出力70hpのモーターと合わせて、トータル出力は340hpとなっている。
そして最後にクルマだけじゃなくこちらも…

原チャリに、スクーターに、電動アシスト自転車。
デザインモチーフに、クルマの208や508の意匠がちゃんと織り込まれています。
Posted at 2014/10/18 15:49:40 | |
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パリサロン2014 | 日記