もんちっち＿♂のブログ一覧

この前栗林誠一郎氏を紹介したのに続き、ＺＡＲＤと言えばむしろこの人の方がダントツ有名なアーティスト、織田哲郎さん。
ＺＡＲＤだけではなく、Ｂｅｉｎｇブーム全盛期にはヒット曲といえば彼の作曲した作品ばかりがチャートインした時期があったし、Ｂｅｉｎｇ以外にも酒井のりピーの「蒼いうさぎ」だとかｋｉｎｋｋｉｄｓへの楽曲の提供、相川七瀬をはじめとするアーティストのプロデュースを手がけたりし、日本の作曲家の中でも相当な記録を残したのではないだろうか…
最近、彼が以前他のアーティストに提供した楽曲をセルフカバーしたアルバム「Ｍｅｌｏｄｉｅｓ」を手に入れることができ、久しぶりに聞いたのだが、往年の名曲は彼のうまくも渋い年のとり方と同じく随分大人っぽくて渋く、そしてどこか優しさを感じる仕上がりだった。このアルバムは全曲彼が歌っているのだが、彼自身５，６年前にスペインで強盗に襲われ声帯を痛めたらしく、彼曰く、以前の４０％程度の声しか出せないと言っていたが、それでも十分いい歌声を聞かせてくれる。もうかれこれ５０代に差し掛かっているアーティストだけど、渋くなった外見とは裏腹に、切なさと優しさを併せ持つ歌声に、魅せられてしまった。
このアルバムは、１０年以上前に発売されたセルフカバーアルバム「ＳＯＮＧＳ」の続編といってもいいが、今回はＺＡＲＤの楽曲が２曲含まれており、最高のヒット曲「負けないで」が収録されていた。この曲は以前、１０年も前になるが、京都のあるライブハウスで彼のアコースティックライブに参加した時に、トークコーナーの最中演奏されようとしたことがあった。しかし「負けないで」と歌った瞬間、「俺が♪負けないでって変だぞ、やっぱり♪負けないぞかな・・・」とか言って結局話のネタで終わってしまい聞けずにいた。このアルバムでは、原曲のアップテンポなリズムとは違い、かなりスローで静かな、むしろ原曲より詞の良さが浮き出る仕上がりだった。
「負けないで」をはじめとする多くのＺＡＲＤの楽曲を手がけた織田さん、実はＺＡＲＤの坂井さんは生前、２、３回しか会ったことがないという。楽曲を製作する際に、提供するアーティストと会ってしまうとそのイメージに捉われて作曲しにくいという。また中にはストックしていた曲から何曲か選んで、その後に坂井さんが詞をつけたりするほうが多かったようだ。
久しぶりに織田さんのアルバムを手にしたが、奇しくもＺＡＲＤの坂井さんが逝ってしまった後だった。アルバムのライナーノートには、織田さんから坂井さんへのメッセージとして、素晴らしい詞を与えてくれたことに感謝する意味のことが書かれていた。なんとも切ないが、とくに「負けないで」という曲は励ましのメッセージを伝えた最高の曲と詞かもしれない。

アメリカやヨーロッパのメーカーでよく出してくるのが、自社ブランドでデザインした自転車。
ロードタイプが多いですが、ハマーのようにオフロードタイプもあったりする。
一時期、ツールドフランスのサポートをしていたプジョーがよく自転車をだしていましたが、その中でも実際の２０６シリーズで特別仕様車として発売したことのある「ローランギャロス」の自転車は今でもかっこよくて、手に入れたいものです。
そんなローランに恋焦がれ、最近再び自転車に乗りたがっている自分にとって、アルファのブースで見かけたこのバイスコーにはかなり惹かれてしまった。（轢かれてはいませんよ、あしからず）
どこかで売っているんですかね。もし売っていたらアクシオムに常備して、箱根なんかで乗り回したいものです。

アルファのブースを再び訪れる。
いすゞの方との散策ゆえに、ディーゼル車にフォーカス。
ベルトーネデザインのアルファＧＴに、１．９リッターのＪＤＴＭなるコモンレール式直噴ディーゼルを乗っけたＱ２なるクルマです。
外見からはあまりディーゼル車だとわからなかったので、運転席側からタコメーターを指して、「これ、６０００回転までしかないでしょ」って･･･

しかし、このクルマ日本国内では今後売る予定はさっぱりないようで、単に世界的な展開で展示したそうな。日本で密かに展開を目論んでのものかと思ったが、日本の販売元にはそんなことはさらさらない考えていないようだ。
とにかくアルファの日本展開でつくづく思うのが、販売元のまずさ。いいイメージはあるのに、そのイメージに捉われすぎて、持って来る商品を限定しすぎている。未だに赤いボディカラーをメインで売ろうとしていること自体、古い。
もしアルファを買うことが許されるなら、絶対レッドなんて選ばないぞオレ！
って、いつ新車を買えるんだ！オマエ！って言われそうです。オレ…

この後、いすゞの説明員の方と会場内をとある目的で鑑賞。
トヨタのメインブースでのプレゼンテーション撮影が目的だそうです。
こういう他社のブースを記録しておくようです。

やはりトヨタって凄いと思うのは、新しい未来を未だに追い求めていて、しかも環境に対しても抜かりない。それにｉＲｅａｌをはじめとする一連の出品作は、クルマにこだわるというより、移動手段や社会的なツールとして考えている。
こう書いちゃうとクルマ狂にとってつまらんとも思えないことも無いけど、生き残るすべはとことん考えている。
あとはそれをどう感じるか…
ＧＴ－Ｒに人気がひとり取られている感じのＴＭＳだったけど、それがホントにこれからのクルマにとっていいことなのか？そこにはやはり未来ってあまりないような気がした。
トヨタって企業や商品自体、肌に合うとかといえば会わない部分が多いけど、やはりこの企業は日本一、世界一の企業だと思わされる空恐ろしい企業だと思う。

初代エルフ、このクルマはＴＭＳに向けて１年かけて立派にレストアしたようです。
藤沢工場の試作部隊の方々が日々作業に当り、錆びさびのエルフを見事に復活させました。中にはフレームを一から作り直しそうですが…
現在、続・三丁目の夕日の公開とあいまって、こういうノスタルジックで郷愁を誘う展示ってうまいなぁ～と思う。
以前ＳＵＶでぶっ飛んだ未来的なブースが、こうまで変わるとかおもってもみませんでしたが･･･
初代エルフはきちんと自走できるそうで、藤沢工場内でプロモーション撮影をした映像が流れていましたね。ただし排ガス規制の関係で、公道は走れません。