年末になりましたね。
年内の仕事も終わらせて休日の人も多いのではないでしょうか?
だっくはまだ仕事してます(涙)
年末年始休暇は短いですが、それまで仕事を頑張ります。
今回のブログも過去にブログの準備だけしていて
アップ出来ていなかった一つです。
ちなみに、今回のブログから
今年(2021年)のお話になります。
2021年2月。
ブログのタイトル通り、
MVアグスタF3のユーザー車検に行ってきました。
と、
ユーザー車検を受ける数日前のお話から。
うちのMVアグスタF3、
現状では車検に通らないので、
まず、車検仕様へ変更します。
車検の時以外は、本国(イタリア)仕様のマフラー(3本出しショート管)
を使っているため、
日本仕様マフラーへ戻します。
上の画像の通り、左右のアンダーパネルを外して、
ボルトを3か所外します。
1か所目
車両右側 ブレーキペダル奥
2か所目
車両右側 ステップ下側
3か所目
車両左側 サイドスタンド奥
それぞれ赤丸で囲んである部分のボルトを外します。
画像1か所目のボルトを外す際、
ブレーキペダルに工具が当たるので、
ブレーキペダルの支点を固定しているボルトを外した方が作業しやすいです。
あとは、マフラーを外すのに邪魔な「右側のステップ」を外して
マフラーを後ろ側に引っ張れば
無事にマフラーが外れました。
こちらのマフラーは
「サイレンサー」兼「触媒」なので結構、大きいです。
マフラーを外すと
こんな感じで、「超ショート管」になります。(笑)
以前のブログで紹介しましたが、
MVアグスタF3は
バイクメーカー「ヤマハ」が採用している排気デバイス「EXUP」と
同じ機構を搭載しているので
後ろから覗くと
集合管内に排気を制御する弁が見えますね。
余談1:
こちらの排気制御機構、ヤマハの特許ではなく、
ミクニの特許なのでMVアグスタでも使用できているみたいです。
(だっくもF3を購入してから知りました。(笑))
うん。
昔、乗っていた「ヤマハ FZR250R」と同じで、ちょっと懐かしく思ってしまいました。
ちょっと脱線しました。
ブログの続きに戻ります。
外したマフラーの
ヒートガードは日本仕様マフラーに移植するので外します。
そして、
こちらが日本仕様の触媒部分になります。
3本出る出口部分レイアウトが1本に加工されています。
外した時の逆の方法で装着します。
これは触媒部分だけなので
日本仕様の特徴でもある長いサイレンサーも装着します。
(青いタオル部分はマフラーステーで、保管時は傷付き防止の意味を兼ねて巻いてます。)
あと、
外していたタンデムステップも引っ張り出します。
画像真ん中にピンク色のチューブがありますね。
拡大すると
こんな感じ。
これは、
保管時に、タンデムステップ固定用ボルトを無くなさないためのナット代わりに使用してます。
(バイク屋で、この方法を教えてもらって「これだ!」と思って使用してます。)
で、
触媒にヒートガードを装着して、
サイレンサーとタンデムステップを装着すると
こんな感じになります。
最後に外していた右側ステップを元通りに装着すれば
車検仕様、完成です。(^-^)
余談2:
車検に通らない部分、「タンデムステップ」を外している事だけです。
書類上は2人乗りなのですが、タンデムステップを外しているので
構造上、1人しか乗れないため、車検に通らない。と、言うことです。
マフラーは本国(イタリア)仕様でも車検には通るのですが、
見た目で検査員さんに何か言われるのも嫌なので戻しているだけです。(笑)
え?
車検毎に元に戻す必要があるのに、
何故、普段はわざわざ変えているのか?ですか?
それはもちろん、カッコいいからです。(^-^)
これ以外に何もありません。
ただの自己満足なのです。
そして、車検予約の数日後、
やってきました福山陸運局
ユーザー車検に必要な書類は6枚だけ。
3枚は自分が持っていく書類。
残りの3枚は陸運局で貰って記入&印紙を貼る書類です。
まずは自分の持っていく書類から。
1.「自賠責」
自賠責は車検を受ける期限内の物。
(だっくは車検切れの車両で車検を受けたことが無いので、
車検切れの場合は必要ないのでしょうか?)
2.「納税証明書」
車検を受ける直前の年度の証明書が必要です。
3.「車検証」
以上、3点が持って行く書類です。
ここから陸運局で貰う書類3枚です。
(以前、3枚の書類で30円ぐらいしていたのですが、
ちょっと前から無料になりました。)
4.「継続検査申請書」
5.「自動車検査票」
6.「自動車重量税納付書」
上記の3枚は、陸運局にある「書き方サンプル」を元に、
車検証に書いてある情報を記入します。
記入が完了後、
「納税受付」へ書類を全部提出すると
納税額を言われるので、金額を支払うと
こんな感じで2枚の書類に印紙が貼られて返ってきます。
(画像の書類は既に車検受付後なので、受付済みのハンコが押されてます。)
書類が準備できたら受付に提出。
記入でわからないところは、空欄にして提出すれば受付で教えてくれたり、書いて貰えたりします。
受付で毎回聞かれるのは「整備記録簿はありますか?」ですが、
慌てずに「後整備で」と言えばOK。
(後日、バイク屋で一通りチェックしてもらうことをお勧めします。)
受付が完了後は
実際に車両に乗って検査レーンへ行くのですが
車検検査レーンは撮影禁止ゾーンなので画像は一切ありません。
(上記画像は2019年に車検を受けた時のもの。)
なので、文章でお伝えします。
(以前の文章をコピペしてちょっと変えてます。)
検査レーン内
だっく「よろしくお願いします。」
検査員「灯火類の確認から始めますね。」
検査員の指示通り、
「ヘッドライトHI/LO切り替え」、
「ウインカー左右切り替え」、
「ホーン」、
「ブレーキランプ点灯確認」
無事に終了。
検査員がハンマー片手にボルトの緩み確認。
10箇所ほど叩いて終了。
「車体(フレーム)番号」、「エンジン番号」の確認も無事にパス。
「排ガス検査」
マフラーに排ガス検査棒を差し込んで、しばらく待ちます。
「OK」のマーク出た。(喜)
ここからバイクに乗った状態で検査を受けます。
まず、
MVアグスタ F3のスピードメーターセンサーはリアにあるので
設定ボタンの「スピード検査項目 リア」を押して検査レーンへ。
1.「フロントブレーキテスト」
足元にある「フットスイッチ」を踏んだ状態でしばらく待ちます。
下にあるローラーがタイヤを回すので
電光掲示板に「フロントブレーキを掛けてください」と出たら
フロントブレーキをギュっと握ります。
うん。
電光掲示板に「〇」印出た。(喜)
2.「スピードメーターテスト」
車両を移動させて、フロントタイヤが乗っていたローラー部分に
リアタイヤを乗せます。
(準備が出来たら足元にあるフットスイッチを踏みます。)
スピードメーターを確認しながら「時速40km」に到達した時点で
踏みっぱなしだった「フットスイッチ」から足を離します。
電光掲示板に「〇」印出た。(喜)
3.「リアブレーキテスト」
スピードメーターテスト直後の
下にあるローラーが回転している状態で
再度、「フットスイッチ」を踏みます。
電光掲示板に「リアブレーキを掛けてください」と出たら
リアブレーキペダルをギュっと踏みます。
電光掲示板に「〇」印出た。(喜)
4.「ヘッドライト光軸テスト」
前回の車検時にLEDバルブで一度、通していますし、
その後、一度も触っていない部分なので
自信を持って検査に挑みます。
車両を指定の位置(白線が引いてありました)に止めて
足元にあるフットスイッチを踏みます。
電光掲示板に「ヘッドライトを上向きにしてください」の表示が出たので
ヘッドライト切り替えスイッチで「HI」に切り替え。
横からテスターが移動して来て
F3の前を上下左右に移動します。
5秒後、
電光掲示板に「〇」印出た。(喜)
一項目も落ちることなく、
すべての検査を通過(NGだと×印が付きます)できたので
合格印もいただきました。(喜)
やっぱり、一発合格すると気持ち良いですね。(^-^)
余談2:
こちらの画像、項目は
B:ブレーキ検査
S:スピードメーター検査
X:排ガス検査
H:ヘッドライト光軸検査
の意味です。
OKなら上記の画像通り、NGなら上から×印が付きます。
検査に合格したので、
新しい自賠責を2年分購入後、
全ての書類を受付に提出。
待つこと数分、
新しい「車検証」と
「車検シール」いただきました。
毎度のことながら、
車検に通過したお祝いに
「明治 R-1」で乾杯。(笑)
駐輪場にF3が写ってます。
備忘録:
今回の車検費用
・重量税印紙 3800円
・検査登録印紙 400円
・検査証紙 1300円
・自賠責保険 9270円
・合計額 14770円
今までユーザー車検を受けてきた中での最安値です。
2年前のF3のユーザー車検費用は17020円でした。
昨年のDUCATI916のユーザー車検費用は16380円。
(DUCATI916は13年以上経過しているので
重量税が1200円ほど高くなっています。)
MVアグスタF3さん、
これからもよろしくお願いします。m(_ _)m ペコペコ
次回予告:
みん友さん限定公開ですが、
次回は遂に「DUCATI916コグドベルト交換」のお話です。
(みん友さん限定公開の理由は、次回ブログ内で書きます。)