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だっく916のブログ一覧

2024年04月25日 イイね!

懐かしのRCを引っ張り出す【だっく軒下整備工場】

懐かしのRCを引っ張り出す【だっく軒下整備工場】皆様、二週間ぶりでございます。(汗)

ちょっと不運な出来事がありまして
その対応に追われていました。

詳細は次のブログで書きます。(予告)


今回のブログ、
みん友の「ふじっこパパ」さんのブログを読んでいて
「久々に引っ張り出そう」と思い付いたのが始まりです。

何を引っ張り出してきたかと言うと


うちの押し入れに眠っていたラジコンカーです。

だっくは基本的に不要になっても
「将来、また使う時があるかも?」と
物を捨てないタイプです。

物を捨てないと言っても、
趣味の世界の物だけなので、
多少、押し入れを圧迫しているだけです。(笑)
(現在、DUCATI916のパーツが一番多いです。(笑))


なので、このラジコンカーも
だっくが中学生の時(今から35年前)に購入した物です。


「京商」製の「ターボロッキー」

当時の京商のトップモデルは「オプティマ」と言う車両。

ターボロッキーは
オプティマの後に販売されたモデルなのですが、
装備を確認すると色々と減価版でした。

ですが、
当時の最新機構
「ユニバーサルスイングシャフト」
(車で例えるとドライブシャフトがデフからホイールまで繋がっています)
が標準装備だったりします。

外装を外すと

こんな感じ。

元々、チェーン駆動の4WDですが、
上で書いたユニバーサルスイングシャフト(右フロント側)が
1本折れて3WD(笑)になり、
ステアリング制御が出来なくなったので
チェーンを外して2WDの後輪駆動にしました。

余談:
 当時、まだ中学生でしたので
 折れたユニバーサルスイングシャフトを
 再度、購入する余裕はありませんでした。

現在のラジコンカーのスロットル制御は電子制御の「アンプ」と呼ばれるものが標準で搭載されていますが、
当時のラジコンカーには機械制御の「スピードコントロール基盤」が付いていて、
抵抗の量を調整してモーターへの電力量を調整しているみたいでした。
(残った不要な電力はセメント抵抗で消費)

スピードコントロール基盤、
受け取る電力が強すぎるのか
たまに発火して燃えるんですよ。
(記憶では1年に2回ぐらい交換しました。)

最終的に手持ちのスピードコントローラー基盤の在庫が無くなったので
走らせることが出来なくなり、
押し入れに仕舞い込みました

そんな感じで土の上を走らせて遊んでいた車両です。



で、
時は過ぎて社会人になり、
ラジコンカーで遊ばなくなりましたが、

ある日、模型屋さんで
「アンプ」が安売り(新品が1万以上、購入金額が3000円ほど)していたので購入後、
10年ぶりぐらいにラジコンカーを引っ張り出して

アンプを搭載。

「青色のボックス」と
「Futaba」マークのある「横長のボックス」がアンプです。

アンプを搭載することにより電子制御になりましたので

セメント抵抗も撤去。

これでまた走らせることが出来る。と、
少しの間、遊んでいましたが、
周りに誰もラジコンカーで遊ぶ人が居なく、
テンションも続かなかったので、
またしても押し入れ行きに。


それから約20年。
最近、昔のラジコンカーが再販されているみたいで
「ふじっこパパ」さんのブログを読んで
ラジコンカーの熱が蘇ってきましたので
今回、また押し入れから引っ張り出してきました。

さぁ、
ギアボックスを全バラしてグリスアップしないと。

35年前の車両なので
電子機器は正しく動くのか?と言う不安はありますが
なんとか復活させて見せます。(燃)
Posted at 2024/04/25 14:19:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | だっく軒下整備工場 | 日記
2013年08月05日 イイね!

【マジェスティ250】部品交換

【マジェスティ250】部品交換今回のブログも前回の続きで
みん友の「魚民くん@SKY WALKER α」さんの
バイク「マジェスティC」を、お預かり整備している内容です。


前回のブログでダイヤフラムというゴム製の部品が
破れていたのが原因でパワー不足の現象が出ていたので
今回、部品交換します。


今回、ダイヤフラム交換以外にも作業することがあります。


これ

エアークリーナーBOXを取付けていた部分のボルト、
二箇所のうち、一箇所が折れてしまったのです(>_<)


なので、これを取り除かないと
エアークリーナーBOXが取付出来ません。

早速、作業開始。

残っているボルトを削って
ネジ山を修復後、
新しいボルトでエアークリーナーBOXを取付ける作戦。

なので、
「電動ドリル」と「タップ(ネジ山修復道具)」を準備。

さぁ、作業しますよ。


ここで改めて残っているボルトを見てみる。

後ろ側に結構、突き出ている。

ダメ元で、突き出ているネジ部分を指で摘んで緩む方向へ回してみる。

クルクル・・・

クルクルクルクル・・・・

手で緩む!!

電動ドリルとタップ、必要なかった(^^;)



ある程度まで緩めた後、
反対側からラジオペンチで掴んで

クルクル・・・

クルクルクルクル・・・


結果、

無事に取れましたw


ネジ山を崩す事なく取り外し出来て良かった。



次の作業。

前回のブログで
エアーフィルターのカスが大量にエアークリーナーBOX内に
溜まっていた事を書いたのですが、
元々あったスポンジ状のエアーフィルターが
経年劣化によりボロボロになって砕けていたのです。

と、いうわけで、
現在、エアーフィルターは装着されていない状態。

純正部品の金額を調べてみると・・・

高っっ!!(>_<)

うーん・・・

どうしようかな?

と、思っていたとき、ふと思い出した。

うちに汎用品の使ってないエアーフィルターがあったよね。


ゴソゴソ(探し中w)



発見。

マジェスティにはエアーフィルターを固定するための
金網状の物が付いているので
型紙代わりにして作成します。

大きさ的には・・・


うん。大丈夫。

ハサミで余分な部分をカットしていきます。

ゴソゴソ(作業中ww)


出来ました。

さぁ、あとは車体に取付。


その前に、
この手のエアーフィルターは湿式タイプなので専用オイルを塗りこむ必要があります。


10年ぐらい前に購入したエアーフィルター用オイルスプレー。
ずっと所有していたのですが、
滅多に使用しないものなので
ずっと、押入れの中で眠ってましたw

シューっとエアーフィルター全体に吹き付けて完成。


全て外してある状態から


土台の金網を取り付けて


自作のエアーフィルターを取付。

その後、

フタを取付ければエアークリーナーBOXは完成。



ここからダイヤフラムの交換作業です。


新しいダイヤフラムは箱に入った状態で届きました。

早速、取り出し。


新旧比較。

旧のプラスチック部分、かなり茶色に変色してますね。
長期間の使用でガソリンが付着したのでしょうね。

針状の物は移植して使用しますので
旧ダイヤフラムから取り外します。


針状の物、単体はこんな感じの部品。

この部品、ダイヤフラムの上下する動きに合わせて
ガソリンの供給量を決める大事な役割をする部品。


新ダイヤフラムへ組込み


出来ました。


あとはキャブレター本体へ取付ければ部品交換は全て終了です。


キャブレター上の円状の部品を外すと


こんな感じです。

ここへダイヤフラムを取付。

ゴソゴソ(作業音)


取り付けできました。

この上に先ほどの円状の部品を取付ければ完成。





ここでエンジンを掛けて確認してみます。


キュルルルル・・・(セルモーターが回る音w)

ウォォォォォン(エンジン掛かった音ww)

アクセルを回してみると・・・

おぉ~

以前よりタコメーターの回転数上昇速度の違いがハッキリと判りました。(^-^)


部品交換は全て終了しましたので

バラした外装部品を元通り戻していきます。



メットインスペースとシートベースを取付て、


外装部品を取付けて、

最後に

シートを取付ければ、全て完成~



早速、試走へ。

加速、減速の繰り返し。

うん。

パワー、元通りに戻った。


直ったぁぁ(^o^)



色々と試しながら走ること数十キロ


道の駅「さんわ182ステーション」で記念撮影。



ん~~

良い仕事した(満足)
Posted at 2013/08/05 03:57:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | だっく軒下整備工場 | 日記
2013年07月29日 イイね!

【マジェスティ250】原因追求

お久しぶりです。

最近、ブログを書いていませんでした(汗)

いろいろと整備していたので少しづつアップしていきます。 m(_ _)m



今回のブログ、
みん友の「魚民くん@SKY WALKER α」さんの
バイク「マジェスティC」を再度、お預かり整備している内容です。


事の始まりは、

「最高速度が70キロぐらいしか出なくなった」
「エンジンのパワー感がなくなった」

と、いう話から始まりました。


ネットで調べてみると、
ウェイトローラーが磨耗すると
最高速が落ちるという情報があったので交換してみることに。



と、いうわけで
だっく軒下整備工場(うちのガレージの名前ですww)に持ち込まれました。



早速、分解します。

カチャカチャ(作業音w)



ケースカバーを外した後、プーリー(画像左側の円形状の物)の外側を外すと
こんな感じになります。

ウェイトローラーはプーリーの中に入ってますので
プーリーを取り外し。


外したとこ。


向きを裏側にすると

こんな感じ。

プラスネジ4本で留まっているので外します。
(画像は既に外してある状態です。)


カパッ(裏側のフタを開ける音w)


中身はグリスだらけ。


こちらが新品のウェイトローラー


旧ウェイトローラーを確認してみると

まだ問題ないレベルですが、変形してる(汗)

ちなみにスクーターのプーリーはギア付きバイクで言うと
ミッションの役目をします。

ウェイトローラーがプーリー内で遠心力によって外側に移動すると
プーリーが動いてギアが高速寄りに変更される仕組みなので
ここがスムーズに動かないと加速が悪かったりします。
(詳細説明は関連情報URLを参考にしてみてください。)

プーリーを組んだ後、手で動かしてみると以前よりスムーズに動くようになってました。


さぁ、後は元に戻します。


プーリーを組み込んだ後、Vベルトをかけておいて
外側のフィンプレートを取付けます。

ここで専用工具登場。

足で動かないように押さえている工具。
プーリーのフィンプレートを動かないように固定させるための工具です。

プーリーのフィンプレート部分のボルト、
エンジンのクランクシャフトに直結しているボルトなので
普通にトルクレンチだけで締めようとすると
クランクシャフトが回ってしまうので締め付けられないのです。

なので、
専用工具でクランクシャフトを動かないように固定して
トルクレンチでナットを締めます。
トルク値は60N・m


交換後、試走してみましたが
変わってない(>_<)



うーん・・・


その他に考えられるのが吸気系とか制動系。

例として、
吸気系はキャブレターの詰まり
制動系はブレーキの引きずり などが思いつきました。

で、

エアーフィルターのカスがエアークリーナーBOX内に
いっぱい溜まっていたとの事だったので、
吸気系から確認してみる事に。

吸気系確認の為には
色々と分解しないと辿り着けません(>_<)

さぁ、頑張りましょう。


現状で、この状態から。

少し外装が外れている状態からスタート。

カチャカチャ(作業音ww)


外装部品、外れました。

あとはメットイン部分を外せばエンジンが見えるハズです。

その前にメットインの中身を全部、出しておかないとね。

ゴソゴソ(作業音w)


ん?


何かある・・・

こ、これは!!


車載工具発見!!

ドライバーにスパナ2本。
簡単な作業は出来そうですね。

ビックスクーターにも車載工具は搭載されていたのですね。

搭載されてないものだとばかり思ってました。(^^;)



ちょっと脱線しました。

話を作業に戻しますね。

メットインスペースを外します。

ようやくエンジンと、ご対面出来ました。


外したメットインスペースはこんな感じ。

どこかで二分割出来る物なのかな?
と、思ってましたが、
これで一個の部品でした。


エンジン周りを確認してみる。

結構、汚れてる・・・

メンテの基本は掃除から。

(例えば、部品に異常があったとしても汚れてたら見逃してしまいますからね。)


よし。掃除しよう。

ゴシゴシ

ゴシゴシゴシゴシ・・・



綺麗になりました(^-^)



キャブレターのエアー通り道に
エアフィルターのカスが溜まって不調になってるのかな?

と、思いながらバラしてみると・・・



あれ?

凄く綺麗だ・・・


ん??

だとすると、キャブレターとエンジンの間に目詰まりしてるのかな?


(横切っている棒状の物はインテーク側のバルブです。)
あれ??

こっちも凄く綺麗だ・・・


うーん、うーん・・・・

何が原因?


吸気系で残す部分はキャブレター内部。

なので、
キャブレター本体をバラしてみる事に。



画像中央の円状のフタみたいなものがキャブの上部分なのですが、

それを外して

中身の「ダイヤフラム」というゴム製のパーツを取り出してみる。


これがダイヤフラム

エアークリーナーボックスから空気を吸引する力(負圧)を利用して
キャブレター内で上下してエンジンへ空気を送る量を調整している部品。

負圧が掛からなければ上下出来なくなるので
エンジンへ空気を送る量が減少します。



まじまじと確認していると・・・


ん???

変形してる・・・・


外側から見てみると



ゴムが破れてる!!

原因はこれかぁぁ


上で説明しましたが、
ゴムが破れている影響で、エアークリーナーからの負圧が半分近く抜けていたので
エアーがエンジンへ必要分、供給できない為に
パワー不足と最高速落ちが発生した様です。


何にしても原因が判って良かった。

これで直せますよ。(^-^)



余談:
 パーツの金額を調べてみると思っていた以上に
 高額で驚きました(涙)
Posted at 2013/07/29 10:12:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | だっく軒下整備工場 | 日記
2013年05月17日 イイね!

【マジェスティ250】フロントフォークオーバーホール

遂に今回のブログで
みんカラでお友達の
「魚民くん@SKY WALKER α」さんの
マジェスティC(バイク)の整備した内容も最終回になります。


前回のブログでフロントフォークを全バラ後、
部品交換要が判明しましたので、
その作業記録です。

まず、フロントフォークの中に入っている
シリンダがフォーク下側からヘキサボルトで締め付けてあるので
これを外します。

ただ、普通にハンドツールで緩めようとするとシリンダごと
共回りするので外すことが出来ません。

なので、



一気にトルクが掛けられるインパクトレンチで外します。


ボルトを外したので
続いてアウターチューブを引き抜きます。

まず、オイルシール抜け防止のクリップを外します。

あとは、オイルシールとスライドメタルが圧入されているので
数回、下に向かって引っ張ります。



無事に外れました。


あとはフォークのトップキャップを外せばフォーク全体が取り外せます。

同じ要領でもう片方も外します。



取り外すと、こんな感じになります。


フォークのアウターチューブを引き抜いた際、フォークオイルも抜けるのですが、

各フォークオイルの色が
左フォークは「ちょっと黒くなった赤色」
右フォークは「完全なる灰色」

見た瞬間、

えぇ!?
と、思いました。

なぜ、こんなに左右で色が違うのか不思議だったのですが、
しばらく考えてみて、一つの結論が出てきました。

左右のオイルシール状況から考えて
きっと、左フォークだけオイルシール交換で一度、
オーバーホールしているのでしょうね。

で、
右フォークはオイルが漏れていないのでそのまま使い続けたと。

うん。
変なステアリング特性、やっぱりこれが原因でしょうね。

左右でこれだけフォークオイルの劣化度が違えば
動きのバランスが狂ってステアリングに影響が出るハズです。



フロントフォーク、全バラ出来ました。
(自民党は気にしないでくださいw)

一つ一つパーツを掃除して不具合箇所が無いことを確認しながら
消耗品(ガスケット、Oリング)を交換しながら組み立てていきます。



形になりました。

でも、



まだ「スライドメタル」と「オイルシール」が
圧入出来ていない状態。


ここで登場、特殊工具。


オイルシールプッシャー

画像上段の左側が圧入するための道具。
右側が打ち付ける道具(ハンマーの役割をします。)

画像下段左側がスライドメタル
右側がオイルシールです。


まず、スライドメタルをセットして
ガンッガンッと打ち付けて圧入。

その上にスペーサー(ワッシャーみたいな形のもの)を入れて
更に上へオイルシールを圧入。



出来上がった状態がこちら。


抜け防止の為にクリップを取付た後、
最後にダストシールを取付ければ完成。



あとはフォークオイルを注入。

サービスマニュアルに書かれている通り、
粘度は「#15」
オイル量は「145cc」
を注入します。
(同じマジェスティでも、年式によって粘度やオイル量は異なる様です。)



注入後、エア抜き作業。

ゆっくりストロークさせていくと、
ボコボコ音を立ててエアが抜けてきます。

ストロークを繰り返すこと60回ほど。
エアも無くなった様なのでエア抜き終了。

オイル量はサービスマニュアルに沿って正しい量を注入しているのですが、
でも、大事なのはオイル量ではなく、油面の高さ。
サービスマニュアルには「91mm」と記載がありますので、
それに合わせて調整。

あとは、逆の手順で組み上げれば完成。
(同じ絵になるので画像はありません。)


完成後、
試運転してみないとわからない事もあるので
(足回りの荷重の掛かり方とか)
実際に20キロほど距離を走ってみました。


コーナリング時の感想。
見事に変なクセが無くなりました。
でも、
ちょっとだけ「グニャ」っと、
タイヤが潰れる様な感覚が残るのが気になる。

停車してタイヤを押してみる
プニプニ
ちょっとヘコむ・・・
空気圧が若干低いことが判明
原因は空気圧でした。

空気圧調整して再度、試運転

おぉ~
文句なしの足回り。
今まで底付きしていたぐらいの段差も走ってみましたが
底付きすることなく、衝撃を吸収している。


バイクでも機械でも直ると気持ち良いですよね。(^-^)

良い仕事した(満足)
Posted at 2013/05/17 17:57:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | だっく軒下整備工場 | 日記
2013年05月13日 イイね!

【マジェスティ250】フロントフォーク状態確認

今回のブログも

みんカラでお友達の
「魚民くん@SKY WALKER α」さんの
マジェスティC(バイク)を整備した内容です。


事の発端は
以前、ギアボックスのオイルシール交換時に試走してて気付いたこと。

ステアリングに変なクセがある。
走行中に少し車体を傾けるとステアリングが更に切り込もうとする。
その瞬間、頭に浮かんだのが
「ステムベアリングの消耗」

早速、チェック。
センタースタンドを立ててフロントタイヤを浮かせた状態で
ハンドルを左右に切ってみる。

あれ?
全然、引っ掛かりとかなくスムーズに動く。
問題なし。

ん?
スクーターのステアリングの特性ってこんな感じなの?

納得はしていませんが、試走再開した時の出来事。

それなりの段差を越えようとした時。
フロントフォークから
「ゴンッ」っと
金属音と共に振動がハンドルに伝わってくる。

あ~
フロントフォーク底付きしてるよ・・・

と、いうわけで、

変なクセの原因は
フロントフォークが底付きするぐらいにオイルが劣化している状態だと判明。


今回、点検および修理することになりました。

多分、フロントフォークオイル交換だけで直るハズ

と、いう思いのもと

フロントフォークの現状確認作業開始。


まず、フロントパネルを外します。


外した状態。
オーディオやHIDを搭載しているのですごい配線の量です。


え?
何で足回りの整備の為にフロントパネル外すの?って?
それは、


こんな感じでフロントフォークのトップキャップが
もの凄く狭い場所にあるので
フロントパネルを外さないと工具が入らないのです。

あと、フロントフォーク全体を見るためでもありますけどね。


ちなみにマジェスティのフロントフォークは
トップキャップを外さないとフォークを引き抜けない構造になっています。



キャリパーを外して暴れないように固定しておきます。



フロントフェンダーも外しておきます。



センタースタンドと2トンジャッキで支えておきます。
2トンジャッキを当てている場所は丁度、
ジャッキアップポイントなのです。

以前のブログのディスクローター交換時には
ジャッキアップポイントがある事を知りませんでした。(汗)

ふと、下廻りを覗いた時、
ジャッキアップポイントらしきものがあったので
ヤマハのショップで聞いてみて判明しました(大汗)


ダストシールは硬化してヒビ割れていて交換要。
さぁ、オイルシールはどんな感じかな?


左フロントォーク
(車両に乗った状態から見た位置でご説明w)


うん、綺麗。

・・・と、思いましたが
キラリと光る液状のものが付着している。

ウエスで拭き取って確認してみると、
「赤色」

え~っと・・・
確かヤマハ純正のフロントフォークオイルが同じ色(赤色)だったハズ。

と、いうことは・・・
オイルシールもオイル漏れしているからアウト。



続いて右フロントフォーク

・・・あ~
オイルシール、アウト確定w

サビてるし、
オイルシールの周辺に付いている
バネの形状が変形してるし・・・


最初は、
「フォークオイルだけ替えれば直る」
と、気楽に考えてましたが
結構、大変な事になってきました。

よし!!
気合を入れてバラそう(燃)



次回は遂にマジェスティ整備の最終回
「【マジェスティ250】フロントフォークオーバーホール」の予定です
Posted at 2013/05/13 08:38:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | だっく軒下整備工場 | 日記

プロフィール

「以前、福山駅にあった、キン肉マンのロビンマスクが、鋼の錬金術師のアルフォンス・エルリックに変わってた。」
何シテル?   01/06 13:22
だっく916です。よろしくお願いします。 以前から、整備や情報収集で色々と参考に させていただいていましたが、 「S2000」、「DUCATI916」...

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