さだパパのブログ一覧

東京で用事を済ませた後、そのまま家に帰るのはもったいないと、今まで泊ったことがない御殿場市で、温泉付きのビジネスホテルを予約して一泊しました

周辺観光をして温泉を楽しんで、お酒を飲んで・・・夫婦水入らずです

観光は私が事前にピックアップして用意した中から選択しましたが、その中でも「旧岸邸」と「とらや工房」はなかなか普段お目にかかれない上質な空間で、気持ちよく過ごすことができました

まずはとらや工房、瀟洒な竹林を通り抜けた場所に工房があり、茶店で飲食可能です
せっかくなので、妻はお汁粉を、私はどら焼きを食べました、ちょっと高いですが、う～ん美味しい、お汁粉はこんがり焼けた餅の香りと、控えめな甘さの粒あんのハーモニーがイイ！どら焼きは昔ながらのどら焼きと言うか、なんだかとても懐かしい感じで、派手さはないけれど昔からの味としてこれまたイイ！
お替り自由の煎茶とともにゆっくりと味わいました

その後森を通り抜けて旧岸邸へ
ここは、ボランティアの解説員さんが見えるので、解説を聞くことをお勧めします、めっちゃ笑わしてくれて面白かったです

建物は数寄屋造りを基本に贅を尽くした作り、見た目の派手さではなく、上質さを追求したつくりで、設計者の考えだけではなくかかわった大勢の職人さんの丁寧な仕事がぎっしりと詰め込まれており、とても上質な空間で心地よい時間を過ごすことができました

写真はダイニングの窓ですが、窓を開ければ引き込み窓なので大空間の開口で絵画のようです

障子を閉めると、今の時期は陽が低いので、差し込む陽で紅葉などの葉の形が影になって障子に映えてとてもきれいでした
真夏だと陽が高く、障子に影が映りこむことはないようで、今の時期（昼下がり）が低い位置から陽が差し込み、一番いい季節のようです


最近、上質とはほど遠く、やみくもに豪華さを強調するような、少々下品な邸宅が多いですが、上質ってこういうことなんだろうなと実感した次第です


翌日、ホテルをチェックアウトした後で、最近よくないことが続いていたので、法多山（通称「はさみ神社」）と言う「厄切り」のご利益があるという神社があるというので、パワースポット巡りをしてから家路につくことに
はさみで厄を切るという縁起の良い神社だそうですが、現代では厄切りだけではなく縁切りの願掛けも多いようで、境内に下げられた絵馬を眺めていると、なかなかに生々しい人間の縁切りを祈願する絵馬が多くてびっくりです

妻とおみくじを引きましたが、二人とも「大吉」ちょっとだけうれしい気持ちになり、神社を後にしました

高速に乗り旧東名をひた走りますが、もうずっと車線規制で60～90ｋｍ/ｈで上下して快適とはほど遠い状況、高速道路は一定速度で快適に走りたいものですね

途中で妻が「帰りに浜松餃子を食べたい」と言うので、浜松ＩＣで降りて街中でいいお店を物色、10年ほど前に一度浜松餃子を食べに行ったことがあるのですが、事前に調べた有名店で食べたのですが、あまり美味しくなくてがっかりしたことがあり、今回はそのリベンジです
スマホで「浜松餃子　地元民　人気」なんて感じの検索でヒットした店の中から選んだのですが、大正解！
お店についたら満席でしたが、食事中の皆さん近所の人ばかりで皆一様においしそうな顔をしています、期待を膨らませながら空いた席に案内され、いざ実食・・・うまい！！
今回はかなり美味しい浜松餃子にあたりました、リベンジ成功です！！

今回ものんびり高速道路旅でしたが、こんなんだったら周遊パスを買った方が良かったかと次回の旅程を組む際に検討が必要だなと課題が残りました