さだパパのブログ一覧

私はお風呂場で脳幹梗塞により倒れましたが、本当に運が良かったのか、自力でふろから出て寝室まで移動することができました。詰まった血管が毛細血管だったため、本当に小規模の脳細胞の死滅で済んだことが大きいのだと思います。
もしも毛細血管よりも太い血管が詰まっていたら・・・きっと私は死んでいたか、生きていても大きな障害を抱えることになった、その差は運だけなんだろうなと考えています。

さて、私の症状は、眼の能力に異常はなく、あくまで眼を制御する機能が失われた結果、右目と左目でバラバラの方向を見てしまうため、左右で見える画像にずれが生じる「複視」という状況です。
イメージがわかないかもしれませんが、眼玉を上下に動かすと、片方の目は上下に真っ直ぐ動くんだけど、もう片方の目は反対の眼の6割程度しか上下に動かないうえ、左右に細かく動きながら上下するという状態でした。
双眼鏡でいえばレンズは正常なのに、左右のレンズをつなぐ蝶番が壊れて、左右でバラバラの方向を向いているため、見える映像が違っている状態と同じようなものです。

入院初日は上記の状態で、病室の窓から遠くを見ると、世界が二重にダブった状態でした。おまけに左目で見る映像は水平だけど、右目で見る映像は右下がりの斜めに傾いていたため、頭がくらくらする状態でした。この時考えていたのは「このままの状態だったら車の運転もできないし、バイクにも乗れない、仕事復帰なんて絶対に無理だけどどうしよう」でした。
ただ、片眼をつむって片方だけで見れば、遠近感はないけれど単一の映像が見えるので、家族とのラインでの連絡などは片目でスマホを見ながら打ち込んでいました。目が疲れるので最小限の連絡しかできませんでした。テレビなんて見る気にもなりませんでした。

入院2日目の朝、目が覚めて最初に窓の外を見たところ、前日よりも左右の眼の映像のずれが小さくなっていることに気づきました。相変わらずずれているのですが、そのずれ幅が小さくなっているのです。これには本当に喜びました「この調子で回復すればちゃんと見えるんじゃないか！」ってね。
ただし、右目の映像は斜めに傾いたままなので、このままだと左右の眼の映像が近づいたとしても、完全にシンクロすることはないかもしれないと不安を感じていました。

入院3日目の朝、早朝に窓の外を見ていたら、前日よりも左右の眼の映像が近づいているのに気づきました。まだシンクロしていませんがかなり左右の映像が近づいてきました。
終日窓の外の遠景を見ていたのですが、不意に視界の中央部分が極めて狭い範囲ですが一つに見えるようになりました。これには小躍りして喜びました。
ただし、左右で重なった部分は中央部分だけですから、例えば自動車をピンポイントで見ると、自動車が走る道路がＶ字型に開いて見え、おまけにそのＶ字型の道路を1台の自動車が2台になってそれぞれ走って行くように見えるのです。これはこれで脳がとても疲れてしまう状況でしたが、なにより左右の絵で見る映像の一か所だけでも重なったことは喜ばしいことでした。

入院してからずっと発症前の生活リズムを崩したくなく、朝の5時に起床して8時の朝食まで窓の外を眺めて自己流ですが視覚トレーニングを実施していました。
入院4日目の朝、いつものように外を眺めると、前日は視界の中心部分が丸く一点だけ一つに見えていたのですが、それがお弁当箱のように四角い範囲で少し広く一つに見えるようになりました。
脳幹梗塞発症から四日の間に、梗塞により死滅した脳細胞の周囲の細胞が、リカバリーするためにどんどん活性化しているんだろうと実感しました。

入院5日目の朝、窓の外を見ると、真正面の中央部上下５度ほどの範囲ですが右から左まで一つに見えるようになりました。これは本当にびっくりしました。
しかし、眼玉を上下に動かすと、左右で動きが同調していないうえ、上下の可動範囲がばらついており、視界の上側と下側は完全にずれて二重に見えていました。

眼が疲れたため、続きは追って投稿します。

脳幹梗塞の治療から退院して、職場復帰に向けて自宅療養を続けているところですが、視覚に問題があるだけで身体は動くので、散歩と遠景を見ながらの視覚回復に日々努めている状況です。とはいえ、それだけでは時間も余るので、少しづつリハビリ以外のこともやってみたりしています（というよりも、これも視覚回復のトレーニングの一つだと考えています）

私の下駄バイクであるアドレスV125ですが、経年劣化でシート表皮に穴が開き、雨上がりなどはお尻が濡れる状況になってしまいました。このままでは悪くなる一方で、人間の身体と違って「治る」ことはありませんので、修理をしなければなりません。

シート丸ごと新品（社外品）に交換することを考えましたが、社外品で考えても結構な金額がします。シートのあんこに破損が見られないので、シートを張り替えることにしました。
ネットで調べると、NTBの車種別専用シート表皮が張りやすいとの評判だったため、NTBに決定しました。ポチっと購入ボタンを押したら二日ほどで手元に届きました、さすが日本製で国内発送なので速いなぁ。

さっそくシートを車体から外してシート表皮を止めている針を、マイナスドライバーでサクサク抜いていきます。針を抜き終わったら表皮を剥がします。シート基材とあんこ、そして表皮が綺麗に剥がれました。


表皮上面に劣化で穴が開いていましたが、そこからシート内部に入った雨は、あんこを濡らしつつ下の方に移動します。実際にあんこの前側の左右両下端部は、染みこんだ水で濡れた状態でした。猛烈に暑くなったコンクリートの土間にあんこの濡れた場所を押し付けて、強制乾燥です。


NTBのシート表皮は、車種別専用品であると同時に、表皮前後にセンターを白い線でマーキングしています。これが実際に張り替えをするときにはとても便利。簡単に位置決めができるので、表皮をあてがったシートを何度もひっくり返して確認しなくてもいいので、作業がはかどります。


表皮をシートの前と後ろで固定したら、続いて左右両側をぐっと引っ張って針で固定します。パンパンと1~2か所づつ固定すればいいでしょう。
あとはシート前後の角部を強く引っ張りながら針で固定して、残る直線部分は針と針の中間部分を固定して、また中間部分を固定してと、徐々に針と針の間隔を狭くしていきます。
最終的には針が連続して打ち込まれていればOKです。
写真は順番に張りを打ち込んでいる途中の写真です、少したるみがありますよね。


ここでシート張り替えの裏技を一つご紹介します。
業者さんはエアータッカーという高圧空気で針を打ち込むハイパワーのタッカーを使用して、バスバス打ち込んでいきますので、作業が早いうえ綺麗に仕上げてくださいます。
しかしDIYではエアータッカーなんて使えませんから、ダイソーの300円のハンドタッカーや、ホームセンターで売っている500円前後のハンドタッカーを使うことが多いと思います。
かくいう私もカインズホームで購入した安いハンドタッカーを使用しています。
ハンドタッカーはパワーが弱いため、針がシート基材の樹脂に上手に刺さらず失敗することが多いのですが、作業前に針を少し加工してやると格段に作業性が良くなります。それは針の先端をやすりで斜めに削って尖らせることです。
普通の針の先端はこんな感じですが


先端をやすりで削るとこんな感じになります


たったこれだけで、パワーの足りないハンドタッカーでも、針が簡単に刺さるようになります！

そんなこんなで完成です


シートが綺麗になるとバイクへの愛着が少し増します(笑)
シートをガムテープで補修している方などは、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。思ったより簡単にきれいで快適になりますよ！

病気の中でも、脳梗塞や脳卒中という病気は、ある日あるとき突然に起きるものですね。私も自分が脳幹梗塞で倒れるなんて、これっぽっちも考えていませんでした。

7月15日も暑い日でした。日中はアーチェリーの練習などで汗をかき、帰宅後は家のことで汗をかき、いつものように夕方から晩酌しつつ夕食を食べ、お風呂に入りました。妻と子供は2階の寝室に上がっています。
湯船につかった後、洗い場の椅子に座りタオルに粟立てていたその瞬間、突然目の前の景色が二重になると同時に、右半身の力が抜け、私の身体は右に倒れ、湯船の縁にほぼ横倒しにもたれかかってていました。
今考えると声も出ずに、必死にもがいて左手で起き上がり、右足を左手でつかんでちゃんと座り直した次の瞬間、再び身体が右に倒れました。

起き上がりと転倒を数回繰り返した後、これは危ないと脱衣所に移動し、身体を吹くこともできないまましゃがみこんでいたところ、2階から妻が下りてきて脱衣所にしゃがみ込む私を見て「どうしたの？飲みすぎたんじゃないの、身体拭いて2階に上がって寝なさいね」と声をかけてきました。私は何と答えたか覚えがありませんが、う～とかあ～とか返事したように思います。

なんとか自分で服を着て2階に上がり、自分のベッドで横になって眠りましたが、どうもいつもより大きないびきをかいていて、妻は不思議に思ったようです。

翌朝いつものように5時に起床したのですが、眼に見えるものがすべて二重になっています。こんな二日酔いなんてしたことないと思いながら、1階に降りていつものように一人で朝ご飯を食べようとしますが、どうにも二重に見えるので支度ができません。仕方なく椅子に座っていたら妻が起床して降りてきました。

私の様子を見て「どうしたの？二日酔い？」なんて言っていましたが、私の具合を見るうちに、ちょっと脳梗塞か何かおかしいことが起きているのではないかと感じたようで、これはまずいと病院に行こうと言います。救急にかかろうかと思いましたが意識もあるので外来で診察を受けようということになり、市民病院に向かいました。

診察の結果は、中脳の毛細血管において発生した脳幹梗塞で、身体の機能障害は起きていないが、視覚をつかさどる部分が死んでいるとのこと。即入院でそこから1週間炎症を抑える薬や血液をサラサラにする薬など、24時間連続点滴を処方されました。
具体的な症状としては、左右の眼の機能は正常だが、それをコントロールすることができなくなっており、上を見ようとしても、左目は上を向くのに右目は少し上までしか向かない。おまけに正面を見ても右目と左目がてんでバラバラの方向を見ているので、脳に届く映像は二重になっていて一つに重ならないという状況でした。

身体は思った通りに動くのに、眼も見えるのに、脳に届く映像が二重であるということは生活するうえでこんなに不便なものかと感じると同時に、このまま機能が回復しなかった場合どうなってしまうんだろうと、猛烈な不安に襲われました。

中脳の梗塞により死んでしまった部分は回復することはありませんが、その周辺がどうにかリカバリーしてくれることを期待しつつ1週間ほどの入院生活においてリハビリしていました。

幸いなことに、日がたつごとに少しずつ視覚が改善され、退院するときには遠景であれば二重に見える複視はほぼ解消されるまでに改善されました。足元など近いところはまだ二重に見えるため、そういったことは片目で見ることで対処していますが、眼がとても疲れてしまいます。

現在自宅療養中ですが、職場復帰までに発症前に近い形まで回復できるように頑張るぞ！！そして車の運転やバイクの運転もできるようになるぞ！！
それが今の私の目標となっています、頑張ります！！


入院して感じましたが、私の場合は本当に運が良かっただけだと思います。脳幹梗塞の場合、もう少し太い血管で梗塞が発生していたら、死んでいたと思います。また別の場所であれば身体機能への後遺症が考えられ、退院後もずっとリハビリと周囲の助けが必要になってしまったかもしれません。
私は毎年人間ドックを受けていて、特に問題は指摘されていませんし、今年も7月11日に人間ドックを受診したばかりで、受診の際は特に問題を指摘されることもありませんでした。
毎日１万歩は歩くように意識して、通勤時は地下鉄一駅分歩くなど人一倍運動にも気を付けていました。また1年ほど前に血圧が130を超えるようになってからは、内科を受診して高血圧の治療をはじめ、減塩に注意し降圧剤も飲んでいました。
ただ一つ日常的な多量飲酒を続けていました。
今回の入院で栄養指導を受けましたが、この日常的な多量飲酒がすべてを相殺しているとご指導いただきました。これからは酒と上手に付き合うように心を入れ替えようと思います。

皆さんも健康管理は十分気を付けてくださいませ。

今回、アーチェリーの大会に出場するため、妻と一緒に名古屋から東京にソリオで走りました。
行きは6月28日で静岡県に線状降水帯が発生し、集中豪雨と濃霧で前が見えない状況で、高速道路が通行止めになるかも？という状況の中、必死に走って上京しました。
帰りは、都内の下道を20㎞ほど走ったうえで高速道路を使って帰りました。ガソリンが心配だったので海老名SAで20L給油して、帰宅後にいつものコストコで給油です。
高速道路では195円/Lでしたが、コストコは156円/Lと40円近く安くて、価格差にビックリです。

実燃費は19.8㎞/L、メーターの燃費計も19.8㎞/Lとメーターと実燃費が同じになったのは初めてです。

長距離を走るときには、妻と交代して互いに仮眠をとりながら走ります。妻は東京都内の首都高を走るのが嫌いなので、東名を走りたいと言います。したがって東京に行くときは大抵浜松辺りから駿河あたりまでを妻が走り、その前後を私が走るというパターンが多いです。

妻はACCを使わないというか使えない（何となく信頼できず怖いそうです）ので、自分でアクセルを踏んで運転します。高速道路では大型トラックの後ろについて一定速度で走るそうです。いろいろなトラックがありますが、ビンゴ通運の後ろについて走るのが一番疲れないと言います。

そして私はせっかくついているからとACCをフルに活用して走ります。

今回は少しACCの挙動が気になったため、私も自分でアクセル操作を行って運転してみましたのでレポートします。

今回高速道路の120㎞規制区間で、ACCを100㎞/hに設定して走っていました。周りのトラックもおおむね100㎞/hなので問題なく走れます。しかしスピードメーターをよ~く観察していると、101～102㎞/hまで速度が上がったらアクセルがオフになり98㎞/hくらいまで落ちます。すると今度はアクセルを開け目にして加速し、再び101～102㎞/hまで速度が上がるとアクセルがオフになり・・・それが繰り返されるのです。
メーターの燃費計を見ていると、加速時には燃費がグッと悪くなり、設定速度を超過してアクセルがオフになると燃費計の数値は良くなるものの、すぐに速度が低下するので再びアクセルを開けて加速して・・・その繰り返しになり、設定速度の100㎞/hでパーシャルに走るということができていません。そのため、燃費は20㎞/Ｌを超えていかないのです。

私がACCを使って高速を走り、18㎞/Lほどの状態で妻に運転を交代し、そこから妻が150㎞程度走行した時の燃費を比較すると、ほとんど変わっていない、というより途中で目を覚ましたら妻も結構な速度で走っているのを見て、ちょっと驚いたということもあるので、ACCと妻の自分制御がほとんど同じ燃費というのにちょっと驚きました。

そんなこともあり、帰り道は私もACCを使わずアクセルを一定にして巡航速度の波をなくすことに気を付けて燃費の変化を確認してみました。すると・・・自分でアクセル操作したほうが燃費は良くなることがわかりました。
思い返してみると、新車の時にはACCの制御はもう少し精度が良かったように思いますが、徐々に制御が荒くなっているように感じました。

そうはいっても、アクセルの制御から解放されるACCはとても便利なので、これからもガンガン使いたいと思いますが、速度の波が今よりも大きくなるようであれば、ディーラーにでも相談してみようかなと思います。